きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

自然公園に「空蝉」という名の抜け殻を探しに行ったというだけの話

セミのぬけがら……


先日Twitterにヒグラシらしきセミの抜け殻の写真を投稿したのですね。

 

 


この抜け殻……改めて調べてみるとどうやらヒグラシではなくツクツクボウシだったようです。
大きさが似たセミの抜け殻の判別はとても難しいのですね……。


ところで、セミの抜け殻は「空蝉(うつせみ)」などと呼ばれ、昔から人々に親しまれていたのですね。

「空蝉」という名称は俳句の夏の季語にもなるほどですし、昆虫好きな少年少女で夏にセミの抜け殻を集めたことのない人はまずいないでしょう。

どうやらセミの抜け殻には人々を引き付ける言い知れぬ魅力があるようです。


ですが……ちょっと気になったのですが……そういえば最近あんまりセミの抜け殻を見ない気がするのですね。

昔……子供のころは、夏になるとまるで夏の木の実が実っているかのごとくそこかしこに抜け殻がくっついており、洗面器が一杯になるほどたくさん集めたものです。

ですが最近は洗面器一杯どころか2,3個さえ見つからない気がします。

セミは全国的に数が減っていると言いますし、現に鳴き声もあんまり聞こえません。ひょっとしてその影響なのか知らん……。

それとも単に探す場所が悪いだけなのだろうか……。


きっともっと自然が豊かな場所なら、抜け殻もたくさん見つかるに違いない!


……と、いうわけなので……、近くの自然公園に行ってみたのですね。

 

町田市の自然公園


今回私が訪れたのは東京都(元神奈川県)町田市にある公園でして、芹が谷公園というところなのですね。


……結局また町田に来てしまったのですね。このブログでは割とお馴染みの地名です。


ここは自然公園から商店街、はては神社やらデパートやら家電量販店やら色々と面白いものがあっておまけにうちから割と近いので、何かと理由をつけてはちょくちょく訪れてしまうのですね。


きっとここならいい抜け殻がたくさん落ちているに違いない!


……と意気込んで来てみると……思った通り、たくさんあるのですね。地面に落ちている子もいましたが、殆どはちゃんと木や葉っぱにしがみついて羽化当初の姿形を保っているのですね。

おまけに頭上からは凄まじい音響でセミの声が聞こえてくるのですね……きつねの心配は早くも杞憂に終わったようです。


なんにせよたくさんありすぎてとてもじゃありませんが撮影しきれなかったので、ここは私の独断と偏見で適当に見繕ったいくつかの写真だけを載せておくことにします。

 

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アブラゼミの抜け殻なのですね。

植物の茎の塔をのぼり、その途中で羽化するというなんともありきたりなシチュエーションではありますが、言い知れぬ力強さを感じて思わず撮影してしまったのですね。

セミは羽化してから1,2週間で寿命を迎えてしまうと言われており(実際は1カ月程度生きることがわかっていますが)、カゲロウと並んで「短命の虫」の代名詞的存在になっています。

ですがカゲロウが「儚さの象徴」と言われるのに対しセミはそんなことはありません。


……きっとそれは、セミがそのがっしりとした体格や実際の力の強さ、また体の大きさに似合わないほどのうるさい音量で鳴くことができるという能力、また成虫になると口が退化してものを食べられないカゲロウとはちがって羽化しても相変らず旺盛な食欲を見せつけるという点などが相まって、「短命だがパワフルな昆虫」という印象を与えるからなのでしょう。

儚さを象徴するカゲロウに対しセミ「太く、短く」というみんなが憧れるこれからの時代の生きざまを象徴しているに違いありません。


きっとこの抜け殻から出てきたセミもこれから1か月の間森中に響くであろう大音量でお嫁さんを求めてジャイアンの歌声のごとき愛の騒音を鳴らし続けるに違いない!

ええ、まぁ、写真ではかんじんのところが隠れてしまっているので、この子の性別はわからないのですが……。

 

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ちなみにこの塔の上にはもう1匹抜け殻があったのですね。

……斜めになっているという、なんとも中途半端な体勢です。

羽化という一生に一度の晴れ舞台をこのような半端な体勢で迎えるなんて……きっとこの子は相当なバランス感覚を備えた器用なセミだったに違いありません。

 

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ですが上には上がいるものでして(?)、こちらの子はなんと逆さまなのですね。

……セミが羽化するときの体勢には特に理想も決まりも無いようです。

みんな本当に思い思いの格好で羽化に臨んでいたのですね。

 

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ですが、先ほどの子よりもさらに上を行っているのがこの子なのですね。

逆さまでもさらに頭を下に向けて……まっさかさま!

重力の助けを借りて出てくるつもりだったのか、はたまたこの体勢が好きなのか、定かではありませんが、こんな体勢でお着替えができるなんて、本当に器用なものです。

でも前足が葉っぱから外れていますから、もしかしたら羽化当初はもっと安定した体勢だったのかもしれません。


……こうして色々な妄想……じゃない、思いを巡らせることができる辺りも抜け殻の魅力なのですね。

化石と同じように、抜け殻には羽化当時の様々な情報が詰まっているのですね。


空っぽなのにパワフルなオーラを放っているところといい、羽化時の情報を記録しているところといい……こりゃ「空蝉」が人々の心をガッチリつかんで夏の季語になるわけです。


うん……?
と、いうことは……!

抜け殻は基本的に「その場から動かしてはいけない」ものなのですね、きっと。

むしろ抜け殻がとまっている木や葉っぱも含めて1つの完成された芸術作品となっているようです。

考えてみれば抜け殻とはその葉っぱや木などの足場に合わせた体勢で止まっているわけですから、一度その場から外してしまうともはやその体勢の意味が成り立たなくなってしまうのですね。


きつね、撮影した時に思わず抜け殻をいくつか持ち帰りたいと思い、またその手段が無いことを非常に残念に思ったのですが、写真を撮るだけでよかったのですね、きっと。


……ちなみに私の鑑定が正しければここまでの写真は全てアブラゼミなのですね。

 

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面白いのがあったので思わず撮影してしまいました。

なんと抜け殻の行進です!

種類の違うセミがこんな風に同じところで羽化するなんて面白いですね。
(縦に撮影したのですがこちらの方が面白い気がしたので、画像を敢えて横向きにしています。)

手前の小さな2匹はツクツクボウシでしょうか。
奥の左側の子はミンミンゼミに見えます。
とすると奥の右側の一番大きな子はアブラゼミ………うん?こ、これは………。


……この抜け殻、大きさといい模様といいきつねにはクマゼミに見えるのですが……きっと気のせいでしょう。


クマゼミは透明な翅とシャァシャァという鳴き声が特徴的な、大きな黒いセミですね。

このシャァシャァ音が実はミンミンゼミの鳴き声と同じ音の成分で出来ているらしく、セミにとっては同じに聞こえるらしいのですね。

紛らわしいので両者は住む場所を変えて棲み分けをしているようです。

そしてクマゼミ南方の温かい地方に住んでいるセミですから、本州にはほとんど生息していないはずです。

ええ、まぁ、きつねが子供のころよく行った広島にはたくさんいたので、私はクマゼミと言えば真っ先に広島を思い浮かべてしまうのですが……いずれにせよ東京にこんなセミがいてたまるか!


……と言いたいところなのですが、もしかするとこれは本当にクマゼミかもしれません。

実はクマゼミは昨今の地球温暖化のせいかどんどん北上してきているようで、最近では既に東京23区も陥落しているとかいう噂もあるとか、無いとか……。

ええ、まぁ、私もこの辺りで実際に鳴き声を聞いたことがあるので、これがクマゼミだったとしても別に今さら驚くようなことでもないのですが……。


クマゼミ以外にも、キマダラカメムシだのアオドウガネだの、南方の昆虫が温暖化の影響で北上してくる例は結構あるようです。

むしろキマダラもアオドウガネも今では普通にこの辺で見かけるので、私はそもそも彼らが南方の昆虫だなんて知らなかったくらいです。


生き物というものは自然界に存在するそれぞれの居場所(ニッチ)を絶妙なバランスで棲み分けることで生活しているわけですから、このような北上は割と深刻な問題なのですね。

じっさいキマダラカメムシは棲み分け相手であったクサギカメムシを、またアオドウガネも対を成していた(?)ドウガネブイブイを、それぞれ駆逐しながら進撃を続けていると言われています。

そしてクマゼミと対を成している(?)相手はミンミンゼミ……つまり、このままクマゼミが北上を続けたらミンミンゼミがいなくなってしまう可能性も……あるとかないとか。

こっ、これは………!!

ひじょうにまずい状況なのですね。
ちょうどコンビニのチキンのクオリティアップに伴いKFCの肩身が狭くなってしまったのと同じように、やがてセミの鳴き声の代名詞ともいうべきミンミンゼミのミンミンという声は、クマゼミのシャァシャァに取って代わられてしまうに違いありません!

こ、これは………

進撃の巨蝉……なのですね。

 

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面白そうだったので横からも撮りたかったのですが……ぼやけてしまいました。

やはりスマホカメラではなくデジカメを持ってくるべきだったか知らん……。

なんにせよ私は毎回自分のカメラと撮影技術の限界を感じてしまうのですね……。


余談ですが散々写真撮影に夢中になった後、何の気なしにこの木の裏に回ってみると……なんとスズメバチさんがアブラゼミを解体しているところだったのですね。
アブラゼミさんは木に止まったままお亡くなりになっていましたが……あれは自然に死んだのかそれとも仕留められたのだろうか……。

いずれにせよ、邪魔をすると確実に怒られそうだったので慌ててその場を離れてしまったのですね。


つまり、ハチとセミのツーショットは残念ながら撮影できませんでした。

本当は撮影したかったのですが、不用意に近づけば「アンタ、ナニ撮ってんの!」となるに違いありません。いやむしろあの時私はひじょうに危険な状態にあったのですね。


それにしてもこんな危険な現場に気付かずにすぐ裏側でのんきに抜け殻の行進を撮影していただなんて……。

ちょっとしたホラーなのですね。まぁ、相手も解体に夢中でこちらには気づいていなかったわけなのですが……。

 

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こちらは上手い具合にカメムシの子供とセミの抜け殻とが共演しています。

なんだか卒業生とそれを見送る在校生のような雰囲気なのですね。

両方とも同じ半翅目カメムシ目)の昆虫ですから、この取り合わせは理にかなっているのですね(?

カメムシの種類はわかりませんでしたがセミはミンミンゼミ……かな……?
アブラゼミとの区別が非常に難しいのですね……。

カメムシちゃんはこんなところにいて木の汁を吸えるのだろうか、とか、スズメバチに狙われたりしないのだろうか、とか、いろいろと気になることはありますがまぁ置いておきましょう。

 

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アブラゼミ……多分。

………これはなんとなく撮っただけなのですね。

1枚目に同じく登っていく姿が力強いのですね。


またセミの抜け殻はどういうわけか抜け殻であるにもかかわらず生き生きとした雰囲気がするのですね。

まるで今にも動き出しそうな……。


大抵の昆虫の抜け殻は弱々しく、すぐに潰れたりバラバラに壊れてしまいそうで、いかにも「抜け殻」然としています。

ですがセミの抜け殻は綺麗に「抜ける」前の形を保っているのですね。

セミの外骨格がそれだけ頑丈だということなのでしょうが、おそらくそれが抜け殻にある種の「力強さ」や「生き生きした感じ」を与えているのでしょう。


……これは季語になるのですね。

 

ハチが怖い森の中


さて、このような面白い抜け殻を撮影してしまった以上、他にも無いか気になってしまうのですね。

注意してみれば森の中は色々なものが見つかります。

鳥に襲われたのかバラバラになってしまったセミ……はよく見ますが、なんとこの時はカブトムシが落ちていたのですね。

殆ど前胸部から先しかありませんでしたが、近くを小さなアリさんの行列が通っています。
きっと食べられる場所を探していたのでしょう。


そこは小さな……人ひとりがやっと通れるような、丸太で補強された土の階段になっており、奥にはさらに開けた場所と、その向こう側には崖の上をゆく道が続いているのですね。


……なんだかおもしろい抜け殻が見つかりそうな予感がします。

思わず私はカブトムシの残骸をまたいで奥へと歩みを進めてしまったのですね。


……やめておけばいいものを。


階段を上ってすぐの開けた場所は、小さな崖を平たくて丸い広場に乗せたような複雑な形をしています。
真っ直ぐ行けば小さな崖の上ですが、登ってきた場所のすぐ左にもある階段を降りると、そこから崖の下に降りられるのですね。

そこからさらに広場のふちに沿って真っ直ぐ進めば広場を抜け、奥にある大きな崖の上を通る道に出ます。

広場の中にも崖の上にも何本も木が植わっているため、その表面に抜け殻がありそうな気がしたのですね。


……ですが、私の抜け殻探しはそう長くは続きませんでした。


広場に入って早々、登ってきたばかりのカブトムシの階段の上を、スズメバチが1匹こちらに向かってくるのですね。

飛び回っているので詳しくは見えませんでしたが、たぶんキイロスズメバチだと思うのですね。残像が綺麗なオレンジ色です。


おそらく先ほどセミを解体していた子と同じ種類……というより、同じ巣の仲間であると思われます。


ハチは地面近くを這うように蛇行しながら飛んできます。

動きからして落ちている食べ物を探している様子でした。


スズメバチは大人になると樹液や花の蜜、幼虫が出す栄養液などの液状の食物を食べるようになりますが、幼虫時代は他の虫の肉を食べるため、働き蜂が狩りをおこないそれらを集めるのですね。
このハチもどうやら適当な獲物もしくは落ちている遺体を探していたようです。

私には彼女が「ごはんごはん」などと連呼しながら飛び回っているのが聞こえてくるようだったのですね。


いずれにせよ……まずいものに出遭ってしまいました。
これはもはや抜け殻探しどころではありません。エンカウントする前に反対側にいくしかないのですね。


ごはんを探しているだけで積極的に襲ってくることはないとわかってはいるのですが……こちらに向かって飛んで来られるとやっぱり怖いのですね。
それに地面ばかり見ながらあんなジグザグな飛び方をして……近づこうものならうっかりぶつかってしまいそうなのですね。


そうしたらやっぱり「ちょっとアンタ!ドコに目ェつけてんのよ!?」となるに違いありません。


その場に根が生えたように突っ立ちながら見ていると、ハチは例のカブトムシの残骸に気を取られたようです。
「カブトムシ!」と言わんばかりに喜び勇んで一旦は地面に降りたのですね。

これは……きっとあれをお持ち帰りしていなくなるに違いない。

ほっとしたのもつかの間……ハチはすぐにまた顔を上げました。

私には「あら、殻しかないわ……」というハチさんのつぶやきが確かに聞こえたのですね。

おそらく食べられそうなところはアリさんたちが全部持って行ってしまったのですね。さすがにスズメバチでもカブトムシの殻なんて硬いものは食べられません。こ、これは……ひじょうに嫌な予感……。

そして案の定、ハチさんはまた「ごはんごはん」とこちらに向かってくるのですね……アリさん!!!

とりあえず左側の階段から小さな崖の下に逃げようと思ったのですが、それも問題でした。

なんと……こちらからも来ます。また別の「ごはんごはん」が!


