きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

噂の「だんごむし まるまるスイング」 半端な気がするけどこれはこれでOK?

………恒例の(?)だんごむしシリーズなのですね。

先日だんごむし3についての記事を書いたばかりなのですが……、

 

blog.kitsune-vetulicola.net


……ですが、早くも次の記事を書きたくなったのですね。


前の記事で最後の方にちょろっと取り上げた「だんごむし まるまるスイング」の話なのですね。


実は6月第5週……発売直後に買ってしまったのですね。


出所は言うまでもなく町田のヨドバシカメラさんです。

なので今回はそれについてここに書こうと思うのですね。

 

一応目次を入れるのですね。

 

 

またしても勘が働いて遭遇

さて……、公式サイトを見ると、例の如く「6月第5週より順次発売!」と書かれています。

gashapon.jp


……毎回毎回悩まされるのがこの「順次」というところなのですね。一体いつ発売されるんだ!?


だんごむしは人気シリーズのため、発売開始直後にお店に行かないとたちまち売り切れてしまうのですね。

そしてそのためには正確な発売日を是非とも知りたいのですね。


はっきりと「〇月×日発売!」と言ってくれればいいのですが、ガチャの場合どうにも全国同時発売開始というのが難しく、このような表現になってしまうようです。


とりあえず第5週ですから、普通に考えれば23日~29日の間のどこかのようです。

おそらく出荷自体は23日に始まると思うのですが、問題なのは町田のヨドバシカメラさんに届くのが一体いつになるのか、ということなのですね。


これに関しては毎度毎度推理を働かせるしかなく、またこちらの記事では「販売開始からちょうど2週間後だ」だなんて言ってしまったのですが……。

……もしかすると「日曜日に合わせている」のかも……?


……よくわからなかったので、今回は早くも25日の火曜日に行ってみたのですね……ダメもとで。


なぜこの日なのかというと……この日しかお休みが取れなかったからです!


今まで「運を頼りに」既存のシリーズをコンプリートしてきたきつねですが、果たして今回もだんごむしの女神は微笑むのであろうか。


などと思いながらお店に行くと……あっさりありました。

 

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今回はスイングなので……一緒にお出かけるイメージか背景が町なのですね。

マシンのラベルひとつ見てもバンダイさんのこだわりを感じます。


……でも……あれ……「売り切れ」って……。


………一瞬目を疑いましたが、中を覗くと……いや、どっからどう見ても、中身はしっかり入っています。


しかも、見たところ従来通り「カプセルレス」です。


実はきつね、この時まで、


今回はスイングで、キーチェーンが付いているはずだし一体どうやって収納しているのだろうか。

大きさも小さいし、もしかしたらついに普通のガチャよろしくカプセルに収納されてしまったのだろうか。

でもそれじゃぁだんごむし当初の「カプセルの容器という『商品でないもの』を使わずに、大きく楽しいカプセルトイをユーザーに届けたい」というコンセプトに逆行してしまうんじゃ……


……などと色々とあらぬ心配をしていたのですが、実際に見ると他のシリーズに同じく、カプセル無しでそのまんまの状態で入っています。

キーチェーンはおそらく「だんごむし新聞」と一緒に殻の中に入っているのでしょう。なぁんだ、いつものやり方か……。


ちょっと……安心したのですね。

 


まさかの詰まるカプセルマシン 店員さんの対応に感謝!

………なんか、問題を間違えているのですね……。

論点はそこではありませんでした。

問題なのはどっからどう見ても中身がしっかり詰まっているのに、売り切れの表示が出ているということです。こ、これは………。


おそらくマシン内部で何らかの問題が発生しているに違いありません。詰まってるとか……。


ここでお金を入れてしまっては……おそらく……いや、ほとんど間違いなく、何か取り返しのつかないことになるのではなかろうか……。


きっとお金を入れてダイヤルを回そうとしたとたん、ダイヤルが動かず何も買えないということに気づき、おまけにコイン返却ボタンも押せずお金も戻ってこないという悲惨な状況に陥るに違いない!!


そ、それは…………、

………………困るのですね。


ですが……敢えて、お金を入れてしまったのですね。

ひょっとしたら回せるのではなかろうか……いや、回せないにしても、「本当に回せない」のかどうかこの目でみないことには始まらないのではなかろうか……。

……やはり好奇心には勝てないのですね……。


その結果、どうなったか。


……はい、予想通りの展開になりました。
ダイヤルは回らないわ、コイン返却ボタンも押せないわで八方ふさがりになってしまったのですね。


こ……これは………いかぬ!一大事なのですね!


