セミのぬけがら……
先日Twitterにヒグラシらしきセミの抜け殻の写真を投稿したのですね。
帰るときに見つけたのですね。
— きつねとべっつりコーラ (@fox_vetulicola) August 9, 2019
この抜け殻はヒグラシでしょうか。コンクリートで固められていて近くに土も何もない場所の壁に付いていました。
一体どこから出てきたのでしょう…… pic.twitter.com/mMg1nP8yRe
この抜け殻……改めて調べてみるとどうやらヒグラシではなくツクツクボウシだったようです。
大きさが似たセミの抜け殻の判別はとても難しいのですね……。
ところで、セミの抜け殻は「空蝉(うつせみ)」などと呼ばれ、昔から人々に親しまれていたのですね。
「空蝉」という名称は俳句の夏の季語にもなるほどですし、昆虫好きな少年少女で夏にセミの抜け殻を集めたことのない人はまずいないでしょう。
どうやらセミの抜け殻には人々を引き付ける言い知れぬ魅力があるようです。
ですが……ちょっと気になったのですが……そういえば最近あんまりセミの抜け殻を見ない気がするのですね。
昔……子供のころは、夏になるとまるで夏の木の実が実っているかのごとくそこかしこに抜け殻がくっついており、洗面器が一杯になるほどたくさん集めたものです。
ですが最近は洗面器一杯どころか2,3個さえ見つからない気がします。
セミは全国的に数が減っていると言いますし、現に鳴き声もあんまり聞こえません。ひょっとしてその影響なのか知らん……。
それとも単に探す場所が悪いだけなのだろうか……。
きっともっと自然が豊かな場所なら、抜け殻もたくさん見つかるに違いない!
……と、いうわけなので……、近くの自然公園に行ってみたのですね。
町田市の自然公園
今回私が訪れたのは東京都(元神奈川県)町田市にある公園でして、芹が谷公園というところなのですね。
……結局また町田に来てしまったのですね。このブログでは割とお馴染みの地名です。
ここは自然公園から商店街、はては神社やらデパートやら家電量販店やら色々と面白いものがあっておまけにうちから割と近いので、何かと理由をつけてはちょくちょく訪れてしまうのですね。
きっとここならいい抜け殻がたくさん落ちているに違いない!
……と意気込んで来てみると……思った通り、たくさんあるのですね。地面に落ちている子もいましたが、殆どはちゃんと木や葉っぱにしがみついて羽化当初の姿形を保っているのですね。
おまけに頭上からは凄まじい音響でセミの声が聞こえてくるのですね……きつねの心配は早くも杞憂に終わったようです。
なんにせよたくさんありすぎてとてもじゃありませんが撮影しきれなかったので、ここは私の独断と偏見で適当に見繕ったいくつかの写真だけを載せておくことにします。
アブラゼミの抜け殻なのですね。
植物の茎の塔をのぼり、その途中で羽化するというなんともありきたりなシチュエーションではありますが、言い知れぬ力強さを感じて思わず撮影してしまったのですね。
セミは羽化してから1,2週間で寿命を迎えてしまうと言われており(実際は1カ月程度生きることがわかっていますが)、カゲロウと並んで「短命の虫」の代名詞的存在になっています。
ですがカゲロウが「儚さの象徴」と言われるのに対しセミはそんなことはありません。
……きっとそれは、セミがそのがっしりとした体格や実際の力の強さ、また体の大きさに似合わないほどのうるさい音量で鳴くことができるという能力、また成虫になると口が退化してものを食べられないカゲロウとはちがって羽化しても相変らず旺盛な食欲を見せつけるという点などが相まって、「短命だがパワフルな昆虫」という印象を与えるからなのでしょう。
儚さを象徴するカゲロウに対しセミは「太く、短く」というみんなが憧れるこれからの時代の生きざまを象徴しているに違いありません。
きっとこの抜け殻から出てきたセミもこれから1か月の間森中に響くであろう大音量でお嫁さんを求めてジャイアンの歌声のごとき愛の騒音を鳴らし続けるに違いない!