きっとカブトムシを持ち帰ろうとした子……いや、おそらくセミを解体していた子とも同じ巣の姉妹に違いありません。
おそらくこのあたり一帯は彼女らの巣のお庭なのですね。


……この瞬間、私は思い出しました。

そうです。夏の森ではこういうことがあるのですね。しかも割と頻繁に。

子供のころ……何度ハチに退路を断たれ、仕方なく本来行きたかったはずの道とはちがう道に進む羽目になったことか……。

森に長居するときは五感を研ぎ澄ませ、常にハチの羽音と姿を警戒していて、ちょっとでも姿を見かければ一目散に反対方向に逃げたものなのですが……、


見事に記憶から抜け落ちてしまっていました。
夏にこうやって森へ出かけるなんて、長い間やっていなかったものですから。


いやはや……私もすっかり野生を忘れてしまっているのですね。


きっとこれからは縄とハーネスに繋がれ、よく訓練された犬たちに交じってドッグフードをもらいながら人間たちに尻尾を振って生きていくのだろう。

私はむしろキャットフードの方が好みなのですが……だの、犬小屋よりもお庭に穴を掘ってそこに住みたいのですが……だのという個人的な注文は一切受け付けてもらえず、「右の子がワンと鳴いたんだからあなたもワンと言いなさい」だの、「みんながそりを引いているのだからあなたも手伝いなさい」だの、「Aちゃんはお手ができるのに、なんであなたにはできないの」だのというみんなまとめて十派ひとからげにステレオタイプでこうだ、そうだ、こうあるべきだと決めつけられてしまう「出る杭は打たれる」的な環境でひとりだけ馴染めずに生きていく羽目になるに違いない!

私の得意な耳やジャンプや頭を使った仕事のやり方は完璧に無視され、評価もされず、ただひたすらにチームの和を乱さないよう気を付けながら犬たちにも頭を下げ続けるハメになるんだ、絶対そうだ!


……もはや暗い未来しか見えないのですね。


いや!今はそんなことを考えている場合ではありません!

なんとかして………この危機的状況から脱出しなくてはッ!!


階段を使わなくても、崖を直接滑り降りれば崖の下には行けます。
そうすれば後から来たスズメバチの背後に逃げることができるのですね。

小さな崖と言ってもちょっと高いですし足元がなにぶん不安定ですが……ええい、この際やってやろうか!


そう思って覚悟を決めた矢先、奇跡とも言えない小さな奇跡が起きたようです。


なんと、カブトムシの階段の方の「ごはんごはん」がいなくなっているではありませんか!

カブトムシが殻しかなかったので諦めて別の場所に行ったのか、それとも反対から来る仲間の姿を見つけて「ここはアイツに任せるか」と身を引いたのか、定かではありませんが……、

……なんにせよ、これは吉兆です……いや、見たまんまです!


……元来た道を戻るだけなのですね。


どこかに隠れているだけだったらどうしようと思ったのですが、最初のスズメバチは本当にいなくなっていたようです。

とりあえず無事この囲い漁のごとき包囲網から抜け出すことができたのですね。

……あまりにも慌てて戻ったのでアリさんの行列を踏んづけてしまわなかったか不安なのですが……。


割とたくさんあった抜け殻


なんにせよ……セミが減った減ったと言われている割には公園の中は抜け殻だらけでしたし、セミ自体もまだたくさんいるようでしたから……そこはひとまず安心しました。

ええ、まぁ、本当に公園の中だけかもしれませんから油断はできませんが……。

もしかするとここはセミの最後のフロンティアのうちの1つなのかもしれない……。

 

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ところで、セミやハチ以外にも実は他にも虫に遭遇していたのですね。

公園の町田駅側の出入り口の近くにこんな子たちがいました。

……これはタテハチョウとカナブンでしょうか。チョウチョの方は翅が閉じたままなので種類までは特定できなかったのですが……2匹仲良くこんなところで木に頭を突っ込んで一体ナニをやっているのだろうか……。


いやはや……セミも昆虫もこの公園の生態系も、守り続けて行かねばならないと思った一日だったのですね。


町田には他にも薬師池公園なる自然公園があるそうですから、今度行ってみたいのですね。

既にダンゴムシじゃない「だんごむし4」 スイングと同じ方向に進化?

ついに……出たのですね!

しかもたぶん初日に遭遇できたのですね。夏の暑い中ヨドバシさんで待っていた甲斐がありました。


………バンダイさんのガシャポンシリーズ、「だんごむし4」のことなのですね。


シリーズに関してはこちらに公式サイトがあるので知らない方にはこれを見て頂くとして……。

 

gashapon.jp


……とにかく!

今までこれは第1弾~第3弾、そして番外編の(?)「まるまるスイング」の計4つのシリーズが発売されていたわけなのですが、今月晴れてその最新作である第4弾が出たのですね。

 

だんごむし4

さて……問題の第4弾です。

このシリーズはその名前の示す通り、ラインナップすべてがダンゴムシで構成されており、基本的には単純なカラーバリエーションで商品の種類を増やしているだけなのですね。

……つまり、弾ごとに色こそ違っていますが、すべてダンゴムシであるということに変わりはありませんし、色が違うだけで形そのものは大差がないのですね(厳密には弾ごとに形状も微妙に改良されていっているのですが)。


ですが……今回の第4弾はそんなだんごむしシリーズの常識を見事に打ち破ってくれたのですね。


上記のリンク先のサイトによると第4弾のラインナップは

 

  • こげ茶色のだんごむし
  • 青いだんごむし(パールブルーバージョン)
  • まんまるこがね
  • フチゾリネッタイコシビロダンゴムシ(オレンジスポットバージョン)


……の4種です。


こげ茶色は新しいカラバリ、青パールとフチゾリは以前の弾で登場したもののリメイクですが……他になんと、「まんまるこがね」とあります。

マンマルコガネは危険を感じるとダンゴムシのように体を丸めて防御する甲虫であり、一説には某ロボットアニメに登場する丸くなるロボットのモデルではないかと言われている昆虫ですね。

……そう、昆虫なのです。

これによりだんごむし史上初めてラインナップにダンゴムシ以外の生物」が登場してしまいました。


と、いうより、それはもはや「だんごむし」ではないのですね……「だんごむし&まんまるこがね」なのですね!


青がリメイクされたことにより第1弾の3種全てのリメイクが達成された、だとか、フチゾリがリメイクされてリアルになった、とか、いろいろと気になるところが多い第4弾ですが、一番のインパクトはなんといってもこのまんまるこがねです。


きっとまんまるこがねを手にすること無くしてだんごむし第4弾を語ることはできないに違いない!(※あくまできつねの感想です


ともあれ、サイトでは例の如く「8月の第2週より順次発売」と書かれています。

8月第2週の最初の日は4日の日曜日……きっとこの日にいつも私がだんごむしを買う町田のヨドバシカメラさんに行けば第4弾が待っているに違いありません!


……と、いうわけなので……日曜日に探しに行ったのですね。


売り出したのは火曜日?

さて……期待に胸を膨らませて来たきつねでしたが……結局この日に遭遇することはできませんでした。

何だか以前こちらの記事で紹介した「まるまるスイング」が復活していたのですが、かんじんの第4弾はありません。


……きっとおそらくスイングを売り切ってから店頭に並べるのでしょう。


とりあえずしばらく待つしかなさそうです。

ええ、まぁ、待っている間にスイングを回したら、唯一持っていなかった水色が出たわけなのですがその話はまた別のところで……。

きつね、最近ガチャマシンを覗くと次に出るカプセルがどれかわかるようになったのですね。

 

結論を言うと、私が第4弾に遭遇できたのは火曜日なのですね。

このマシンラベルは遠目から見てすぐに分かったのですね。

 

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こ、これは……。

そのまんまですね。


もう回すしかありません。


とりあえず、2回回すといい感じに茶色と青パールが出たのですね。

ですがかんじんの(?)まんまるこがねが出ないのですね。


もう一度回そうかしらん。


ここで気になるのは例の貼り紙です……このシリーズはたいへんな人気があるため、毎回「お1人様2回まで!」と書かれた紙がマシンに貼ってあるのですが、今回はそれがありません。


……と……いうことは……!!!!


……いや、だからといってここで3回目を回すのはキツネとして……じゃない、人としてどうなのかと……。


ええ、まぁ………………結局回しましたが。


……やはり欲望には勝てないのですね……。


まんまるこがねの神様もそんなきつねに失望したのか、こげ茶がダブってしまったのですね。


……仕方がありません、まんまるこがねはまた次回来た時に出そうと思います。

 

開封 第3弾からさらに改良が!


さて……、あきらめがついたところで……お待ちかねの開封タイムです。

これが問題の品物なのですね。

 

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……今更ながら3つも回してきてしまったことを後悔し始めたのですね。あれでお店に余計な迷惑が掛かっていないか知らん……。

と、いうより、私の後で来たどうしてもこげ茶が欲しい人が、私がこげ茶を引き当ててしまったばっかりにまんまるこがねしか引き当てられなくなって落胆してしまったりなんてことは……。

………などという余計なことは考えないようにしましょう。

 

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なんだか左の2匹は左右で閉じ具合に差がある気がするのですが……。
青は右側、こげ茶は左側つまりカメラに写っている方がそれぞれ大きく開いているのですね……。

まぁ、きっと誤差なのでしょう。

丸くなった時に左右非対称になることはこのシリーズではよくあるのですね。


とりあえず、こげ茶ちゃんは2匹いるので……1匹は未開封のまま置いておくのですね。

というわけなので左右の誤差が気になる(?)左の2匹だけ開封することにします。

 

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う~ん……やっぱりスキマがあるような……。
だんごむし新聞を抱えているせいでしょうか。

だんごむしシリーズはカプセルがありませんから、普通のガシャポンではカプセルに入っているはずのブックレットや取扱説明書に当たる「だんごむし新聞」はだんごむし本体が抱えているのですね。

 

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前から見るとわかりやすく偏っています……反対側はちゃんと閉じているのですね。

 

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とりあえず、開きます。

案の定ですがだんごむし新聞を抱えて……って、ん!?

待ってください……2匹の口元……

 

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こっ……これは……!!!!!

丸まる時に体を固定するお尻のピンと口元の穴の作りが、先日紹介した小さい方のだんごむし(だんごむしスイング)と同じ仕様になっています。

なんと、「逆輸入」なのですね!!


やはり開発者側も口元がよりリアルに見えるこの新しい仕様を気に入っていたに違いありません!
それに心なしか顔の他の部分も結構リアルに作り込まれているのですね!なんだかモスラの幼虫みたいなのですね!

 

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足を広げるとこんな感じ。
触角や足の感じは見たところ第3弾とそんなに違いは無いように見えるのですが……とりあえず開封したばかりで結構曲がっているので、しばらく放置して伸びるのを待つことにしましょう。

 

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それで、案の定だんごむし新聞(第4号)はまんまるこがねの話題でもちきりなのですね(?

それにしても「驚きの生体!」って……「驚きの生態」の誤字でしょうか……。以前にも「触角」を「触覚」と書き間違えていたり、だんごむし新聞は割と誤植が多いのですね……。

まぁ、読めますからいいですけど……。

それにしても新聞の紙質が第3弾の時の茶色い用紙から元の白い紙に戻ってしまったのですね。

あの茶色はきっと当時初登場したフチゾリネッタイコシビロダンゴムシの色を象徴していたのでしょう。
結構気に入っていたので元に戻ってしまったのは割と残念な気もするのですが……。


なんにせよ今回は残念ながらまんまるこがねを手に入れることができなかったので……まんまるこがねの紹介の項目に関してはまたの機会に!

 

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2匹並べてみたところ。


「まるまるスイング」以降、アルビノ以外の子も眼に色が塗られているのが当たり前になりつつあるようです。

第1弾が発売された頃は「白(アルビノ)だけ目が赤く塗られていて豪華~」だなんて思っていたものですが、前回のゼブラといい今回のフチゾリオレンジスポットといい、最近ではレアキャラの豪華さ加減がどんどんエスカレートしてきており、また普通の子でも目が塗られるという徹底ぶりです。

もはや製造コストと比べてちゃんと採算はとれているのだろうかなどと余計な心配をしてしまいたくなるのですが、そこはバンダイさん……きっとうまくやっているに違いありません。


それにしてもなんとなくこげ茶ちゃんは第3弾のフチゾリちゃんを思い起こさせるカラーリングなのですね。
もしかして同じ色か知らん。

 

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気になったので比べてみたのですね。

………こうしてみると初代フチゾリちゃん(第3弾)の方が明るい色なのですね……。こげ茶の子が「こげ茶」と呼ばれているゆえんがわかります。

 

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で、ここまで来るとやってみたくなるのが青パールちゃんと初代青ちゃんとの比較なのですね。

初代青ちゃんはこのブログでは紹介していませんでしたが実はいつの間にか手に入れていたのですね。それについては後でもまた触れますが。

なんにせよさすがにパールカラーだけあって深みがあります……。

ただしiPhoneの自動色調補正の影響を多分に受けてしまっておりますので……実際の色とは大分異なるかと……。

 

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裏を見ればその違いは一目瞭然。
同じお値段でここまでクオリティが上がるなんて……技術の進歩はすごいのですね。

初代青ちゃんも十分綺麗なのですが、青パールちゃんの前だとなんとなくかすんで見えてしまうのですね……まったく同じことを白パールちゃんについて書いた以前の記事でも言っていた気がしますが。

 

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せっかくなので先日GETしました「まるまるスイング」の水色ちゃんとも比べてみます。

……他の色と違っていまいち親子っぽくならないのですね。

青と水色ですからそもそも比べようがないのですが……。

 

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例の口元とお尻のピン……やはり「まるまるスイング」からもかなり改良されているようです。

特に口の穴は構造が二重になり、より強度とホールド性を増したようです。

パーツ形成も非常にしっかりしています。でかいだけあって……。


また各体節の間の関節の硬さも少し上がっている気がします。

つまり、関節の保持力が強く、動かした時の抵抗が第3弾までに比べて強いのですね。

これは「まるまるスイング」の時点でもそうだったのですが、これによりポーズの保持がしやすくなり、また丸めた後にもより安定した球体になるものと思われます。

……が、個人的にはここは別にやわらかくてもいいと思うのですね……。

まぁ、どちらでもいいですけど。

 

 

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とりあえず……並べてみるのですね。

真ん中のこげ茶ちゃん(2号)はこのまま大事にしまっておくことにしましょう。

 

初代3匹のリメイク完了?

さて……なんだか大事なことを忘れています。

初代だんごむしのラインナップは黒、青、白の3色でしたが、第3弾の時点で既に黒と白がリメイクされていたのでした。

そして今回ついに最後のメンバーである(?)青がリメイクされ、3匹全員のリメイクが完了したのですね。

これは新旧2通りのトリオを並べてみるしかありません……!

 

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まず、こちらがその初代(第1弾)の3匹なのですね。

……きつね、青ちゃんだけどうしても手に入れられなかったはずなのですが、結局いつの間にかそろえてしまっていました……。

いやはや……ブックオフさんの力は偉大なのですね。

なんにせよ、彼らが発売されたのは去年のちょうど今頃……私が出会ったのも9月14日……なんだかとても懐かしい気がします。非常に人気で買い逃したため実際に買えたのは11月に入ってからでしたが……。

 

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そしてこれが今回青パールが加わってリメイクが完了した「リメイク3匹」なのですね。

……もはや見た目からして豪華になっているのですね……。

 

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実際青パールは白パールほどパルパルしていませんし(写真だとわかりづらいですが)、黒に至ってはパールですら無いのですが、とりあえずこのリメイクの3匹を便宜上「パール3匹」と呼ぶことにしましょう。

………あんまり意味が無い……?

 

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全員並べてみました。(真ん中にこげ茶を置きたい?)