このままでは私の少ないお小遣いが何の見返りも無く500円も無くなってしまうのですね!

500円といえば私が30分とちょっとの間お仕事をしてようやっと溜められるほどの大金です!


何とかしなきゃ……どうしよう……!?


……などと思っていると、そこへ店員さんが通りかかったのですね!


これはまさに天の助けです……呼びとめて事情を説明すると、すぐに鍵を持ってきてくれたのですね!


カプセルのコンテナをはずし、フタを開け、さっそくマシンを直してくれます。


一体何があったのだろう……カプセルが小さすぎて穴に詰まってしまったのだろうか……。

などと考えていると、どうやらコインを入れるところに百円玉が6枚入っており、それが動作不良の原因だったようです。

このガチャは500円ですから、6枚もコインを入れるとおそらく動作不良を起こしてしまうのでしょう。


あれ……でも私は確かに5枚だけ入れたはずなのですが……。


……どうやら前に買っていった人がうっかり多めに入れてしまったらしく、それがそのままになっていたようです……?

その余分な百円はお店の利益になるのだろうかなどという邪な推察は、この際しないことにしておいて、なんにせよカプセルではなくコインが詰まっていたのですね。


バンダイさんのガチャマシン……このお店のものは「カプセルステーション5」ですが……の詳しい仕組みはよくわかりませんが、とりあえず例の売り切れ中の表示はこの異常事態に直面したマシンがこれ以上の連鎖的な動作不良を防止するために咄嗟の判断で導き出した最善の行動だったのでしょう。流石はバンダイさんのカプセルマシン……ひじょうに賢いマシンに違いありません。

ですがそこへ敢えて私がコインを投入してしまったせいで問題がこじれたようです(?)


なんにせよ、店員さんがあっという間に直してくれたのですね。さすがヨドバシカメラさん……サービスが行き届いているのですね。


そればかりか、「これは雑談ですが……」などと前置きしつつ、どの色が欲しいのかと聞かれたのですね。


……とりあえず、「黒」と答えるのですね。


……どうやら好きな色が次に出るように調整しようとしてくれたようです。調整するまでもなく、最初から黒が次に出ることになっていたみたいなのですが……。


……直接くれるんじゃないのですね。


……結果は同じか……。いや、店員さんはきっと私に「ダイヤルを回す楽しさ」を味わって欲しかったのでしょう。細かい配慮が行き届いているのですね。


なんにせよ、鍵を閉めてもう大丈夫だとのことだったので、回してみるのですね。


………安の定が出るのですね。


なんだかまだ微妙に売り切れの表示が顔を出していましたが、一度ダイヤルを回すと消えたようです。どんな仕組みになっているのだろうか……。


とりあえず、店員さんにお礼を言って、2回目を回すのですね。ちょうど百円玉が10枚あったのです……。


………するとピンクが出たのですね。なんだ、この色……。

 

さて……、ちょうど2回回し、百円玉が無くなりましたが、ここでふと気になります。


今回は「おひとり様2回まで!」の札がどこにも見当たりません。と、いうことは……。


………3回目……いいのかなぁ……。


さんざん考えあぐねた末………ごめんなさい………回します!!


五百円玉1枚を両替して……3回目!

紫!……なんかもはやダンゴムシの色じゃない……。


さらに千円札を1枚両替して……もう1回!


……黒がダブりました。


とりあえず……ダブったのでスイングとして使うのは黒がよさそうです。やはり私には黒が似合うのでしょう。


……さすがにこれで終わりにするのですね。これいじょう欲を張っては店員さんとだんごむしの女神さまに怒られてしまいますね、きっと。

 

さて……なんだか先ほどから私の後ろで高校生らしき女の子が2人こちらを見ていたのですが……。
私が去ろうとすると両替機で両替を始めました……あれ、もしかして……。


……遠くから見守っていると、2人は意気揚々とだんごむしスイングのガチャを回していました。なんと、これが欲しかったのですね!

……やはり獲りすぎなくてよかったのですね(?)


でも小さいから本家よりは売り切れになるのが遅そうです……?まだたくさんありましたし。


とりあえず……今回の収穫は4匹なのですね!


きつね、このスイングは全部そろえようとは思っていなかったのですが……早くもだんごむしの魔力に取りつかれてしまったようです。

このあとまたマシンが出現したらまた回してみようか知らん……。


全5種ですから海洋堂さんの古生代と同じですね。
古生代に同じく確率的にはコンプリートは難しくない気がするのですね。


古生代より値段は高いけど……!
と、いうより私は100円も安い古生代ですら結局コンプリートできなかったのですね!プテリゴトゥス欲しかったのですね!