ええ、まぁ、写真ではかんじんのところが隠れてしまっているので、この子の性別はわからないのですが……。
ちなみにこの塔の上にはもう1匹抜け殻があったのですね。
……斜めになっているという、なんとも中途半端な体勢です。
羽化という一生に一度の晴れ舞台をこのような半端な体勢で迎えるなんて……きっとこの子は相当なバランス感覚を備えた器用なセミだったに違いありません。
ですが上には上がいるものでして(?)、こちらの子はなんと逆さまなのですね。
……セミが羽化するときの体勢には特に理想も決まりも無いようです。
みんな本当に思い思いの格好で羽化に臨んでいたのですね。
ですが、先ほどの子よりもさらに上を行っているのがこの子なのですね。
逆さまでもさらに頭を下に向けて……まっさかさま!
重力の助けを借りて出てくるつもりだったのか、はたまたこの体勢が好きなのか、定かではありませんが、こんな体勢でお着替えができるなんて、本当に器用なものです。
でも前足が葉っぱから外れていますから、もしかしたら羽化当初はもっと安定した体勢だったのかもしれません。
……こうして色々な妄想……じゃない、思いを巡らせることができる辺りも抜け殻の魅力なのですね。
化石と同じように、抜け殻には羽化当時の様々な情報が詰まっているのですね。
空っぽなのにパワフルなオーラを放っているところといい、羽化時の情報を記録しているところといい……こりゃ「空蝉」が人々の心をガッチリつかんで夏の季語になるわけです。
うん……?
と、いうことは……!
抜け殻は基本的に「その場から動かしてはいけない」ものなのですね、きっと。
むしろ抜け殻がとまっている木や葉っぱも含めて1つの完成された芸術作品となっているようです。
考えてみれば抜け殻とはその葉っぱや木などの足場に合わせた体勢で止まっているわけですから、一度その場から外してしまうともはやその体勢の意味が成り立たなくなってしまうのですね。
きつね、撮影した時に思わず抜け殻をいくつか持ち帰りたいと思い、またその手段が無いことを非常に残念に思ったのですが、写真を撮るだけでよかったのですね、きっと。
……ちなみに私の鑑定が正しければここまでの写真は全てアブラゼミなのですね。
面白いのがあったので思わず撮影してしまいました。
なんと抜け殻の行進です!
種類の違うセミがこんな風に同じところで羽化するなんて面白いですね。
(縦に撮影したのですがこちらの方が面白い気がしたので、画像を敢えて横向きにしています。)
手前の小さな2匹はツクツクボウシでしょうか。
奥の左側の子はミンミンゼミに見えます。
とすると奥の右側の一番大きな子はアブラゼミ………うん?こ、これは………。
……この抜け殻、大きさといい模様といいきつねにはクマゼミに見えるのですが……きっと気のせいでしょう。
クマゼミは透明な翅とシャァシャァという鳴き声が特徴的な、大きな黒いセミですね。
このシャァシャァ音が実はミンミンゼミの鳴き声と同じ音の成分で出来ているらしく、セミにとっては同じに聞こえるらしいのですね。
紛らわしいので両者は住む場所を変えて棲み分けをしているようです。
そしてクマゼミは南方の温かい地方に住んでいるセミですから、本州にはほとんど生息していないはずです。
ええ、まぁ、きつねが子供のころよく行った広島にはたくさんいたので、私はクマゼミと言えば真っ先に広島を思い浮かべてしまうのですが……いずれにせよ東京にこんなセミがいてたまるか!