こうしてみてみると確かにクオリティが格段に上がっているのがわかります。
今回もきっと、上に書いた以外にも真のダンゴムシマニアが見てやっと気づくような細かい改良が重ねられいてるに違いありません。

ですが……やはり新旧どちらがいいかと聞かれたら、私はどちらだとも答えられないのですね。

初代も第4弾もそれぞれ違う魅力がありますし、それに第1弾には非常に苦労して手に入れた思い出が詰まっているのですね。


これは一概に甲乙を付けられるようなシロモノではありません。

 

いや、そもそも甲乙だなんてそんなこと、考えること自体が間違っているのでしょう。

第1弾だろうが第4弾だろうが多くのファンを魅了しているだんごむしであることには変わらないのですね。

私も新旧等しく公平に愛せるファンでいたいのですね。

夏にクワガタムシのプラモデルを組み立ててみたというだけの話

早いものでもう7月も終わり、8月に突入してしまったのですね。

そろそろ夏休みも真っ盛りなはずですから、きっと海には磯遊びの、山には虫取りの子供たちがわいわいと駆け回ってるに違いありません。


ところで2月ほど前、このような記事を書いたのですね。

blog.kitsune-vetulicola.net


町田のお店でクワガタムシのプラモデルを買った、という内容ですが……長い間組み立てる機会が無く放置してしまっていたのですね。


ですが季節が季節ですので、さすがにそろそろ組み立てた方がいい……というか、むしろ今組み立てるのが季節的に妥当なのではないか……などと思ってみた今日この頃なのですね。

 

……と、いうわけで、作ってみたのですね。

 

フジミ模型さんのクワガタムシ

 

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まずはずっとしまいっぱなしだった例の箱を引っ張り出してきます。

……今回はプラモデルということなので、柄にもなくテーブルに新聞紙を引き、カッターボードの上で作業をしようと思い立ったのですね。

一応ハサミとカッターナイフなどの工具も用意してあります……写真に写ってはいませんが。

とりあえず、箱を開けるとこんな感じなのですね。

 

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……ここまでは前の記事にも書いたのですね。

当然ですが今回はただのフィギュアではなく自分で組み立てるわけですから、まずは取扱説明書を見て、内容を把握しなければなりません。

 

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……流石対象年齢15歳以上のプラモデル……割と複雑そうです。プラモデルなんて何年ぶりか知らん。というか、できるのだろうか……。


……などとひるんでいてはいけません。

クワガタムシは野生の生き物ですから、ロボットや戦闘機なんかと比べればまだ難易度は低いはずなのですね。


少なくともコトブキヤさんのHMMゾイドシリーズと比べればはるかに楽そうです。


とりあえず、説明書の上にはこのような記載がありました。

 

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アンダータッチゲート………。

どうやら道具を使わずに部品を切り離すことができ、またゲート処理も必要としないという画期的な(?)技術で形成されているようです。


……一気に難易度が下がったのですね。


柄にもなく用意した道具たちですが、早くも出番が無くなってしまったようです。


……とりあえず、まずは頭部パーツから組み立てるようなので、部品を出すのですね。

 

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この商品は1箱に2匹入りですから、当然部品も2匹分あるのですね。

とりあえず今日のところは1匹だけ組み立てることにします。


……それにしてもさすが昆虫です……パーツが繊細なのですね。

それなりに弾力はありますが、いかんせん触角まで硬い素材でできているので……うっかり折ってしまわないか不安なのですね……。

 

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向きがバラバラになるといけないので……組み立て図の上にそれぞれの部品を置きながら作業します。

きつね、こういうのはいつも説明書の上でやってしまうのですね。
案の定カッターボードも必要無かったかしらん……。

パーツの大きさ的に、大顎を付ける前に触角を付けた方がよさそうです。

こういう隙間なくパーツが並んでいるところでは、大きなパーツを先に付けるとそれが邪魔になって小さなパーツが付けにくくなってしまうのですね。

 

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組み合わせるとこのようになりました。早くもクワガタムシなのですね。

ですがまだ腹側の板と首の関節パーツが必要です。

 

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全部合わせるとこんな感じ……上からだとわかりづらい?

とりあえず、これで頭部は完成のようです。

触角と大顎が蝶番関節(一方向にのみ動く関節)によって左右に動く仕様となっています。

また、唇舌(小顎)は頭部パーツと一体となっているのですね……。

独特のブラシのような質感も再現されているので……ここに色を塗ると一層リアルになるかもしれません。まぁ、私にそれほどの技術はありませんが……。

 

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さて……次はお腹なのですね。


より正確に言うのならば腹部と中胸、後胸とを合わせた部品です。

昆虫の体は一般的に「頭部」「胸部」「腹部」の3つに分かれており、そのうち「胸部」はさらに「前胸」「中胸」「後胸」に分かれています。

大体の昆虫では3つの胸部は1つにまとまっているので全部合わせて「THE 胸部」という感じなのですが、クワガタムシはじめとする甲虫の場合はこのうち中胸と後胸、腹部とが一体化してしまっているので、外から見た見かけ上「胸部」に見える部分はもっぱら「前胸」だけなのですね。


なんにせよこのプラモデルでは、腹部(と中胸後胸)はどうやら真ん中のやわらかい素材でできた「芯」を、硬い素材でできた背板と腹板(お腹の甲羅と背中の甲羅)で挟んで組み立てる構造になっているようです。

この芯の一部はボールジョイントのソケットも兼ねていて、ここに翅や足を接続するのですね。

硬い素材のボールジョイントとやわらかいソケットを組み合わせることで摩擦を減らすというのはコトブキヤさんのHMMはじめ可動するプラモデルではよくあることなのですね。

 

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組み合わせるとこのようになりました。こちらはお腹側。

 

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背中側はこのような感じです。頭側の表面に小楯板(翅と翅との間にある小さな三角形の板)が見えます。

背板と腹板……それに後胸部分のワッカ状の部品とが見事にスキマ無く組み合わさっており、パッと見ただけではつなぎ目がわかりません。

この腹部1つ取ってみても、フジミ模型さんの精密な加工技術がわかるのですね。

いかにも人工物といった感じのするボールジョイントの穴が無ければ本物と見間違えてしまうかもしれません。

 

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さて……お次は甲虫のアイデンティティである(?)、甲羅のように硬くなった前翅(鞘翅)を取り付けます。

当然本物のクワガタムシの前翅に同じく自由に開閉できるギミック付きです。

これはファンには嬉しい機構なのですね。

甲虫のフィギュアや模型の真骨頂はやはり翅の開閉ギミックにあると言っても過言ではありません(?)


なぜなら、この前翅こそが甲虫を甲虫たらしめているものであり、彼らの生存戦略のたまもの……持てる技術の粋を集めて完成させた進化の究極の産物なのですね。

地球上で最も繁栄している動物である昆虫のうち、さらに最も繁栄しているのは甲虫だと言われていますが、それはひとえにこの前翅のおかげなのですね。

彼らはこの前翅を使って背中を守り、また空を飛ぶのですね。

もちろん前翅そのものにはもはや羽ばたき飛行の能力はありませんから、飛行そのものはもっぱらその後ろに隠された後ろ翅で行うわけなのですが、それでも前翅には飛行時に体を安定させるスタビライザー的な役割があります。

つまり、プロペラ飛行機にたとえるなら、前翅が翼で、後ろ翅がプロペラなのですね(なんか違う気が……)


要するに、甲虫にとって前翅はタダの甲羅ではなく、れっきとした翼であり、またその繁栄を約束する道しるべでもあるのですね。

だからフィギュアや模型においてもこの翼が開くかどうかはとてつもなく重要な問題なのですね。(実際に前翅が開かない甲虫もいますが……。)

 

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翅を合体させるとこうなりました。

真ん中の合わせ目のところもぴったりと重なります。


すばらしい……いよいよもう見覚えのある形なのですね。

当然ですが翅の関節の位置もちゃんと再現されているのですね。


多くの人が甲虫の前翅は真ん中の三角の小楯板を起点にして動くと誤解しているようですが、小楯板は単に前翅の合わせ目を補強しているだけで、関節ではありません。

前翅は中胸に付いていますから、本当の関節も中胸にあるのですね。(ちなみに後ろ翅は後胸に付いています。前胸に翅はありません)

 

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さあ……次は前胸を組みます。

なんと、ただ1つのパーツでした。

おまけに腹部の芯に使われていたのと同じやわらかいパーツって……なんとなくまだらになってしまうような気がするのですが……。


写真の下の方、組み立て図が少し見えますが、このように直接接続するのは頭の後ろの関節と腹部(中胸)の関節であり、前胸部はその間に挟まっているだけなのですね。

……なんとなく心もとない感じもしなくもないですが、クワガタムシの持つ一見硬そうでいて実はけっこう柔軟に動く体を再現するためにはベストな機構だったのでしょう。

またこのプラモデルのモチーフとなっているのはノコギリクワガタです。

昆虫好きな少年少女ならおそらく一度は飼ったことがあるであろうひじょうにポピュラーかつみんな大好きなクワガタムシです。きつねにとっても初めて飼った思い出のクワガタムシなのですね。

まさに「THE クワガタムシ」と呼ぶのにふさわしい種類ですが、彼らはその独特の大あごの形のため、常に体を少し後ろ向きに反らした格好をしているのですね。

この関節のつくりはそのポーズをさせた時に上手く安定するように出来ているようです。


なんにせよここまで来るともう誰がどう見てもクワガタムシなのですね。

後はそれぞれの足を取り付けるだけなのですね。

 

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例の如く順番を間違えないように組み立て図の上にパーツを置いて……、それから本体を仰向けに寝かせて……。

 

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……組み合わせれば完成なのですね。

これは見事なクワガタムシです……!

大きさはほぼ実物大なのですね。実物より少し大きいかも……?

 

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箱の中をよく見ると……「台座」なるものが付いています。

ラベルと後ろ翅も一緒に……。

どうやらこの透明な「台座」にラベルを貼り、またその上に完成したクワガタムシを置くと標本っぽく飾っておけるようなのですが……

 

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……なんだかちょっと微妙なのですね。

見やすいように台座には傾斜が付いているのですが、問題なのはクワガタムシをその上に固定しておく術がないということなのですね……。


早い話が、「落ちる」のですね。


と、いうより……一体これをどうしろと言うのだろうか……。

このまんま戸棚の中に飾っておくにしても少々微妙です。

既に傾斜が付いていますから標本箱にも入れられませんし、本体を固定出来ないわけですから壁から掛けておくわけにもいきません。


……用途がよくわからないのですね。


これならばまだタカラトミーさんの「こむしちゃんのかんづめ」シリーズで昔応募して結局当てられなかった「標本箱風コレクションボックス」の方がそれらしいのですね。

 

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台座はともかくとして、後ろ翅はなかなかいいと思うのですね。

案の定ですが別パーツとなっており、前翅を開いたところにあるソケットにボールジョイントで付けることができるようになっています。

実際のクワガタムシの後ろ翅はもちろん普段は前翅の下に収納されているわけですが、それは翅がやわらかいからできるのであり、硬いプラスチックでこの機構を再現しようとするとどうしても別パーツになってしまうのですねきっと。


プラモデルというものは昆虫などの節足動物を再現するには非常に都合のいい媒体ではありますが、やはり翅のようなやわらかい組織は再現が難しいようです。


脱着を前提としているからか、後ろ翅は割と簡単に嵌り、また簡単に取れるようになっているのですね。

 

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上から。

……こうしてみるとクワガタムシとはとてつもなくアンバランスな体つきをしているのですね。

そもそも甲虫は前翅を体を守る甲羅として使うことにより、他の昆虫に比べて遥かに高い防御能力を手にしたわけなのですが、それと引き換えに慢性的に「飛ぶのがヘタ」という弱点を抱えることになってしまいました。


硬い前翅は甲虫の優れた点であると同時に、弱点でもあるのですね。

もっとも、少なくとも翅と胴体とのバランスの良し悪しという観点から見れば、そんなに悪くはないはずなのですね。


……ですが、クワガタムシの場合はそこにさらに「大顎を大きく発達させる」という暴挙に出てしまい、そのせいで翅と体とが凄まじくアンバランスになってしまったようです。

大きなあごを支えるには当然ですが大きな頭が必要となり、また大きな頭を支えるためには、前胸部をも大きくしなければならなかったのですね。


ですが中胸より後ろは元のままですから、必然的にこのようなアンバランスな姿になってしまったようです。

おそらく他の甲虫に比べて飛ぶのも格段にヘタになってしまったにちがいありません。

もはや格闘能力を重視して飛行を殆ど完全に後回しにする方向に進化をしたとしか言いようがないのですね。実際本当に飛ぶことを忘れてしまったクワガタムシも少数ながら存在しているのですね。


もちろん、大顎が大きいのは雄だけですから、雌に関してはこの限りではありませんが……。

 

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ですが前から見るとかっこいいのですね。翅のアンバランス加減がひときわ際立つアングルのはずですがなぜかかっこいいと感じてしまうのですね。

きっと彼らは「胴体の真ん中に付いた翼でバランスよく飛ぶ」のではなく、「胴体の後ろの方に付いたプロペラで前の方に押してもらう」という魚雷のような飛び方を選んだに違いありません。

そしてこのアングルは彼らのその諦めにも似た「潔さ」を如実に表しており、それ故に見る人に言いようのないカッコよさを感じさせるに違いない!

 

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……とりあえず飛行モードは場所を取る上に強度的に問題がありそうだったので……翅を閉じた格好で飾っておこうと思います。

………今まで出番の無かったカッターマットを無理やり出演させてみました……。

こうしてみるとなんだか「翅を捨てた直後の翅アリ」みたいなのですね……。

実際のクワガタムシがこんなふうに「翅を閉じるたびに後ろ翅を捨て、開くたびに新しく生やす」という仕様だったら…………笑ってしまいますが!

 


素晴らしいクオリティ 文字通り自由研究に持ってこい?


さて……このプラモデル、正式名称を「自由研究シリーズNo.022 いきもの編 クワガタムシ(2体入り)」というのですね。

姉妹品として「自由研究シリーズNo.021 いきもの編 カブトムシ(2体入り)」というのがあるのですが……それぞれ2体セットなのは対決させるために違いない!

案の定この後で「自由研究シリーズNo.025 いきもの編 クワガタムシVSカブトムシ 対決セット」というのが出たようです。なんとまぁ……。


なんにせよ、その名前の通り「自由研究」にもってこいのシリーズのようです。

これはきっと夏休みの子供たちにおすすめできる商品に違いありません。


昆虫と親和性の高い上に、子供が好きそうなプラモデルであるというのも魅力的です。

プラモデルは表面がスキンで覆われた脊椎動物を再現するのには不向きですが、ロボットや機械、昆虫など、表面が硬いものに対してはその才能をいかんなく発揮してくれるのですね。


ただ、このクワガタムシに関して言えば、本体の再現度や可動する関節、開閉する翅など、ギミックやクオリティは素晴らしいと思うのですが、その一方で触角のせいで割と大あごの可動範囲が狭まっていたり(これは仕方がないとは思うのですが)、また「台座」の存在意義がなんとなくよくわからなかったりと、解せない点も結構あるのですね。

せめて台座には本体を固定する機能を付けてほしかった……だの、触角と大あごの干渉する部分はもう少し工夫が必要だったんじゃないか、などとイロイロと思ってしまうのですね。


それでもクオリティそのものは素晴らしいと思いましたし、おまけに2匹セットというのも魅力的です。

まだ1匹しか組み立てていませんが、これは私としては満足だったのですね。

歩脚部分の可動個所は根元のボールジョイントのみであり、それがちょっと物足りない感じもしないでもないのですが、自立させた時の強度を考えるとこれでちょうどいいと思うのですね。


もう1匹も近いうちに組み立てるのですね。


……実はこれ、普段あまり利用しないお店で買ったのですが、後で探したらいつものヨドバシカメラさんのプラモデル売り場にもちゃんとあったのですね。案の定夏になってから現れた子供の自由研究のコーナーにも……。

しかも、私がこれを買ったお店よりも遥かに安かったのですね。


…………今度カブトムシを買うときはヨドバシさんで買うしかないのですね。


でも、これ……対象年齢が15歳以上なのですね。


……つまり、小学生の自由研究には使えそうにないのですね。なんとまぁ……。

もはや異常事態?Eテレの「昆虫すごいぜ」がついに総合に!