 

開封するよ

さて……小さくともお財布へのダメージは深刻なだんごむしスイング、こちらが現物なのですね。

 

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思惑どおり(?)黒がダブったので、黒をスイングとして使えそうなのですね。

サイズは本家だんごむしと比べるとこんな感じです。

 

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比べると大分コンパクトになっているのですね。

 

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また背中側はチェーンの付いたフックを接続できるように穴が開いています。

 

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開封するとこんな感じなのですね。

ころころかわいいにゃ……!

ころころころころ………


今回はもう1つの黒はそのまま開けずに取っておくことにしました。

 

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横から。

ちなみに前回紹介したゼブラに同じく、殻が完全に閉じていません。

今回はキーチェーンを持っているので、完全に閉じることができなかったのでしょう。

……ゼブラ含めて完全に閉じないのが最近のだんごむしのトレンドなのか知らん。

 

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案の定キーチェーンは「だんごむし新聞」と一緒に持たされていました。

アイテムを持って手元に来るなんて、なんだかポケモンみたいなのですね。

だんごむしにキーチェーンを持たせました!

 

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足を広げるとこんな感じなのですね。


腹側及び各歩脚のつくりは当然かもしれませんが第2弾以降のものを踏襲しているのですね。

第2弾で歩脚が太く、強く、また内側に引っ込めるように仕様が変わったことにより、開いて「歩行モード」にしたときにもちゃんとそれぞれの足先が接地するようになり、よりダンゴムシらしさが増したのですね。

また腹板のつくりもより本物らしくなったのですね。

第1弾のカラクリがむき出しになったような仕様はおそらく虫嫌いへの配慮であり、またあれはあれでなんとも言いようのない魅力があるデザインではあるのですが、やはり私としては第2弾のデザインの方がお腹や足の生き物的な可愛さが際立っていて好きなのですね。

 

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表返して並べてみるとこんな感じになるのですね。

一見すると大きさが小さいことがわからない……?

……一緒に付いていた紙は恒例の「だんごむし新聞」……ではなく、タダの説明書でした。

……ちょっと……ここは残念なのですね。


きっと大きさの関係でだんごむし新聞のような大きな情報量は入れられなかったのでしょう。


ちなみに「歩行モード」のサイズは本物のダンゴムシのそれに対し650%ということですから……本家だんごむしシリーズ(1000%)の65%ということになります。

………なんとなくオオグソクムシを彷彿とさせる大きさで、まったく違和感がないのですね。

 

親子?

とりあえず毎回恒例の(?)前のシリーズとの比較です。

 

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まずは背中側から。

唯一同じ色がある黒で比較してみます。

左側が先日手に入れたばかりの第3弾の「黒パール(パールじゃないけど便宜上こう呼びます)」、右が今回引き当てた「ちび黒」なのですね。


………何とはなしに各体節の比率が違う気がします……?


大きい方が前後共に「なだらかに楕円を描いている」のに対し、スイングでは前の方が太くなっているのですね。

 

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うう~ん……だいぶ違っています。


やはり今までのだんごむしの金型をそのまま小さくすればいい、というわけにはいかなかったのでしょう。

スイングにするにあたって何らかの「比率の変更」が行われたようです。


個人的には第2体節の背中が大きい方のだんごむしでは頭に向かってなだらかな坂のようになっているのに対し、スイングでは急な崖のようになっているのが気になるのですね。

これによって大分シルエットが変わります。

また、一番小さな第5体節がスイングではさらに存在感が薄くなっているかも……。


これらの比率変更によりますますいっそう王蟲っぽく」なっている気が……。


……まさか、それを狙ったのでしょうか……。

 

だんごむしが改造・塗装されて王蟲になっているというのは、初代のころからの定番なのですね。


とりあえず、今回は複眼が黒で彩色されており、またどうやら第3弾までよりさらに足がしっかり体を支えられるようになっているのですね(単に小さく軽くなったからか知らん)。

この辺は気に入りました。

 

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腹側。


………あからさまに色が違うのですね。


色の変更はまぁいいとして、丸まる時につかうお尻のピンと口の穴の形も大分違います。

 

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拡大してみるとよくわかるのですね。

スイングの方では口元のモールドがより「それらしく」なっています。

つまり、大あごの形がかなり再現されているのですね。

ダンゴムシ含む甲殻類は昆虫と同じ「大顎類」ですから、口元には左右に動くあごがあるのですね。

ダンゴムシの場合は大あごの後ろに第1小あご、第2小あごが続き、その後ろに「顎脚(がっきゃく)」という食事の時にあごの補助をする足が1対あります。

これは本当の意味での前足が変わったものなのですが(ダンゴムシの前足に見える足は実は2番目の足です)、フィギュアでも頭の下の方にモールドとして表現されているのですね。

なんにせよスイング版の「まるまる」構造は、ちょうどダンゴムシの大あごの間にお尻のピンを嵌め込むイメージなのですね。


……咥える……のか知らん。

 

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一緒に並べてみると、なんだか親子みたいなのですね。


……きっとこの子たちはだんごむしの「子供」であるに違いない!