……と言いたいところなのですが、もしかするとこれは本当にクマゼミかもしれません。
実はクマゼミは昨今の地球温暖化のせいかどんどん北上してきているようで、最近では既に東京23区も陥落しているとかいう噂もあるとか、無いとか……。
ええ、まぁ、私もこの辺りで実際に鳴き声を聞いたことがあるので、これがクマゼミだったとしても別に今さら驚くようなことでもないのですが……。
クマゼミ以外にも、キマダラカメムシだのアオドウガネだの、南方の昆虫が温暖化の影響で北上してくる例は結構あるようです。
むしろキマダラもアオドウガネも今では普通にこの辺で見かけるので、私はそもそも彼らが南方の昆虫だなんて知らなかったくらいです。
生き物というものは自然界に存在するそれぞれの居場所(ニッチ)を絶妙なバランスで棲み分けることで生活しているわけですから、このような北上は割と深刻な問題なのですね。
じっさいキマダラカメムシは棲み分け相手であったクサギカメムシを、またアオドウガネも対を成していた(?)ドウガネブイブイを、それぞれ駆逐しながら進撃を続けていると言われています。
そしてクマゼミと対を成している(?)相手はミンミンゼミ……つまり、このままクマゼミが北上を続けたらミンミンゼミがいなくなってしまう可能性も……あるとかないとか。
こっ、これは………!!
ひじょうにまずい状況なのですね。
ちょうどコンビニのチキンのクオリティアップに伴いKFCの肩身が狭くなってしまったのと同じように、やがてセミの鳴き声の代名詞ともいうべきミンミンゼミのミンミンという声は、クマゼミのシャァシャァに取って代わられてしまうに違いありません!
こ、これは………
進撃の巨蝉……なのですね。
面白そうだったので横からも撮りたかったのですが……ぼやけてしまいました。
やはりスマホカメラではなくデジカメを持ってくるべきだったか知らん……。
なんにせよ私は毎回自分のカメラと撮影技術の限界を感じてしまうのですね……。
余談ですが散々写真撮影に夢中になった後、何の気なしにこの木の裏に回ってみると……なんとスズメバチさんがアブラゼミを解体しているところだったのですね。
アブラゼミさんは木に止まったままお亡くなりになっていましたが……あれは自然に死んだのかそれとも仕留められたのだろうか……。
いずれにせよ、邪魔をすると確実に怒られそうだったので慌ててその場を離れてしまったのですね。
つまり、ハチとセミのツーショットは残念ながら撮影できませんでした。
本当は撮影したかったのですが、不用意に近づけば「アンタ、ナニ撮ってんの!」となるに違いありません。いやむしろあの時私はひじょうに危険な状態にあったのですね。
それにしてもこんな危険な現場に気付かずにすぐ裏側でのんきに抜け殻の行進を撮影していただなんて……。
ちょっとしたホラーなのですね。まぁ、相手も解体に夢中でこちらには気づいていなかったわけなのですが……。
こちらは上手い具合にカメムシの子供とセミの抜け殻とが共演しています。
なんだか卒業生とそれを見送る在校生のような雰囲気なのですね。
両方とも同じ半翅目(カメムシ目)の昆虫ですから、この取り合わせは理にかなっているのですね(?
カメムシの種類はわかりませんでしたがセミはミンミンゼミ……かな……?