大分更新が滞ってしまっているのですね。

このブログ、当初の予定では1日1記事更新するはずでしたし、また最初の数か月の間は実際にそうやって運営していたのですが……、最近いろいろと現実的な都合でそれが難しくなってきてしまっているのですね。

ですが当分細々とでも更新はし続けていく予定なので……その辺りはご安心下さい(?

 

……さて、私の個人的な話はこの辺にしておいて、本題に入るのですね。

 

あさってつまり8月1日の木曜日に、NHKスペシャルでこのような番組が放送されるようです。

  

www6.nhk.or.jp


香川照之の昆虫やばいぜ!


……………、
こ、これは………………………。

わざわざEテレから総合に進出してくるなんて……。
それにこのタイトル………事態はもはやそれほど一刻の猶予を争う状況なのですね……。


一体どういう「事態」なのかというと……いや、まずは知らない方のために順を追って説明しましょう。


まず、これは元々NHKEテレの方で人気を博している香川照之さんの「昆虫すごいぜ!」という番組の特別編なのですね。

香川さん扮する「カマキリ先生」が、昆虫を求めて地の果て山の果てへと繰り出し、また昆虫の凄い能力を検証して日本中の子供たちを魅了する番組でして、このブログでも一度トガマムシという昆虫の記事で触れているのですね。


そして……、そもそも昆虫とは、既知の180万種の動植物のうち100万種を占める一大グループなのですね。

なんだか数字が大きすぎて判然としませんが、これは世界の動物を100匹(100種)で表した場合、そのうちの69匹は昆虫であるということになるようです。


ちなみに我々哺乳類は今のところ発見されているものは5513種程度なので……、昆虫の100万種というのが一体どれほど多いのかがわかるのですね。

昆虫はその種類の数、個体数、バイオマス(全ての昆虫の重さの合計)どれにおいても、全ての動植物の中でトップクラスの生き物であり、そういう意味では地球上で最も繁栄している生き物なのですね。

 

さて……、そんな順風満帆な人生を歩んでいるかのように見える昆虫ですが、実は近年世界中で数が減り続けており、数十年後には絶滅するのではないか、という意見も出ているのですね。


……文字通り本当に"やばいぜ!"なのですね。


昆虫が"やばい"件についてはいつか書いた記事があるのでそれを見て頂くことにして……。

 

blog.kitsune-vetulicola.net

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なんにせよ、この異常事態に警鐘を鳴らすべく(?)、いよいよカマキリ先生が立ちあがるようです。

今回のNスペでは昆虫の楽園である中米コスタリカへ趣き、現地で憧れの昆虫を探すのですね……なんとまぁ。


ですがやはりここでも昆虫の減少は進んでいるらしく、それを子供たち含む視聴者の皆さんに伝えることがどうやらこの番組の趣旨となっているようです。


昆虫は世界中の動植物の60%以上を占める重要な生き物ですから、それが減少ないし絶滅するということは地球の生態系に大きな悪影響が出るということを意味します。

全部で100人の人がいる会社で、69人もの社員が一度に辞めてしまったら一体どういうことになるでしょうか。

言うまでもなく残りの31人もその影響をこうむりますし、場合によっては会社そのものが倒産してしまいます。


つまり、昆虫がいなくなれば、言うまでもなく我々哺乳類……それだけでなく、魚や鳥や他の生き物たちも……の生活にも悪影響が及びます。


……つまり、昆虫の減少も絶滅も、なんとしてでも食い止めなくてはならない大いなる課題なのですね。


ですがそのためにはまず人々の意識を変えなくてはならないようです。


というのも、こういうことは私たち生き物好きの間では常識となっているのですが、いかんせんそれ以外の人たちはこのような危機感をあまり持っていないというのが現状のようです。

プラスチックによる海洋汚染が叫ばれる昨今でも未だにレジ袋を大量に使いたがる人や、昆虫が危ないというこの時代においてもまだなお無暗矢鱈に虫を駆除しようとする人たちがいるのもその表れなのですね。ひじょうに残念ながら……。


こんなこと、少し考えれば誰だってわかるのに……。


香川さんの番組は、きっとこのような現状に一石を投じてくれるのですね。
虫が好きな人も嫌いな人も、是非見てほしい番組です。


香川照之の昆虫やばいぜ!

はNHK総合にてあさって8月1日木曜日の午後7時57分から放送です。

お見逃しなく……!!!

噂の「だんごむし まるまるスイング」 半端な気がするけどこれはこれでOK?

………恒例の(?)だんごむしシリーズなのですね。

先日だんごむし3についての記事を書いたばかりなのですが……、

 

blog.kitsune-vetulicola.net


……ですが、早くも次の記事を書きたくなったのですね。


前の記事で最後の方にちょろっと取り上げた「だんごむし まるまるスイング」の話なのですね。


実は6月第5週……発売直後に買ってしまったのですね。


出所は言うまでもなく町田のヨドバシカメラさんです。

なので今回はそれについてここに書こうと思うのですね。

 

一応目次を入れるのですね。

 

 

またしても勘が働いて遭遇

さて……、公式サイトを見ると、例の如く「6月第5週より順次発売!」と書かれています。

gashapon.jp


……毎回毎回悩まされるのがこの「順次」というところなのですね。一体いつ発売されるんだ!?


だんごむしは人気シリーズのため、発売開始直後にお店に行かないとたちまち売り切れてしまうのですね。

そしてそのためには正確な発売日を是非とも知りたいのですね。


はっきりと「〇月×日発売!」と言ってくれればいいのですが、ガチャの場合どうにも全国同時発売開始というのが難しく、このような表現になってしまうようです。


とりあえず第5週ですから、普通に考えれば23日~29日の間のどこかのようです。

おそらく出荷自体は23日に始まると思うのですが、問題なのは町田のヨドバシカメラさんに届くのが一体いつになるのか、ということなのですね。


これに関しては毎度毎度推理を働かせるしかなく、またこちらの記事では「販売開始からちょうど2週間後だ」だなんて言ってしまったのですが……。

……もしかすると「日曜日に合わせている」のかも……?


……よくわからなかったので、今回は早くも25日の火曜日に行ってみたのですね……ダメもとで。


なぜこの日なのかというと……この日しかお休みが取れなかったからです!


今まで「運を頼りに」既存のシリーズをコンプリートしてきたきつねですが、果たして今回もだんごむしの女神は微笑むのであろうか。


などと思いながらお店に行くと……あっさりありました。

 

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今回はスイングなので……一緒にお出かけるイメージか背景が町なのですね。

マシンのラベルひとつ見てもバンダイさんのこだわりを感じます。


……でも……あれ……「売り切れ」って……。


………一瞬目を疑いましたが、中を覗くと……いや、どっからどう見ても、中身はしっかり入っています。


しかも、見たところ従来通り「カプセルレス」です。


実はきつね、この時まで、


今回はスイングで、キーチェーンが付いているはずだし一体どうやって収納しているのだろうか。

大きさも小さいし、もしかしたらついに普通のガチャよろしくカプセルに収納されてしまったのだろうか。

でもそれじゃぁだんごむし当初の「カプセルの容器という『商品でないもの』を使わずに、大きく楽しいカプセルトイをユーザーに届けたい」というコンセプトに逆行してしまうんじゃ……


……などと色々とあらぬ心配をしていたのですが、実際に見ると他のシリーズに同じく、カプセル無しでそのまんまの状態で入っています。

キーチェーンはおそらく「だんごむし新聞」と一緒に殻の中に入っているのでしょう。なぁんだ、いつものやり方か……。


ちょっと……安心したのですね。

 


まさかの詰まるカプセルマシン 店員さんの対応に感謝!

………なんか、問題を間違えているのですね……。

論点はそこではありませんでした。

問題なのはどっからどう見ても中身がしっかり詰まっているのに、売り切れの表示が出ているということです。こ、これは………。


おそらくマシン内部で何らかの問題が発生しているに違いありません。詰まってるとか……。


ここでお金を入れてしまっては……おそらく……いや、ほとんど間違いなく、何か取り返しのつかないことになるのではなかろうか……。


きっとお金を入れてダイヤルを回そうとしたとたん、ダイヤルが動かず何も買えないということに気づき、おまけにコイン返却ボタンも押せずお金も戻ってこないという悲惨な状況に陥るに違いない!!


そ、それは…………、

………………困るのですね。


ですが……敢えて、お金を入れてしまったのですね。

ひょっとしたら回せるのではなかろうか……いや、回せないにしても、「本当に回せない」のかどうかこの目でみないことには始まらないのではなかろうか……。

……やはり好奇心には勝てないのですね……。


その結果、どうなったか。


……はい、予想通りの展開になりました。
ダイヤルは回らないわ、コイン返却ボタンも押せないわで八方ふさがりになってしまったのですね。


こ……これは………いかぬ!一大事なのですね!


このままでは私の少ないお小遣いが何の見返りも無く500円も無くなってしまうのですね!

500円といえば私が30分とちょっとの間お仕事をしてようやっと溜められるほどの大金です!


何とかしなきゃ……どうしよう……!?


……などと思っていると、そこへ店員さんが通りかかったのですね!


これはまさに天の助けです……呼びとめて事情を説明すると、すぐに鍵を持ってきてくれたのですね!


カプセルのコンテナをはずし、フタを開け、さっそくマシンを直してくれます。


一体何があったのだろう……カプセルが小さすぎて穴に詰まってしまったのだろうか……。

などと考えていると、どうやらコインを入れるところに百円玉が6枚入っており、それが動作不良の原因だったようです。

このガチャは500円ですから、6枚もコインを入れるとおそらく動作不良を起こしてしまうのでしょう。


あれ……でも私は確かに5枚だけ入れたはずなのですが……。


……どうやら前に買っていった人がうっかり多めに入れてしまったらしく、それがそのままになっていたようです……?

その余分な百円はお店の利益になるのだろうかなどという邪な推察は、この際しないことにしておいて、なんにせよカプセルではなくコインが詰まっていたのですね。


バンダイさんのガチャマシン……このお店のものは「カプセルステーション5」ですが……の詳しい仕組みはよくわかりませんが、とりあえず例の売り切れ中の表示はこの異常事態に直面したマシンがこれ以上の連鎖的な動作不良を防止するために咄嗟の判断で導き出した最善の行動だったのでしょう。流石はバンダイさんのカプセルマシン……ひじょうに賢いマシンに違いありません。

ですがそこへ敢えて私がコインを投入してしまったせいで問題がこじれたようです(?)


なんにせよ、店員さんがあっという間に直してくれたのですね。さすがヨドバシカメラさん……サービスが行き届いているのですね。


そればかりか、「これは雑談ですが……」などと前置きしつつ、どの色が欲しいのかと聞かれたのですね。


……とりあえず、「黒」と答えるのですね。


……どうやら好きな色が次に出るように調整しようとしてくれたようです。調整するまでもなく、最初から黒が次に出ることになっていたみたいなのですが……。


……直接くれるんじゃないのですね。


……結果は同じか……。いや、店員さんはきっと私に「ダイヤルを回す楽しさ」を味わって欲しかったのでしょう。細かい配慮が行き届いているのですね。


なんにせよ、鍵を閉めてもう大丈夫だとのことだったので、回してみるのですね。


………安の定が出るのですね。


なんだかまだ微妙に売り切れの表示が顔を出していましたが、一度ダイヤルを回すと消えたようです。どんな仕組みになっているのだろうか……。


とりあえず、店員さんにお礼を言って、2回目を回すのですね。ちょうど百円玉が10枚あったのです……。


………するとピンクが出たのですね。なんだ、この色……。

 

さて……、ちょうど2回回し、百円玉が無くなりましたが、ここでふと気になります。


今回は「おひとり様2回まで!」の札がどこにも見当たりません。と、いうことは……。


………3回目……いいのかなぁ……。


さんざん考えあぐねた末………ごめんなさい………回します!!


五百円玉1枚を両替して……3回目!

紫!……なんかもはやダンゴムシの色じゃない……。


さらに千円札を1枚両替して……もう1回!


……黒がダブりました。


とりあえず……ダブったのでスイングとして使うのは黒がよさそうです。やはり私には黒が似合うのでしょう。


……さすがにこれで終わりにするのですね。これいじょう欲を張っては店員さんとだんごむしの女神さまに怒られてしまいますね、きっと。

 

さて……なんだか先ほどから私の後ろで高校生らしき女の子が2人こちらを見ていたのですが……。
私が去ろうとすると両替機で両替を始めました……あれ、もしかして……。


……遠くから見守っていると、2人は意気揚々とだんごむしスイングのガチャを回していました。なんと、これが欲しかったのですね!

……やはり獲りすぎなくてよかったのですね(?)


でも小さいから本家よりは売り切れになるのが遅そうです……?まだたくさんありましたし。


とりあえず……今回の収穫は4匹なのですね!


きつね、このスイングは全部そろえようとは思っていなかったのですが……早くもだんごむしの魔力に取りつかれてしまったようです。

このあとまたマシンが出現したらまた回してみようか知らん……。


全5種ですから海洋堂さんの古生代と同じですね。
古生代に同じく確率的にはコンプリートは難しくない気がするのですね。


古生代より値段は高いけど……!
と、いうより私は100円も安い古生代ですら結局コンプリートできなかったのですね!プテリゴトゥス欲しかったのですね!

 

開封するよ

さて……小さくともお財布へのダメージは深刻なだんごむしスイング、こちらが現物なのですね。

 

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思惑どおり(?)黒がダブったので、黒をスイングとして使えそうなのですね。

サイズは本家だんごむしと比べるとこんな感じです。

 

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比べると大分コンパクトになっているのですね。

 

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また背中側はチェーンの付いたフックを接続できるように穴が開いています。

 

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開封するとこんな感じなのですね。

ころころかわいいにゃ……!

ころころころころ………


今回はもう1つの黒はそのまま開けずに取っておくことにしました。

 

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横から。

ちなみに前回紹介したゼブラに同じく、殻が完全に閉じていません。

今回はキーチェーンを持っているので、完全に閉じることができなかったのでしょう。

……ゼブラ含めて完全に閉じないのが最近のだんごむしのトレンドなのか知らん。

 

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案の定キーチェーンは「だんごむし新聞」と一緒に持たされていました。

アイテムを持って手元に来るなんて、なんだかポケモンみたいなのですね。

だんごむしにキーチェーンを持たせました!

 

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足を広げるとこんな感じなのですね。


腹側及び各歩脚のつくりは当然かもしれませんが第2弾以降のものを踏襲しているのですね。

第2弾で歩脚が太く、強く、また内側に引っ込めるように仕様が変わったことにより、開いて「歩行モード」にしたときにもちゃんとそれぞれの足先が接地するようになり、よりダンゴムシらしさが増したのですね。

また腹板のつくりもより本物らしくなったのですね。

第1弾のカラクリがむき出しになったような仕様はおそらく虫嫌いへの配慮であり、またあれはあれでなんとも言いようのない魅力があるデザインではあるのですが、やはり私としては第2弾のデザインの方がお腹や足の生き物的な可愛さが際立っていて好きなのですね。

 

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表返して並べてみるとこんな感じになるのですね。

一見すると大きさが小さいことがわからない……?

……一緒に付いていた紙は恒例の「だんごむし新聞」……ではなく、タダの説明書でした。

……ちょっと……ここは残念なのですね。


きっと大きさの関係でだんごむし新聞のような大きな情報量は入れられなかったのでしょう。


ちなみに「歩行モード」のサイズは本物のダンゴムシのそれに対し650%ということですから……本家だんごむしシリーズ(1000%)の65%ということになります。

………なんとなくオオグソクムシを彷彿とさせる大きさで、まったく違和感がないのですね。

 

親子?

とりあえず毎回恒例の(?)前のシリーズとの比較です。

 

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まずは背中側から。

唯一同じ色がある黒で比較してみます。

左側が先日手に入れたばかりの第3弾の「黒パール(パールじゃないけど便宜上こう呼びます)」、右が今回引き当てた「ちび黒」なのですね。


………何とはなしに各体節の比率が違う気がします……?


大きい方が前後共に「なだらかに楕円を描いている」のに対し、スイングでは前の方が太くなっているのですね。

 

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うう~ん……だいぶ違っています。


やはり今までのだんごむしの金型をそのまま小さくすればいい、というわけにはいかなかったのでしょう。

スイングにするにあたって何らかの「比率の変更」が行われたようです。


個人的には第2体節の背中が大きい方のだんごむしでは頭に向かってなだらかな坂のようになっているのに対し、スイングでは急な崖のようになっているのが気になるのですね。

これによって大分シルエットが変わります。

また、一番小さな第5体節がスイングではさらに存在感が薄くなっているかも……。


これらの比率変更によりますますいっそう王蟲っぽく」なっている気が……。


……まさか、それを狙ったのでしょうか……。

 

だんごむしが改造・塗装されて王蟲になっているというのは、初代のころからの定番なのですね。


とりあえず、今回は複眼が黒で彩色されており、またどうやら第3弾までよりさらに足がしっかり体を支えられるようになっているのですね(単に小さく軽くなったからか知らん)。

この辺は気に入りました。

 

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腹側。


………あからさまに色が違うのですね。


色の変更はまぁいいとして、丸まる時につかうお尻のピンと口の穴の形も大分違います。

 

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拡大してみるとよくわかるのですね。

スイングの方では口元のモールドがより「それらしく」なっています。

つまり、大あごの形がかなり再現されているのですね。

ダンゴムシ含む甲殻類は昆虫と同じ「大顎類」ですから、口元には左右に動くあごがあるのですね。

ダンゴムシの場合は大あごの後ろに第1小あご、第2小あごが続き、その後ろに「顎脚(がっきゃく)」という食事の時にあごの補助をする足が1対あります。

これは本当の意味での前足が変わったものなのですが(ダンゴムシの前足に見える足は実は2番目の足です)、フィギュアでも頭の下の方にモールドとして表現されているのですね。

なんにせよスイング版の「まるまる」構造は、ちょうどダンゴムシの大あごの間にお尻のピンを嵌め込むイメージなのですね。


……咥える……のか知らん。

 

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一緒に並べてみると、なんだか親子みたいなのですね。


……きっとこの子たちはだんごむしの「子供」であるに違いない!

面白いのでそういうことにしておきましょう。それでもまったく違和感がないのですね。


なぜなら、節足動物は成長過程で変態してその姿を大きく変えてしまうものがありますが、シミやイシノミなどの一部の昆虫、もしくはザリガニやダンゴムシ、サワガニなどの淡水や地上で生活する甲殻類は、生まれた時には既に親と同じ姿をしているのですね(ダンゴムシの場合は生まれた直後は歩脚が1対少ないなど、微妙に違う所もありますが……この大きさにまで成長すれば同じことです)。

また変態するものであっても、最終的に大人と同じ形になった後はそのまんまの比率で成長し、大きくなるのですね。


つまり、節足動物の子供は変態を除けば「大人をそのまま小さくした形」をしているのであって、大きさ以外の体の比率は大人と子供で変わらないのですね。

つまり、われわれ脊椎動物にみられるような、「子供の時は頭が大きくて、大人になると八頭身になる」という「親と子で体の比率が大きく変わる」といった現象は節足動物では起こらないのですね。


要するに、特にダンゴムシの場合、親と子の外見上の違いは「体の大きさ」だけですから、本家「だんごむし」と「まるまるスイング」が親子関係にあると考えても全く違和感はありません!

こ、これは……!!

バンダイさん、考えているのですね!

こんなところまで考えて作り込むなんて、さすが天下のバンダイさんだとしか言いようがありません!


スイングモード!

さて……、ここまで来るとちょっとチェーンを取り付けてみたくなるのですね。

名付けて「スイングモード」です(?)


その前にまずは丸めて「団子モード」になってもらわなくては。

と、いうわけなので、さっそく引き延ばした黒をもう一度丸めます。

 

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……お尻のピンと口の穴は従来のものと違って「真っ直ぐ」になっています。

ピンの横の突起が多分穴の中にハマるようになっているのでしょうが……真っ直ぐ差し込むだけで外れないのか知らん。

口の中の……ピンの横の突起がハマると思われる溝がよく見ると斜めになっていたので……もしかしたら見た目は真っ直ぐですが嵌める時は今までのように斜めに動かさないと嵌らないようになっているのかも……?

 

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とりあえず、丸めると背中の穴が第3体節の甲羅の下から現れます。


……つまり、丸めないとスイングにできないのですね……。


また甲羅の穴は思っていたよりも分厚く頑丈に作られており、強度的には問題無さそうです。

ここにチェーンのフックを差し込んでひねるとカチッとうまい具合に嵌ります。

 

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スイングモード完成!!なのですね。

これをかばんに付けて出かければきっと周囲の人たちの視線と注目を集めるに違いない!……いろんな意味で……。

 

気に入りましたが残念な点も……?

さて……、このまるまるスイング、私としてはかなり気に入ったのですね。

それでも完璧なものというのはなかなか存在しえないものでして、二三、残念な点はあったのですね。


まず……これは案の定と言うべきかと思うのですが、本家だんごむしに比べて造形がやや劣る気がするのですね。

先に書いた本体の比率の問題その他もさることながら、内部的なところ……たとえば関節の接続部分のパーツも本家だんごむしが割と精密な可動部品として作り込まれているのに対しこちらではちょっとアラい感じがします(実際に関節を外してみると良くわかるのですね)。

特に第4-第5体節間のジョイントが少々歪んでいるらしく、おかげでこのようなエラーも起こってしまったのですね。

 

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紫の子のお腹側の向かって左側……丸印で囲んだところです。

ここは第5体節の腹板ですが、腹板の上下関係が第4-第5体節の間で逆転してしまっているのがわかります。

健康な状態の右側の腹板と比べると違いが一目瞭然なのですね。


どうやらこれは第4-第5体節間の関節が時計回りに若干ねじれているのが原因のようで、それは他の個体にも共通のようです。


他の子(黒とピンク)でもこの関節を完全に引き延ばした後にまた曲げようとすると、第5体節腹板向かって左側の前方、つまり丸印のところが、第4体節腹板にかぶさりそうになるのですね。

ですが黒とピンクは紫ほど関節がねじれてはいませんでした。注意していればこのように露骨にかぶさることはないのですね。


おそらく紫は、製造工程の最後に丸める時に、うっかり腹板が写真のように前にかぶさってしまい、またその状態で長い間(私が開封するまで)丸まったままでいたので、元から歪んでいた関節部分のパーツがさらにねじれたまま固定されてしまったのでしょう。

その結果、腹板のかぶさりが元に戻らなくなってしまったものと思われます。


……と、いうことは……。

無理やり関節を元に戻した状態で丸めてまた長時間放置すれば正常になるかも……?


触角や足の素材はどうやら形状を記憶しているようだということは前回のだんごむし3の記事で書きましたが、関節はどうなのだろうか……。


それからこの紫は他にも問題があり、開封した段階で第5と第6の左側歩脚の接続が甘く、足を広げようとすると取れてしまったのですね。


……まぁ、これは嵌め込めば治りますから、特に問題は無かったのですね……ボロッと取れた瞬間はちょっとしたホラーでしたが。


なんにせよ紫に関しては少々問題が多かったように思います。

…………組み立てた人が新人さんだったのか知らん………。


あと、お値段も少々気になるのですね。

上にも書きましたがこの「だんごむしまるまるスイング」のお値段は、本家だんごむしシリーズと同じく500円です。


本家だんごむしは細かなモールドまでしっかりと(虫嫌いが逃げ出さない程度に)作り込まれており、またその背板は本物のダンゴムシのそれの比率を忠実に再現してあるのですね。

大きさもしっかりとしており(丸まるとカプセルと同じ大きさになる)、手の平に載せてみると凄まじい存在感です。

要するに構造・大きさともにまさに500円という値段に値するほどの貫録があるのですね。


ですがこちらのスイングは小さいですし、重さもずっと軽いのですね。

また、せっかくの完璧な背板の比率が本家と微妙に変わってしまっています。

体が小さく軽い時点で相当量の材料費が削減できているものと思われますが、それを置いておいたとしても比率が変わってしまった時点で「ダンゴムシを忠実に再現している感」も大分半減してしまっているのですね。

それはスイングにするために意図的にやったものだと思いますし、ある意味仕方がないとは思うのですが、上にも書いた通りパーツの形成の問題もありますから、それを踏まえると少々クオリティ的な部分が劣るような……劣らないような……。

ボールチェーンという余分なパーツ(単品だと結構なお値段がします)が付いているため、本体のクオリティを落とす事や、500円という価格は仕方がないとは思うのですが、チェーンを取ってしまうとなんとなく「お高い感」が否めないのですね……。


う~ん、これを本家と同じように「ダンゴムシのリアルなフィギュア」として見ようとするからこんな風に思うのかもしれません。

いっそ割り切って「そこそこリアルなスイングだ」と思えればいいのかも……?

 

ですが……これはひじょうに根本的なことなのですが……。

……これ、そもそもスイングにして大丈夫なのでしょうか……。


これを丸めて鞄に付けるということは、それ相応の衝撃や摩擦が本体に加わるものと思われます。

見たところスイングだんごむしの殻の厚さは従来のシリーズと同程度……つまり、体が小さい割には殻が分厚く、また素材も従来通りABS樹脂ですから(丸めるとそれがダンゴムシ本来の防御姿勢であるということも相まってさらに?)、衝撃などには強いと思われます。

そもそもあのカプセルマシンの中に殆ど直接ぎゅうづめにされていても壊れないという時点でかなりの耐久性です。ガシャポンのカプセルに勝るとも劣らない頑丈さなのですね。


また鎖との接続部分は殻が分厚くなっており、おそらく十分すぎるほどの強度を確保してあります。


ですがスイングにしては若干大きくて重い気もしますし、やはり摩擦の影響その他は受けてしまうのでは……大きくて引っかかりやすそうだし……。

これを細いボールチェーンだけで支えるというのは……う~ん……大丈夫………なのかな……。


………開いた状態で飾っておくほうがいいのかも……。

紛失破損その他を気にするならスイングとしての使用はあんまりしない方がいい気がします……?


……「リアルなダンゴムシフィギュアにしては高い」「スイングにしては使い勝手が不安」……って……。

……なんとも中途半端な感じになってしまったのですね……。


……でもきっとそれは裏を返せば「両方OK!」ということなのでしょう。500円という値段の高さはその「両方OK!」に対して支払うものなのかもしれません。


とりあえず、若干微妙な気もしなくもないですが、全体としてはこれはこれで良い商品だと言えると思うのですね。

 

結論としては……かわいいから……OK!

………なのですね。なんとまぁ……。

再会できた「だんごむし3」。ついにコンプリート!

以前バンダイさんの「だんごむし」シリーズの第3弾についての記事を書いたのですね。

 

blog.kitsune-vetulicola.net


そしてこのだんごむしシリーズ第3弾……「だんごむし3」のラインナップは

 

  • 白(パール加工)
  • フチゾリネッタイコシビロダンゴムシ
  • ゼブラ


……の4種でした。

前回の記事ではこのうち「白パール」と「フチゾリ」だけをGETし、残りの黒とゼブラは手に入らなかったと書いたのですね(それ以上回すとヨドバシさんの回数制限に引っかかるため)。


そして残りは「また今度来た時に買おう」と締めくくったのでした。


……あの後あっという間に売り切れてしまい、結局この時は買うことができなかったのですが……あれからしばらく経った6月のある日、また同じヨドバシさんでだんごむし3の再販分を見つけたのですね!


……結論から言うと、おかげで全種類コンプすることができたのですね。まぁ、こう言うとちょっと違うかもしれませんが……。


なんにせよ、これは私がことし6月9日と10日、2日間にわたってこのお店に通った話なのですね。


ずいぶんと時間が経ってしまいましたし、またそれゆえにこれからだんごむし3を買おうと考えている方の参考になるかも疑わしいですが、その模様を書いてみようと思います。

 

以下、目次なのですね。

  

 

6月9日(日曜日) 再販に遭遇 黒を入手

この日私はお仕事がお休みだったのですね。

そして一日中じっとしているのもアレなんで出かけようと思ったのですね。


予報によると午後から雨が降ることになってはいましたが、この時点では問題無かったのですね。


なので、なんとなくふらっと町田のヨドバシカメラさんへ行ってみたのですね。

するとなんと……だんごむし3の再販分があったのですね!

 

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(※画像は翌日に撮影したものなので当日と色々と違っていますが……)


きつね、昔からこういうことには勘が働くのですね。

あるかな~なんて思って行ってみると、割とあったりするのですね。

思えば第1弾を手に入れた時もそうでした……。

 

さて……、見たところいつもの「お1人様2回まで」のような表示は無いのですね。

このシリーズはとても人気なので、このような表示が無いとすぐになくなってしまうのですね。


そのためヨドバシカメラの店員さんは毎回入荷する度に「お1人様2回まで」の札をマシンに貼っているようです。

私も前回その札の言いつけを守ったので、前回は白とフチゾリを手に入れた時点で潔く帰ったのですね。


でも……今回その表示が無いということは、2回以上回してもいいのか知らん……。


ですが前回はちゃんと表示されていましたし、そのおかげで私もマシンを回すことができたのですね。

つまり、私がここで2回だけにとどめておくことにより、この後ここに来るより多くの人たちが買えるようになるのですね。


……なので、今回も2回だけ回してその場を立ち去るのが礼儀だと思うのですね。多分……。


とりあえず、自販機は例の如く4つ……うち1つが既に空です。

他のも間もなく無くなりそうだったのですね。


残された中身の配分は当然マシンごとに違うので……ここは自分が欲しいものが残っていそうなマシンを回してみるのですね。


私がまだ持っていないのは「黒」と「ゼブラ」でした。


ですがゼブラは外から見た限りでは2つしか見えませんでした……おそらく本当に2つしかないのでしょう。

おまけにわりと上の方にあるので出てくる確率はかなり低そうなのですね。


……なので、ここは一先ず「黒」を狙うのですね。

出そうなところを選んで……回すのですね。

 

………がっちゃん!……思惑通り黒が出ました!

 

と、いうことはこれで私の試みは成功と言えそうです。


それに、ここでさらにまた勘が働いたのですね。

つまり、「もう1回回したとしても黒白フチゾリのいずれかがダブる」という勘なのですね。


自販機は残り3つですから、それぞれの自販機がそれぞれの色に対応しているのでしょう。


まぁ、勘も何も、そもそもゼブラが出ないということはわかっていますし、私は既にゼブラ以外の3種を持っているわけですから、この時点で他のナニが出てもドレかがダブるのは当たり前なのですが……。

……ですが!自分の勘の精度を試してみようという(?)好奇心に負けて回してしまったのですね。何やってんだか。


そして……案の定フチゾリなのですね!ダブった~!