アブラゼミとの区別が非常に難しいのですね……。
カメムシちゃんはこんなところにいて木の汁を吸えるのだろうか、とか、スズメバチに狙われたりしないのだろうか、とか、いろいろと気になることはありますがまぁ置いておきましょう。
アブラゼミ……多分。
………これはなんとなく撮っただけなのですね。
1枚目に同じく登っていく姿が力強いのですね。
またセミの抜け殻はどういうわけか抜け殻であるにもかかわらず生き生きとした雰囲気がするのですね。
まるで今にも動き出しそうな……。
大抵の昆虫の抜け殻は弱々しく、すぐに潰れたりバラバラに壊れてしまいそうで、いかにも「抜け殻」然としています。
ですがセミの抜け殻は綺麗に「抜ける」前の形を保っているのですね。
セミの外骨格がそれだけ頑丈だということなのでしょうが、おそらくそれが抜け殻にある種の「力強さ」や「生き生きした感じ」を与えているのでしょう。
……これは季語になるのですね。
ハチが怖い森の中
さて、このような面白い抜け殻を撮影してしまった以上、他にも無いか気になってしまうのですね。
注意してみれば森の中は色々なものが見つかります。
鳥に襲われたのかバラバラになってしまったセミ……はよく見ますが、なんとこの時はカブトムシが落ちていたのですね。
殆ど前胸部から先しかありませんでしたが、近くを小さなアリさんの行列が通っています。
きっと食べられる場所を探していたのでしょう。
そこは小さな……人ひとりがやっと通れるような、丸太で補強された土の階段になっており、奥にはさらに開けた場所と、その向こう側には崖の上をゆく道が続いているのですね。
……なんだかおもしろい抜け殻が見つかりそうな予感がします。
思わず私はカブトムシの残骸をまたいで奥へと歩みを進めてしまったのですね。
……やめておけばいいものを。
階段を上ってすぐの開けた場所は、小さな崖を平たくて丸い広場に乗せたような複雑な形をしています。
真っ直ぐ行けば小さな崖の上ですが、登ってきた場所のすぐ左にもある階段を降りると、そこから崖の下に降りられるのですね。
そこからさらに広場のふちに沿って真っ直ぐ進めば広場を抜け、奥にある大きな崖の上を通る道に出ます。
広場の中にも崖の上にも何本も木が植わっているため、その表面に抜け殻がありそうな気がしたのですね。
……ですが、私の抜け殻探しはそう長くは続きませんでした。
広場に入って早々、登ってきたばかりのカブトムシの階段の上を、スズメバチが1匹こちらに向かってくるのですね。
飛び回っているので詳しくは見えませんでしたが、たぶんキイロスズメバチだと思うのですね。残像が綺麗なオレンジ色です。
おそらく先ほどセミを解体していた子と同じ種類……というより、同じ巣の仲間であると思われます。
ハチは地面近くを這うように蛇行しながら飛んできます。
動きからして落ちている食べ物を探している様子でした。
スズメバチは大人になると樹液や花の蜜、幼虫が出す栄養液などの液状の食物を食べるようになりますが、幼虫時代は他の虫の肉を食べるため、働き蜂が狩りをおこないそれらを集めるのですね。
このハチもどうやら適当な獲物もしくは落ちている遺体を探していたようです。
私には彼女が「ごはんごはん」などと連呼しながら飛び回っているのが聞こえてくるようだったのですね。
いずれにせよ……まずいものに出遭ってしまいました。
これはもはや抜け殻探しどころではありません。エンカウントする前に反対側にいくしかないのですね。
ごはんを探しているだけで積極的に襲ってくることはないとわかってはいるのですが……こちらに向かって飛んで来られるとやっぱり怖いのですね。
それに地面ばかり見ながらあんなジグザグな飛び方をして……近づこうものならうっかりぶつかってしまいそうなのですね。
そうしたらやっぱり「ちょっとアンタ!ドコに目ェつけてんのよ!?」となるに違いありません。
その場に根が生えたように突っ立ちながら見ていると、ハチは例のカブトムシの残骸に気を取られたようです。
「カブトムシ!」と言わんばかりに喜び勇んで一旦は地面に降りたのですね。
これは……きっとあれをお持ち帰りしていなくなるに違いない。
ほっとしたのもつかの間……ハチはすぐにまた顔を上げました。
私には「あら、殻しかないわ……」というハチさんのつぶやきが確かに聞こえたのですね。
おそらく食べられそうなところはアリさんたちが全部持って行ってしまったのですね。さすがにスズメバチでもカブトムシの殻なんて硬いものは食べられません。こ、これは……ひじょうに嫌な予感……。
そして案の定、ハチさんはまた「ごはんごはん」とこちらに向かってくるのですね……アリさん!!!
とりあえず左側の階段から小さな崖の下に逃げようと思ったのですが、それも問題でした。
なんと……こちらからも来ます。また別の「ごはんごはん」が!