……やはり私の勘に狂いはないのですね。ひじょうに残念です。


……いやまて!そもそもフチゾリはこの第3弾が発売された当初から私が欲しかったものではなかったか!

運よく前回それが1回目で手に入ったということにすぎません……それにこういうものは「スペア」が欲しくなるもの(?)


今回のこれでフチゾリが2つになりました……これはこれでOKなのですね!


どの道もうすでに2回回してしまったので、ゼブラは諦めてこの時はそのままその場を立ち去ったのですね。

 

……で、問題の戦利品がこちらです。

 

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フチゾリちゃんの開封と、特別仕様の「開け方説明」の解説はこの前やったので、今回は黒ちゃんだけを開封するのですね。

 

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相変らず見事なフォルムです……。

ロゴの画像と瓜二つなのですね!

これを企画・開発したバンダイの誉田恒之さんは天才に違いありません

誉田さんは元々虫が苦手でしたが、2年間の開発期間を得てダンゴムシの事を徹底的に研究し、今ではもはや既に「だんごむし博士」となってしまっているようです。

これは……原型となるオカダンゴムシとそれを開発した大いなる自然に脱帽するとともに、そこまで努力をしただんごむし博士にも敬意を表すしかないのですね。


………弟子入りしたい…………。

 


……、次、行きます。

 

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開けると裏はこんな感じです。

安定の「だんごむし新聞第3弾」が見えるのですね。

 

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はい、お約束の……前バージョンの「同じ色」との比較です。

今回は第1弾の初代黒ちゃんとの比較なのですね。

腹側の配色が大きく変わっているのがわかります。こ、これは……!


いつぞやの「メタリックだんごむし」の「黒メタル」と同じ配色なのですね!

 

blog.kitsune-vetulicola.net


きっとこの時に培っていた色を今回の開発に活かしたのでしょう(?)

 

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もちろん背中の色も第1弾とは違うのですね。

より黒く、より「それらしい」色になっています。

 

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他の子と合わせてみたのですね。


……特に弾は考えずに選んだのですね。

とりあえず新旧の白黒とそれからフチゾリちゃんが揃えばいいかなと……。

というわけなので第1弾の白黒、それから第3弾の白黒フチゾリのセットです。


フチゾリちゃん(2匹目)は開封しないで大事にしまっておこうと思います。


……将来プレミアが付いたら新品未開封のまま売り飛ばそうなんて考えていませんよ!

ただ誰かにプレゼントしたくなった時に新品未開封の方がいいかなと思っただけです(誰に?)


それにしてもこの黒ちゃん……どうやって呼称しましょう。

同じ「黒」だと第1弾の黒との見分けがつかないのですね。なのでここは何とか別の名前で呼びたいところです。


……第3弾の白はパール加工されており、私も「白パール」と呼んでいるので……それに対応する黒は便宜上「黒パール」と呼びましょう。

ええ、まぁもちろん黒はパール加工されているわけではないのですが……あくまで便宜上ということで。

 


6月10日 再販に再開 ゼブラ入手


さて……。

無事めでたく黒パールを手に入れましたので……お次はいよいよ「ゼブラ」を残すのみとなったのですね。


……以前私は確かにゼブラを「ヘンな色」だの「正直微妙」だのと言いましたが、ここまで来てしまった以上この子をGETしないことには私の完璧主義が許してくれないのですね。

 

と、いうわけなので翌日また同じ場所に行ってみます。

 

前日の時点で既に割と「もうすぐなくなる状態」だったので、さすがにまだ残っているとは期待していなかったのですね。

ですがやはり自分の目で見て確かめてみないことには事の真相は分からないのですね。

なのでダメもとで再度再びヨドバシさんを訪れた次第です。


奇跡的にマシンそのものはまだあったのですね。

そしてそのマシンを覗いてみると……なんと、わずかですがまだあります!

昨日今日でお天気が悪い日が続きましたから、そのせいもあってお客さんが少なく、回す人もあまりいなかったのかもしれません。


ですが………かんじんのゼブラが既に売れてしまって無いのですね。

どうやらあの後私が帰った後に誰かが買っていってしまったようです……なんとまぁ。


………ここは仕方がありません、速やかに引き上げるのですね。

 

さて……普段ならここであきらめて帰るところなのですが……、ここで私の脳裏にある考えが浮かびました。

せっかく町田まで来たのですから、あそこを見ない手はありません。


……そう、この近所にあるブックオフさんなのですね!


と、いうわけなので、一応覗いてみたのですね。

そう簡単にゼブラだんごが置いてあってたまるかとも思ったのですが、いつもこのシリーズが置いてある場所を覗くと……

 

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………なんと、あるのですね。


しかも画面には収まっていませんが、隣にもう1つ……つまり、2つありました(結局買ったのはそっちの方なのですね)。


……おまけにこのタイミング……こ、これは……!!

前の日に私が帰った後に売れてしまった、あのヨドバシカメラさんの2匹のゼブラに違いありません!


しかも2匹とも揃っているとは……おそらくあの後ヨドバシさんで、既にゼブラを持っていて……つまり、次は黒か白かフチゾリを欲しがっている人がマシンを回し、運命のいたずらか嫌がらせか見事にゼブラが2匹出てしまい、結果としてダブるどころかトリプってしまったため、「ああもう!ゼブラもう持ってるよ!それよりフチゾリ!フチゾリが欲しいのに!!」などと癇癪を起こし、挙句の果てには「仕方がない、元は取れないにしてもせめて財布へのダメージを減らすためにこのゼブラたちは売ってしまおう」とその足でブックオフさんに持ち込み、そしてその結果このゼブラ2匹は今日ここに今まさに私の前に並べられるに至ったに違いない!

こ、これは……!!!


なんという運命のいたずら!なのですね!

「ゼブラダブった!」と癇癪を起こしてブックオフさんに売りに来てくれたどこの誰ともわからないその人には感謝するしかないのですね!


なんにせよ、せっかくこうして巡り合えたのですから、ここで買わない手はありません。


迷わず手に取ったのですが……ちょっと、お値段を見てびっくりなのですね。


……………1250円。


………大事なことなのでもう一度言います。


………………1250円!!!!!


こ、これは……!!!


さすがにこれはいけません、ぼったくりなのですね!


確かにゼブラちゃんは第3弾の中では希少ないわゆる「レアキャラ」ですが……、ブックオフさんでのだんごむしシリーズの値段が大体1匹500円(定価)~750円の範囲内、2匹抱き合わせなら1匹あたり475円もありうるということを考えると、これは規格外に高いのですね!!!


……ええ、まぁ……買いましたけど!

おそらくここを逃すともう手に入れるチャンスは無さそうでしたし!

あったとしても再入荷は数週間先でしょうし、きっと1回回して出るということはあまりないでしょうからおそらく3回は回す羽目になると思いますし!!


「数週間後に3回(1500円)回してダブり2匹+やっとゼブラ1匹を手に入る」か「今ここで1250円でピンポイントで1匹買う」かを天秤に掛けた挙句、私は今ここで買う方を選んでしまったのですね!!ダブリ2匹込みで数週間待ちの方がお得な感じがしましたが!


……さすがにレジのお姉さんも「こちら1250円の商品ですがよろしいですか?」と念を押して聞いてきたのですね……ええ、まぁ、これが法外な価格でおそらく普通は売れないはずだということは店員さんが一番よくわかっているのですね。

ええそれでもよろしいですよ買いますよ欲しいから!

 

…………高い買い物だったのですね。

 

こんなことをしているからきっときつねはお金を溜められないのでしょう。わざわざ完璧主義のためにこんな大金をはたくなんて!


なんだかブックオフさんにものすごく足元を見られている気がするのですね……きっときつねはブックオフさんにとっていいカモであるに違いありません。

 

……いいキツネ………?

 

………まぁいいか。

 

とりあえず問題のゼブラちゃんはこちらなのですね。

 

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あれ……。

何とはなしにパッケージの包装の仕様が他の子と違う気がします。

 

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やっぱり……。

他の子は全体的にパリパリしたビニールでピッチリ三重に包まれていますが、この子は全体をやわらかいビニールが一重に包んでいるだけなのですね。


また、他の子と違ってちゃんと殻が閉まっていないような……?

 

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やっぱり!

ビニールをはがしてみると、殻が開いていました。


これ、お尻のピンと口元の穴を合わせて閉じる仕組みになっているのですが、ピンと穴が見事に離れています。


レアキャラですからきっと何らかの都合で包装のやり方を変えているのか……それともお店の人が一度開封して検品し、再びお店でビニールで包んで閉じたのか……謎は尽きません。

でも町田のブックオフさんの場合、開封済みで持ち込まれただんごむしシリーズはそのまんま開封済みの状態で売っているので、わざわざ再包装するとは考えられません。


なのでおそらくゼブラ特有の仕様に合わせてバンダイさんがこちらの包装にしたものと思われますが……う~ん、ガチャマシンから直接出てきたゼブラを見たことがないのでわからないのですね。


なんにせよ、中身は新品のピカピカなのでこれはこれでいいのですね。

 

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………前足と触角が多少歪んでいるのですが……これはきっとただの個体差でしょう。

彼らの付属肢(触角や足)はやわらかい素材でできているので、丸まった時の状況によっては付属肢に微妙なクセが付いてしまうというのはだんごむしシリーズではよくあることなのですね。

それに触角や足の素材は形状記憶的な能力があるらしく、ゆがみは時間と共に戻っていくようなので……放っておけばたぶん真っ直ぐになるのですね。

 

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足を伸ばすとこんな感じ。

お腹側が白くてとてもきれいなのですね。

 

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安定の新聞もちゃんと付いていますので一安心です(?)

背中のゼブラ模様は白い地に黒で塗装してあるようです。

黒い部分は黒いだんごむしよりも黒いのですが……もしかしてこの塗料との相性の関係で特別なビニールで包装されていたのかもしれません。色落ち防止とか……。

ちゃんと殻が閉じていなかったのは……なんでだろう?
お店に並んでいる2匹とも閉じていなかったのですね……。

 

……あるいは閉じられないのかも?

口の穴の内側まで黒い塗装が入り込んでいるので、もしかしたらピンがうまく嵌らないのかもしれません。


……敢えて試してはみませんでしたが。


いずれにせよ、「体が塗装されている」という時点でこのゼブラは他のだんごむしたちとは一線を画しているのですね……。

動かしているうちに剥げないか知らん……。


……などと言いつつ、既に剥げを見つけてしまったのですね。

第2体節の上に針の先ほどの白い部分がありますが、ここは傷というか塗装が剥げた部分らしく、製造工程でできたもののようです。

パッと見ゴミが乗っているのかと思ったのですが取れませんでした。


少々気になりますがこれはきっと私のゼブラちゃんの個性であり、見分けるためのポイントなのですね。


こういう場合、間違っても黒いマジックで塗り直そうなどと考えてはいけないのですね。


きっと特別な包装といい剥げといい、ゼブラちゃんはデリケートなだんごむしなのでしょう。

 

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さて……これで第3弾が全員そろいました。


ゼブラちゃんのこの色……最初はどうかと思ったのですが、こうしてみるとけっこう綺麗でかわいいのですね。

ヘンな色だなんて言ってごめんなさい……。

 

バンダイさん暴走中?

とりあえず、だんごむしシリーズが絶好調のバンダイさんですが……、何だか最近とんでもないものを発表したのですね。

 

gashapon.jp


こ、これは……!!!

………ついにキーチェーンになってしまったのですね。

しかも小さいのに値段は同じって……鎖代でしょうか。


それに、だんごむしの第4弾が出るというのはまだわかるのですが……「まんまるこがね」に「かめ」って……。

……もはや悪乗りしすぎなのですね。
丸くなればなんでもいいとでも思っているのでしょうか。
これではそのうちミツオビアルマジロやタマヤスデ、はてはアグノスタス、ニレウスやファコプスが出てきたとしてももう何の不思議もないのですね。


……ええ、まぁ、欲しいですけど。

丸まる三葉虫のフィギュアは是非とも出してほしいのですね!


とりあえず……三葉虫が出るかはわかりませんが、これらのカプセルレス動物のシリーズはいろいろ気になるのですね……。


ちなみに第4弾のだんごむし……、「パール加工された青」が出るとありますね。


……なんと、白黒青がこれでリメイクされてしまったのですね。

パールの青の名前は「青パール」に違いないのですね。

 

他にもう1つレアカラーがあるとのことなのでそちらも気になりますが……なんにせよだんごむし4の発売は8月の第2週目のようです。

おそらく町田では8月4日~10日の間のどこかでリリースされるに違いありません。たぶん。

 

とりあえず……今からお金をためておくのですね。

 

国立科学博物館 大哺乳類展2見納め!と常設展示の諸々

以前おしごとの合間の隙を見つけて(?)大哺乳類展2に行ってきた、という記事を2回に分けて書いたのですね。

 

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あのあとちょうど2か月後たった日に、運よくもう一度行く機会に恵まれまして……行ってきたのですね。

もちろん前回の教訓で「常設展示に入ること」も想定していましたから、今回はそれも含めて私が現地で見聞きしたことと思ったことを書いていこうと思うのですね。


……長くなりそうなので目次を置いておきます。

 

 


大哺乳類展2

さて……、前回に同じくまずは博物館の入り口……のすぐ横にある小さな特別展の入場口から入り、チケットを買うのですね。


チケットは一般が1600円(常設展示の代金込み)です。

……この値段が当たり前かと思っていたのですが、どうやらそうでもないようなのですね。
なにやら前の方にいた大学生らしき4人組が「おれたち団体割引にならないかな?」「4人じゃ少なすぎるだろ!」みたいな会話をしていて知ったのですが、そういうものがあったのですね……。


……私には関係ありませんけど!


なんにせよ私も学生に間違えられてしまったのですね。
つい正直に一般ですと言ってしまったのですが……あのまんま学生として入場した方が安かったか知らん。

……でも表示を見る限りではこれ、大学生でも一般でも料金は変わらないのですね。


……あれ……。


じゃぁ私が間違えられた「学生」というのは高校生……?料金が同じ大学生にわざわざ「学生ですか?」だなんて聞かないと思うのですが……。


……さすがにそれはないと思うのですね


……話を元に戻して……とりあえず、入るのですね。

 

今回はせっかくなので前回使わなかった「音声ガイド」なる機能を試してみたいのですね!

ガイドの声は俳優の瀬戸康史さんが担当していることで話題になっています。

たしかフロアの下の方で音声ガイドの端末を貸し出しているのでした。


………550円。


きつね、こういうことにはケチケチしないでもうじゃんじゃんお金を使う方がいいと最近思い始めたのですね。

スタッフの方の説明によると「電話式」なのだそうで、ガイド番号を入力したのち、電話の受話器のように端末を耳に当てるとガイドが聞けるのだそうです。

よく見たら会場内にはそこかしこに「音声ガイド番号」の表示があります。前回来た時は全然気づきませんでした……。


さて、肝心の音声ガイドの内容についてはここに書くことはできませんし、哺乳類展2については前回の記事を見て頂ければいいと思うので、敢えてここには書かないことにするのですね。


なんにせよ、やはりガイドがあると色々と新しいことがわかるのですね。

牛と鹿の角の違いについてや、地球上でもっとも繁栄している哺乳類についてなど、かなりマニアックな情報を色々と教えてくれます。


また、ガイドでも言っていたのですが、瀬戸さん、コウモリが好きなのですね。

……これは案の定なのですね。


なぜなら瀬戸さんは、コウモリに噛まれると正義のヒーローに変身するのですね。


なんにせよ、入り口近くの哺乳類の立ち方と歩き方の辺りで詳しいホネの話をしている専門家っぽい人たちや、先輩と後輩らしい若い女性の二人組のマニアックな会話が聞こえてきて面白いのですね。

入り口近くで哺乳類との骨格の比較のために置かれていたオオトカゲを見て「これほど大きいともはや恐竜だよね」とか「こんなん森で遭遇したら生きた心地がしない」とか……。

やはりこういう展示は本当にいろいろな人たちが訪れるものなのですね。何をいまさらという感じがしなくもないですがそう思いました。

もしかすると展示より来ている人を観察している方が面白いのか知らん……。


………………以上です。


……哺乳類展2については前回の記事に色々と書いてしまったので……もはや特に書けることがないのですね……。


とりあえず、今日はこの後の常設展示をメインにいろいろ書いていこうと思うのですね。

 

常設展示

さて……。

常設展示には「地球館」と「日本館」、2つの建物があるのでした。

日本史もいいのですが哺乳類展を見てしまった以上頭の中は自然史モードになっているので、また前に見られなかったところがまだ残っているので、当然地球館に入ります。


各フロアはこんな感じなのですね。

 

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見たところ下から上に向かって年代順に並んでいるようです。

なのでとりあえず地下3階から上に登っていけば私の頭の中でガイアメモリの如く地球の記憶と歴史を再現できそうなのですね(?)


また地下3階は見たところ地球云々以前に宇宙のしくみについて展示しているようです。

なるほど、地球の事象を理解するために、まずは宇宙の歴史と仕組みについて学べるようになっているのですね!これは見事な構成です。

と、いうわけで……一旦地下3階まで下りて、そこから登りながら順に見ていくのですね。

 

B3F 自然のしくみを探る ~私たちの世界はどのようにできているのか~

 うん、間違いありません。

タイトルからしてここは宇宙誕生の歴史のドラマを忠実に再現した展示を行っているに違いない!


意気揚々と期待しながら入ってみたのですが、中に入るといきなりこのような表示が。

 

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に、日本の科学者……?


……どうやら科学の進歩に貢献した日本人たちのプロフィールが紹介されているようなのですが……、

なんか……予想と違う気が……。


他にも科学の基本である「測量」についてや、そもそもメートルやキログラムといった単位はどう定義されているのかなどについての展示があったのですね。

……中には「さよならキログラム原器」なるどっかで見たようなニュースに関する看板もあったのですね。

 

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………これはまぁいいか……。


う~ん、ここはどうやら「宇宙の仕組み」というよりも、「科学の基本」が展示されているようです……?

科学とはすなわち宇宙の仕組みを探求していく学問ですから、その基本が展示されているのは確かに宇宙の仕組みを展示するのと同じくらい大事なことだとは思うのですが……。


これだとまるで「化石の発掘方法の解説はあるけどかんじんの化石そのものは無い」みたいな肩すかし感が否めないのですね……。


あっでもこのフロア、奥の方にいちおう宇宙の歴史と成り立ちや、物質の仕組みについてなどの展示もありました!

 

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……あったのですが……なんとなく私にはちょっとわかりづらかったのですね……。う~ん、私の方の勉強不足かしらん。

 

………次に行きます。

 

B2F 地球環境の変動と生物の進化 ~誕生と絶滅の不思議~

ここは以前訪れたことがある場所なのですね。

先日の大哺乳類展2の記事の後半にちょろっと書きました。


この時は時間が押していたので少し覗いただけでしたが、今回はじっくり見て回ることができるのですね。

 

……それにしてもずっと気になっていたのですが、今はどうやらちょうど遠足の季節らしく、そこかしこに子供たちの団体がいるのですね……。

おまけにご丁寧に幼稚園から中学校まで全部そろっています。

私は別に子供が嫌いなわけではありませんが、ひとりでゆっくりじっくり静かに博物館を見学しようと思っている時にこのシチュエーションは少々騒がしいと思うのですね……。
せめて写真を撮ろうとしている時に被写体とカメラの間をわらわらぞろぞろ通り過ぎるのは遠慮してもらいたいのですね……。


……気を取り直して問題のフロアを見ましょう。

 

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このフロアの名物の(?)三葉虫の特大模型なのですね。ネットで何度か見たことはありましたが、実物を拝むのは前回来た時が初めてでした。

これはオレノイデス・ネワデンシスでしょうか。

三葉虫は一万種もいるので相当特徴があるものでなければ見分けるのが難しいのですね……。

なんにせよオレノイデスはカンブリア紀に生息していた三葉虫で、史上初めて眼を持った動物なのではないか……と言われているのですね。

カンブリア紀は「眼の発明」が起こった時代としても知られていますが、初めて眼を持ったのは節足動物であり、また初めて誕生した眼は複眼だったのですね。

またこのことからもわかるように、眼というものは単系統ではなく、その後どうやら同時多発的に複数の系統で独自に生み出されていったようなのですが……その辺りの話に触れると長くなるので、またの機会にするのですね。

 

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裏側もしっかり再現されています。

半分は二枝型付属肢を外すことによって甲羅のつくりがわかりやすくなっているのですね。

こういうまるで人体模型のような「半分ずつの復元」というのは古生物の世界ではよくあることのようです。

また三葉虫の仲間特有の器官であり萌えポイントでもある(?)、口元のまるい板状の構造物「ハイポストマ(口下片)」もかなり細かく作り込まれているのですね。これはマニアが見たらうなるに違いありません。

口下片とは昆虫などの他の節足動物の「上唇」に相当する部分で、いちばん前の体節(口前葉または先節などとよばれます)に付いていた付属肢が変化したものだと言われています。

一番前の体節の付属肢……というのはちょうどアノマロカリスのあの特徴的な前部付属肢にあたる部分ですね。

ここはアノマロカリスの仲間でこそあのように大きな腕になっていますが、他の節足動物ではあまり使わなかったのか小さく退化してしまっているのですね。

どのような形に退化しているかは分類によっても違いますが、少なくとも三葉虫の仲間では写真のような丸い円盤状の構造物になっているのですね(一部例外もありますが……)。

三葉虫の口はこの下に後ろを向いて付いています。

彼らには昆虫や甲殻類のようなあごは無いため、口はどうやら鋏角類のそれに同じく「タダの穴」だったようです。

この穴でロボット掃除機の如く海底を這い回りながら周囲の小さな粒子を吸い込んで食べていたのではないかと言われています。

物を噛むことができないタダの穴で食事が成り立つのかというツッコミが来そうですが、かくいう我々脊椎動物も昔は「無顎類」と呼ばれる「あごの無いタダの穴な口を持つ魚」だったわけですから、人のことは言えません。

 

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下の方に三葉虫と他の節足動物に関する解説がありました。


でもこれ……あれ。


………ちょっと……情報が古いのですね。


解説には「鋏角類と多足類」「昆虫類と甲殻類」がそれぞれグループを成し、三葉虫は「鋏角類と多足類」グループに近縁であると書かれています。

ですが現在(2010年以降?)では多足類はむしろ「昆虫類と甲殻類」に近縁であり、3つ合わせて「大顎類」と呼ばれる大きなグループを形成しているという考えが一般的です。


……つまり、「鋏角類」グループと、「昆虫と甲殻類と多足類」グループがあるのですね。


またたしかに昔は「三葉虫の触角が退化して触角を持たない鋏角類が生まれた」と言われていましたが、現在ではこの説は否定されており、鋏角類の持つ鋏角は触角が変わったものであるということがわかっています。


要するに、三葉虫と鋏角類の類縁関係はよくわからなくなってしまったのですね。


なんにせよ「鋏角類」と「大顎類(昆虫と甲殻類と多足類)」に加えて、昔は「三葉虫類」という別グループが存在していたということは間違いありません。


……本当はマルレロモルフ類だのフキシャンフィア類だの恐蟹類(アノマロカリス類)だのなんだのもっとたくさんの節足動物のグループがあったのですが、話がややこしくなりそうなのでここには書かないことにします。


とりあえず、現在残っている節足動物は「鋏角類」と「大顎類」だけなのですね。

 

お馴染み昆虫やエビ、カニ、ムカデなど、大顎類があまりに猛威を振るっているため(?)、「節足動物=左右に動くあごがある」というステレオタイプな認識が一般に広まってしまっておりますが、三葉虫や鋏角類その他の節足動物たちの名誉のため、左右に動くあごを持つのは大顎類だけだということをここで断っておくのですね。

 

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もちろん三葉虫のほかに魚なども展示されています。

このお方は古生代デボン紀に海の生態系の頂点に立っていた巨大魚、ダンクルオステウスさんなのですね。あんまうまく撮れてない……。

「板皮類」と呼ばれる現在では絶滅してしまった魚のグループに属しており、一説によればホホジロザメよりも強い最強の魚なのではないかという話もあるほど。

この板皮類、頭と胸を骨の鎧で包むというまるで空想上の怪物のようなデザインの魚ですが、体の中の骨格はサメなどと同じく軟骨でできているため、化石として残るのは殆ど鎧の部分だけなのですね。

なので後ろ半分の復元は多分に想像の余地があるのだそうです………これは妄想が膨らみそうなのですね。


それにしても節足動物もそうですが、魚の仲間も昔はたくさんのグループがいたのですね。

というより、生物というものは昔にさかのぼるほど大きなグループの数が増えていくようです。

ですがそのほとんどが現在では絶滅し、残ったグループの中だけで種分化が起きて多様化したのですね。


……系統樹に太い枝がたくさんあった昔と、わずかな太い枝だけがたくさんの細い枝を茂らせている現在。


生物多様性」のあり方が時代と共に移り変わっていくのがわかるのですね。

 

 

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これはデボン紀の次の時代である石炭紀を代表する(?)謎の生物、トゥッリモンストゥルムです。

発見した人の名前を取って「ターリーモンスター」とも呼ばれます。

学名はそのラテン語表記ですね。


アメリカ、イリノイ州の「州の化石」で、シカゴの郊外でたくさん見つかる……のだそうです。

水に住む生き物だということはわかっていますが、その分類学上の位置づけはいまだに不明です。

一時は魚の仲間ではないかという説が浮上しましたが、その翌年に発表された論文で否定されてしまったため、結局正体は謎のままなのですね。


これももしかすると現在は存在しないグループに属する動物なのかもしれません。

 

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時代が前後してしまいますが、この前化石写真を撮り損ねた例のベッツリコーラもあります。

これもまた現在では失われてしまった脊索動物のグループである「古虫類」を代表する生き物ですね。


体の前半部分は左右に鰓孔があるのに後半部分はクチクラの殻に覆われていて体節まであるというその特異なつくりのため、ターリーモンスターに同じく発見から長らく正体不明の動物とされてきました。


なぜなら、体がクチクラの外骨格で覆われていて体節があるのは節足動物の特徴ですが、それに対し彼らの鰓は体の中にあります。

ですが三葉虫を見てもわかる通り、節足動物のえらは付属肢の一部ですから体の外にあるはずですし、そもそもベッツリコーラにはかんじんの付属肢がありません。

それに体に鰓孔が開いていてその中にえらの本体があるというのは後口動物(脊索動物など。魚のえらを想像して下さい)の特徴です。


つまりこの動物は節足動物と脊索動物両方の特徴を持っている」ということになりますが、そもそもこの両動物は遠い昔、進化の初期段階に枝分かれしてから全く異なる系統となり果てた動物たちですから、その両方の特徴を持っていること自体が生物的に「あり得ない」ことなのですね。


この大きな矛盾が長年研究者たちを悩ませていたようです。


しかしその後研究が進み、2014年にオーストラリアで発見された新種から脊索が見つかったことから、現在では彼らはれっきとした脊索動物であり、クチクラに覆われた体は外骨格ではなく二次的に皮膚を高質化させたものだということがわかっています。

ホヤ類(尾索動物)に近縁の仲間だと言われてはいますが、現生のホヤが古虫類の直接の子孫であるというわけではないようです。(両者の祖先が同じというのは確実でしょうが……。)

 

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さて……奥の方ではいよいよ単弓類(哺乳類と、そのご先祖様)が登場します。

なんだかとてつもなく長い子がいたのですが……この子はクジラのご先祖様のようです。

名前をバシロサウルス・ケトイデス」というのですね。

バシロサウルスは「王トカゲ」、ケトイデスは「クジラっぽい」という意味らしいので、和名にすると「クジラオウサマトカゲ」といったところでしょうか。

発見当初は爬虫類(魚竜?)だと考えられていたため、このような恐竜ライクな名前が付いてしまったようですが、れっきとした哺乳類です。


他にも、最初魚だと思って「翼のある魚」という意味の名前を付けた動物が、あとから実は節足動物だったとわかったり、また当初は節足動物だと思って「泳ぐエビ」という名前を付けてしまった動物が、実は後になってイカやタコの仲間だということが判明したり、古生物の世界ではこういう名前のエラーがよく起こるのですね。


名前とのギャップからそのような分類の変更などの当時の背景事情が分かって面白いのもまた、この分野の魅力なのですね。


ともあれ、このエリアでは海の単弓類(哺乳類)と爬虫類とを並べて展示してあり、両者の姿が哺乳類・爬虫類という異なるグループ間であるにもかかわらず恐ろしく似ていることを示しているのですね。

時代も系統もバラバラですが、両方とも陸から海に戻った四足動物という所が共通しており、一度陸に上がった動物が再び海で暮らすようになると、否応なく似たような形……「クジラ型」になってしまう、ということのようです。


いわゆる「収斂進化」なのですね。


収斂進化はあくまで「系統が異なる動物同士の見た目や機能が同じ環境で暮らすうちに似たようなものになる」ということですから、パッと見形が似ていても、内部構造は別物だということが往々にして起こるのですね(翼竜の翼とコウモリの翼など)。

哺乳類と爬虫類、見た目は同じ「クジラ型」でも、哺乳類側の骨格はやはり哺乳類の骨格ですし、クジラ型爬虫類の骨格もやはり爬虫類の骨格です。


ちなみにバシロサウルスさんと対を成していた(本物の)爬虫類の方は、奥の方にいた大きなカメさんに気を取られてしまい写真を撮っていないのですね……なんとまぁ。

 

もちろん陸の哺乳類もいます。

 

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とても大きいです。大哺乳類展2で見たアフリカゾウよりも大きいです。

あまりにも大きかったのでカメラの視野に収まりませんでした……こんな哺乳類いてたまるか!