きっとカブトムシを持ち帰ろうとした子……いや、おそらくセミを解体していた子とも同じ巣の姉妹に違いありません。
おそらくこのあたり一帯は彼女らの巣のお庭なのですね。
……この瞬間、私は思い出しました。
そうです。夏の森ではこういうことがあるのですね。しかも割と頻繁に。
子供のころ……何度ハチに退路を断たれ、仕方なく本来行きたかったはずの道とはちがう道に進む羽目になったことか……。
森に長居するときは五感を研ぎ澄ませ、常にハチの羽音と姿を警戒していて、ちょっとでも姿を見かければ一目散に反対方向に逃げたものなのですが……、
見事に記憶から抜け落ちてしまっていました。
夏にこうやって森へ出かけるなんて、長い間やっていなかったものですから。
いやはや……私もすっかり野生を忘れてしまっているのですね。
きっとこれからは縄とハーネスに繋がれ、よく訓練された犬たちに交じってドッグフードをもらいながら人間たちに尻尾を振って生きていくのだろう。
私はむしろキャットフードの方が好みなのですが……だの、犬小屋よりもお庭に穴を掘ってそこに住みたいのですが……だのという個人的な注文は一切受け付けてもらえず、「右の子がワンと鳴いたんだからあなたもワンと言いなさい」だの、「みんながそりを引いているのだからあなたも手伝いなさい」だの、「Aちゃんはお手ができるのに、なんであなたにはできないの」だのというみんなまとめて十派ひとからげにステレオタイプでこうだ、そうだ、こうあるべきだと決めつけられてしまう「出る杭は打たれる」的な環境でひとりだけ馴染めずに生きていく羽目になるに違いない!
私の得意な耳やジャンプや頭を使った仕事のやり方は完璧に無視され、評価もされず、ただひたすらにチームの和を乱さないよう気を付けながら犬たちにも頭を下げ続けるハメになるんだ、絶対そうだ!
……もはや暗い未来しか見えないのですね。
いや!今はそんなことを考えている場合ではありません!
なんとかして………この危機的状況から脱出しなくてはッ!!
階段を使わなくても、崖を直接滑り降りれば崖の下には行けます。
そうすれば後から来たスズメバチの背後に逃げることができるのですね。
小さな崖と言ってもちょっと高いですし足元がなにぶん不安定ですが……ええい、この際やってやろうか!
そう思って覚悟を決めた矢先、奇跡とも言えない小さな奇跡が起きたようです。
なんと、カブトムシの階段の方の「ごはんごはん」がいなくなっているではありませんか!
カブトムシが殻しかなかったので諦めて別の場所に行ったのか、それとも反対から来る仲間の姿を見つけて「ここはアイツに任せるか」と身を引いたのか、定かではありませんが……、
……なんにせよ、これは吉兆です……いや、見たまんまです!
……元来た道を戻るだけなのですね。
どこかに隠れているだけだったらどうしようと思ったのですが、最初のスズメバチは本当にいなくなっていたようです。
とりあえず無事この囲い漁のごとき包囲網から抜け出すことができたのですね。
……あまりにも慌てて戻ったのでアリさんの行列を踏んづけてしまわなかったか不安なのですが……。
割とたくさんあった抜け殻
なんにせよ……セミが減った減ったと言われている割には公園の中は抜け殻だらけでしたし、セミ自体もまだたくさんいるようでしたから……そこはひとまず安心しました。
ええ、まぁ、本当に公園の中だけかもしれませんから油断はできませんが……。
もしかするとここはセミの最後のフロンティアのうちの1つなのかもしれない……。
ところで、セミやハチ以外にも実は他にも虫に遭遇していたのですね。
公園の町田駅側の出入り口の近くにこんな子たちがいました。
……これはタテハチョウとカナブンでしょうか。チョウチョの方は翅が閉じたままなので種類までは特定できなかったのですが……2匹仲良くこんなところで木に頭を突っ込んで一体ナニをやっているのだろうか……。
いやはや……セミも昆虫もこの公園の生態系も、守り続けて行かねばならないと思った一日だったのですね。
町田には他にも薬師池公園なる自然公園があるそうですから、今度行ってみたいのですね。