ちなみに「パラケラテリウム」という角の無いサイの仲間だそうです。

こちらWikipediaさんにはちゃんと全身が収まっているこの化石の写真があります。

 

ja.wikipedia.org


……どうやって撮影したのだろうか……。

他にも巨大なアルマジロの骨と甲羅なんかがあったのですね……。

昔の動物ってなんでこう大きくなりたがるのでしょうか……。


この奥にいくといよいよ人類が登場するのですが……残念ながら写真を撮っていないのですね。

う~ん……どうにも人骨は写真に収める気にはなれないのですね……。


なんにせよ……いかんせんここはひとつのフロアの中に生物誕生から現代までの歴史を詰め込んであるので……全体的な印象としては少々駆け足感が否めないのですね。

できることならそれぞれの時代ごとにひとつずつフロアを設けて展示するのがいいのかもしれませんが、きっとスペースの都合で難しいのでしょう……。

むしろ限られたスペースに全ての時代のものを綺麗に詰め込んでいるこのお片付けのレイアウトセンスには脱帽するしかないのですね。

 

B1F 地球環境の変動と生物の進化 ~恐竜の謎を探る~

さて……、いよいよみんな大好き恐竜なのですね。先ほどのフロアの続編でしょうか。

先ほどの地下2階には生物誕生から現代までの歴史が詰め込まれていましたが、その中に恐竜はありませんでした。
恐竜の時代だけは別フロアとなっているようです。


さすがみんなのスター恐竜……待遇が違います。


また他のフロアは奥行きがかなり広いのですが、どういうわけかここは割と狭いのですね。
おそらくこの奥に特別展示である大哺乳類展2の会場があるせいなのでしょう。

 

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岩にトリケラトプスが半分埋まっているのですね。


……なんだか昔ZOIDS」あたりでこのような光景を目にした気がするのですが……。

哺乳類展2の方の音とかが聞こえてこないかと耳を澄ませたのですが何にも聞こえませんでした。

 

……ここはまぁいいか……。

次に行くのですね。

 

とりあえず、この辺りでそろそろお腹が空いてきたのでレストランを探します。

どうやら1階の展示場の奥から行けるらしいのですね。

というわけで素通りするつもりで1階展示場に入るのですね。

 

1F 地球の多様な生き物たち ~みんな、関わりあって生きている~

……素通りするつもりだったのに……好奇心には逆らえず、結局いろいろ見てしまったのですね。

ここは生物多様性をテーマにしたフロアで、地球上に現在生きる様々な生き物たちの標本や剥製が展示されているのですね。

……と言いつつ前の方の入り口から入るといきなりこのようなエリアに出るのですね……。

 

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……なんだここ……。


どうやら360度スクリーンを使って地球の誕生から人類の文明の進歩までの歴史を紹介しているようです。

生物多様性だけでなく、宇宙の歴史も一緒のフロアに展示してあるのですね。


1つのフロアに少し違うテーマのものが展示されているのはこの博物館ではよくあることらしいです……。
きっと限られたスペースを有効に使うための手段なのでしょう。


それにしても真ん中の恐竜は一体……。


とりあえず、私が360度スクリーンに夢中になっていると、例の遠足(社会科見学?)の中学生らしき子供たちに写真を撮ってくれるよう頼まれたのですね。

今どき珍しく自撮りじゃないのですね……グループだったからな……。

ええまぁ、話しかけてきた女の子から受け取ったカメラはスマホだったので、その辺りは今どきだな~などと思いながら撮影に協力したのですが。


……残念ながら見たこともないOSの端末だったのですね。


つまり、カメラのインターフェイスが私の愛用するiPhoneと全く違うので……上手く撮影できたかどうかイマイチ自身が無いのですね。

ですが向こうも向こうで撮影した写真の再生に手間取り、結局できばえを確認できずに「多分大丈夫だと思います!」と言って行ってしまったのですね……本当に大丈夫だったのだろうか……。

ああいうのは念のため2枚くらい撮影するべきだと思うのですが……あれでよかったのか知らん。

と、いうより本人が確認に手間取るって……もしかして自分のスマホではなかったのだろうか。

文字が大きくて読みやすかったので……もしかしたらおじいさんおばあさんから借りてきたものだったのかもしれない……。


………などとイロイロ考え出すとキリがないのですね。


それにしてもどういうわけだかバックにしていたのがフロアの入り口の案内プレートでした……。
真ん中の恐竜とかの前で撮ったほうがキマまると思うのですが……まぁいいか。


なんにせよこういう交流があるって、なんだかいいのですね。
遠足の子供たちと一緒なのも悪くないと思いました。

 

そんなこんなで結局1階を抜け、レストランの入り口にたどり着いたわけなのですが、こういうところって案の定お値段がそこそこするのですね……。

……大哺乳類展2開催記念のステーキセットだのパンダプレートだの色々あってとてつもなく気になったのですが、お値段が殆ど2000円に届かんばかりだったので、結局注文はしませんでした。

とりあえずできるだけ安いやつを……と、オムライスをひとつだけ頼んだのですね。

 

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ええ、もちろん飲み物は水だけです。

肝心のオムライスはというと、卵の濃厚なコクとデミグラスソースとが絶妙に絡み合って、この黄色い掛布団の内側に眠るチキンライスという名の神髄の味を巧妙に引き立てているのですね。

正直ウマイの一言に尽きます。さすが高いだけのことはあります高級なのですね。

きっとこの博物館に展示されている最新鋭の科学技術の粋を集めて開発されたオムライスに違いありません。


なんにせよ店員さんがわざわざ一階の展示が見える特等席に案内してくれたのですね。

……上から見ると意外と狭い……。

 

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と、とりあえず……。

先ほど割と素通り気味に通り過ぎてしまったので、お食事が終わったらまた1階に戻ってくるのですね。


このフロアは大きく分けて3つのエリアに分かれているようです。

先ほどの宇宙と地球の歴史のエリア「地球史ナビゲーター」と、「陸上生物の多様性」エリア、そして「系統広場」なるひときわ目立つエリアが一番奥にあるのですね。

ここは丸い形をした広場で、脊索動物門、節足動物門、環形動物門など、各動物門ごとに代表的な動物の標本や剥製がぐるりと壁に展示されているのですね。

 

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あんまり上手く撮れてないなぁ……。

本当は広々としていてかなりの圧巻なのですが、いかんせん私が撮影するとどうしても手のひらに収まるサイズの写真になってしまうようです。


なんにせよ、我々の仲間である脊索動物や、エビカニ昆虫でお馴染みの節足動物はかなりの多様性を見せており、それだけで壁の殆どを占めているのですね(画像の真ん中は節足動物エリアです)。

他方であまり多様化していない鰓曳動物門や腕足動物門、ユムシ動物門の面積はとても小さいのですね(カニイカの間にあります)。


門……というのは動物を体のつくりごとに分類するいちばん大きなグループですね。
対して種というのはそれぞれの種類を表す一番小さなグループですね(厳密にはこの下にも亜種や変種があったりしますが)。

上にも書きましたが、昔は……とりあえず、古生代カンブリア紀においては、現在よりも遥かに動物種が少なかったにもかかわらず、動物門の数は遥かに多かったのですね。


……つまり、系統樹の上に細い枝が少なく、太い枝がたくさんあったのですね。


それがのちの時代に一部の門(脊索動物や節足動物など)だけが種の多様化を起こしたと言われているのですね。


……脊索動物や節足動物など、現在では「繁栄している」動物門も、カンブリア紀にはここにある腕足動物やユムシ動物のように「種の数自体は少ない」状態だったのだろうか……。

それとも腕足動物やユムシ動物は現在衰退して種の数が減っているのではなく、カンブリア紀あたりからずっと変わらない数を保っていたとか。

ですが節足動物や脊索動物がどんどん増えてきたので、相対的に種数が少ないということになってしまった、ということなのではなかろうか……。


……などと考えながら見ていたのですね。

いやはや……現在の動物の系統を見ているはずなのに、どうしても頭の中で勝手に古生代とリンクしてしまうのですね。


ともあれ、この日は遠足で来る子供たちのために……かどうかはわかりませんが、そこかしこにボランティアスタッフがいたのですね。

そしてなにやら広場の真ん中にわざわざ専用のデスクを設け、中学生らしき男の子に「ホヤは植物でしょうか動物でしょうか」などと質問しているおばさんが!

どうやらホヤの魅力を伝えるためにここにいる方らしいです。宮城県のホヤ漁業者の人か知らん。


……案の定男の子は答えに困っていたのですね。

そもそもホヤという生き物を見たことがある中学生自体どれほどいるのでしょうか……。


ここは助け船を出すべきかとも思ったのですが、ここで「はいはい!私知ってま~す!」なんてしゃしゃり出ていくのはさすがにあまりにも大人げないので、ぐっと我慢するのですね。


もちろんホヤは脊索動物ですから、門としては我々と同じグループに属していますし、当然れっきとした動物なのですね……あんな見た目で。

ホヤは現在でこそほとんどが海底などにくっついて生活するいわゆる固着生活を送っていますが、かつてベッツリコーラという泳ぎ回る近縁種がいたことを考えると、昔は泳いで暮らしていたのでしょう。


ところで、この系統広場……。

レストランの真下だったのですね。

 

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そういえばさっきの写真にも写っていました……。

天井付近を泳ぎ回る海獣とサメが美しいのですね。

 


屋上と3F


………なんだかキリがないのですね。

この日一応全部のフロアを廻ったのですが、おそらくそれを全てここに書いているとエラいことになるのですね。


なのでとりあえず3階と屋上の写真だけ置いておくのですね。

 

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3階です。

手前の方に親子で楽しめるエリアがありますが、あとはこんなのが所狭しと並んでいるだけなのですね……。

接地されている端末でそれぞれの動物についての詳しい情報を見ることができるようになっているのですが、何とはなしに大哺乳類展2と被るのですね……。

でもやっぱり大哺乳類展2の方が楽しいのですね……。

 

……次に行きましょう。

 

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屋上はハーブガーデンというのがありまして、その名の通り多種多様なハーブたちが植わっているのですね。これも展示なのでしょうか。

……この日はいいお天気でして、日差しがまぶしい上に暑く、またここまで登ってくる頃には私も疲れていたので、とても葉っぱを撮影する気にはなれなかったのですが……。

 

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また更に奥にはスカイデッキなるものがあり、ここで一休みできるようになっているようです。

写真のトラックは屋台のようですが……やっているのか知らん。

と、いうより……ここ、屋上なのですが……。


一体どうやって入って来たんだろう……。

 

とりあえず、帰るのですね

何だかいろいろと不思議な空間を旅したような気分ですが……。

ひとまず暗くなる前に出てきてしまったのですね。

科学や機械、文明の進歩に関する展示などはいちおう覗きはしましたがあんまりよく見られなかったので、ここには書かないことにするのですね。

 

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出口のところにある、例のくじらです。

前回来た時はバックに桜が咲いていたのに……2か月後の今回はもはやタダの葉っぱなのですね。

季節の移り変わりを感じます……。

 

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外の公園には例のにゃぁにゃぁがいました。

しかも今度は2匹セットです。

一体全部で何匹いるのだろうか……。

 

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………こっちを向いてくれないのですね。

猫を撮影する度に思うのですが……彼らはレンズを向けるとどういうわけかそっぽを向くのですね……。


レンズを目だと認識しているのでしょうか……。

 

博物館のお土産


さて……、旅のお土産に(?)、実はこのようなものを持ち帰ったのですね。

 

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お土産……と呼べるシロモノなのか知らん。


とりあえず大哺乳類展2と科博の地図、音声ガイドの一覧、例の記念メダルに特別展示の公式キャラクター、チー太とまっ子のマグネットなのですね。哺乳類展2特製図鑑は前回買ってしまったので今回は買いませんでした(既にありませんでしたし……)。

真ん中辺にあるカプセルは日本館にあるミュージアムショップの外にあったガチャマシンで買いました。
例の奇譚クラブさん(株式会社いきもんさん)の「ネイチャーテクニカラー」のシリーズで、どうやら深海生物のキーチェーンとマグネットのいずれかが入っているようです。


……なんだかいつもの生物フィギュアのレビューみたいになってしまうのですね。
それにガシャポンのフィギュアをお土産にするって……なんだか貧乏くさいのですね。

 

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中身は初見で気になったウロコフネタマガイのマグネットでした。欲しいのが当たってラッキー!


唯一マグネットの子のようです。


……チー太とまっ子のを合わせて、この日はマグネット祭りなのですね。


ウロコフネタマガイは今話題の熱水噴出孔の近くで最近見つかったばかりの新種の巻貝で、名前の通り体をうろこで覆われているのですが、このうろこ、なんと硫化鉄でできているのだそうです。


……本当に磁石にくっつくのですね。


また手入れを怠ると(?)案の定さびてしまうらしく、さびたウロコフネタマガイもこのシリーズで(キーチェーンとして)ラインナップされているのですね。


……さびて磁力が無くなったのでしょうか……。


それにしてもうろこで覆われた貝だなんて、どうしてもウィワクシアを連想してしまうのですが、系統的にはあまり関係が無いはず……?

 

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わーい!かわいいにゃ!

細部までばっちり再現されているのはさすが奇譚クラブさんなのですね。

裏返すとマグネットの黒いのが見える、などという残念な現象は起こり得なかったのですね。

 

特別展示の方が豪華?

さて……ウロコタマフネガイはこれくらいにして、博物館の話に戻ります。


今日いちおう全フロア制覇した常設展示(地球館)ですが……。
個人的にはなんとなく特別展の方が豪華な感じがするのですね。

普通の展示フロアより豪華……というより、もはや博物館(少なくとも地球館)全体よりも大哺乳類展2の1フロアの方が魅力的に感じるような……。


この違いは一体何なのだろうか。


これはきつねの独断と偏見ですが、おそらく哺乳類展2は全体として1つのコンセプトにしたがってまとまっており、またそれら全てが一本道の順路の上に配置されていますから、順路通りに進むことにより順番に解説が見られたり聞けたりして、「順を追ってしっかりと理解できる」のですね。

また、「哺乳類の移動運動を軸とする生存戦略」という1つのテーマを丸まる1つのフロアを割いて解説しているため、1つのことを深くとことん突き詰めていく「密度の濃厚な感じ」がするのだと思われます。

対して常設展示は一応各フロアごとにテーマが決まってはいますが、そのテーマは「生命誕生から現代までの生物」や「恐竜」、「現代の生き物たちの多様性」など、結構大雑把なのですね。

そのためいろいろなものが展示されていてバラエティに富んだものが見られますが、その一方で、それぞれの展示物に対しては浅くてまとまりがなく、全体としてなんとなく「スカスカしている」感じがするのではないでしょうか。

また一応順路らしきものはありますが、割と自由に行き来することが出来てしまうので、ドレを先に見るかは来館者にゆだねられてしまい、見る順番によってはトンデモなく支離滅裂になってしまうのですね。


見終わった後も、この見学で自分が一体ナニを学んだのか、いまいちわからないのですね。


もちろん科学博物館ですから常設展示には色々なものを多岐にわたって展示しなければならないのでしょう。
なのでこの違いは仕方のないものだとは思うのですが……う~ん………。


広く、浅くの常設展示と、狭く、深くの特別展示……。


きつねとしてはやっぱり狭く、深くの方が充実している気がするのですね……。
薄い味のものをたくさん食べるより、濃い味のものを少し食べる方が味がわかるということなのかもしれません。

ただ、わいわいとにぎやかな特別展示と違って、静かで厳かな雰囲気が楽しめるのは常設展示の方ですし、休日はのんびりと静かに博物を見物したいと考えている方にとってはそちらの方が望ましいのかもしれません。

テーマが大雑把であるというのも、裏を返せばその中からさらに自分で細かいテーマを見つけ、その視点で館内を見ることで色々なことがわかる、ということなのでしょう。


与えられたテーマをそのまま見る特別展示と、自分でテーマを見つけて見る常設展示……?


……もしかすると博物館を見る側の我々の姿勢が問われているのかも……?


なんにせよ、常設展示と特別展示との間の違いが浮き彫りになった一日でした。
剥製や骨格標本という同じようなものを展示していても、展示の仕方次第でこうも雰囲気が変わってしまうとは……博物館とはなんとも奥が深いものなのですね。

両方見て比べることができたのは本当に幸いでした。


でも大哺乳類展2……。

……………明日には終わってしまうのですね。


来月7月からはいよいよ夏休みの定番(?)みんな大好きあの生き物を特集した特別展示……「恐竜博2019」が開催されるのですね。

今回はNHKさんの「ダーウィンが来た!」でおなじみの「むかわ竜」も来るのですね。

またあの海洋堂さんが制作した恐竜フィギュア付きの特別前売り券が早くも話題になっているようです。

1枚なんと5000円!!!特製フィギュア5個+特製パッケージが付いてきます。こ、これはすごい……。


……少々無理をしてでも買おうか知らん。


きつね、恐竜博は2005年の「恐竜から鳥への進化」以降、諸々の事情で行けていないのです……。

ことしの夏こそはまた行きたいのですね!