面白いのでそういうことにしておきましょう。それでもまったく違和感がないのですね。


なぜなら、節足動物は成長過程で変態してその姿を大きく変えてしまうものがありますが、シミやイシノミなどの一部の昆虫、もしくはザリガニやダンゴムシ、サワガニなどの淡水や地上で生活する甲殻類は、生まれた時には既に親と同じ姿をしているのですね(ダンゴムシの場合は生まれた直後は歩脚が1対少ないなど、微妙に違う所もありますが……この大きさにまで成長すれば同じことです)。

また変態するものであっても、最終的に大人と同じ形になった後はそのまんまの比率で成長し、大きくなるのですね。


つまり、節足動物の子供は変態を除けば「大人をそのまま小さくした形」をしているのであって、大きさ以外の体の比率は大人と子供で変わらないのですね。

つまり、われわれ脊椎動物にみられるような、「子供の時は頭が大きくて、大人になると八頭身になる」という「親と子で体の比率が大きく変わる」といった現象は節足動物では起こらないのですね。


要するに、特にダンゴムシの場合、親と子の外見上の違いは「体の大きさ」だけですから、本家「だんごむし」と「まるまるスイング」が親子関係にあると考えても全く違和感はありません!

こ、これは……!!

バンダイさん、考えているのですね!

こんなところまで考えて作り込むなんて、さすが天下のバンダイさんだとしか言いようがありません!


スイングモード!

さて……、ここまで来るとちょっとチェーンを取り付けてみたくなるのですね。

名付けて「スイングモード」です(?)


その前にまずは丸めて「団子モード」になってもらわなくては。

と、いうわけなので、さっそく引き延ばした黒をもう一度丸めます。

 

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……お尻のピンと口の穴は従来のものと違って「真っ直ぐ」になっています。

ピンの横の突起が多分穴の中にハマるようになっているのでしょうが……真っ直ぐ差し込むだけで外れないのか知らん。

口の中の……ピンの横の突起がハマると思われる溝がよく見ると斜めになっていたので……もしかしたら見た目は真っ直ぐですが嵌める時は今までのように斜めに動かさないと嵌らないようになっているのかも……?

 

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とりあえず、丸めると背中の穴が第3体節の甲羅の下から現れます。


……つまり、丸めないとスイングにできないのですね……。


また甲羅の穴は思っていたよりも分厚く頑丈に作られており、強度的には問題無さそうです。

ここにチェーンのフックを差し込んでひねるとカチッとうまい具合に嵌ります。

 

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スイングモード完成!!なのですね。

これをかばんに付けて出かければきっと周囲の人たちの視線と注目を集めるに違いない!……いろんな意味で……。

 

気に入りましたが残念な点も……?

さて……、このまるまるスイング、私としてはかなり気に入ったのですね。

それでも完璧なものというのはなかなか存在しえないものでして、二三、残念な点はあったのですね。


まず……これは案の定と言うべきかと思うのですが、本家だんごむしに比べて造形がやや劣る気がするのですね。

先に書いた本体の比率の問題その他もさることながら、内部的なところ……たとえば関節の接続部分のパーツも本家だんごむしが割と精密な可動部品として作り込まれているのに対しこちらではちょっとアラい感じがします(実際に関節を外してみると良くわかるのですね)。

特に第4-第5体節間のジョイントが少々歪んでいるらしく、おかげでこのようなエラーも起こってしまったのですね。

 

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紫の子のお腹側の向かって左側……丸印で囲んだところです。

ここは第5体節の腹板ですが、腹板の上下関係が第4-第5体節の間で逆転してしまっているのがわかります。

健康な状態の右側の腹板と比べると違いが一目瞭然なのですね。


どうやらこれは第4-第5体節間の関節が時計回りに若干ねじれているのが原因のようで、それは他の個体にも共通のようです。


他の子(黒とピンク)でもこの関節を完全に引き延ばした後にまた曲げようとすると、第5体節腹板向かって左側の前方、つまり丸印のところが、第4体節腹板にかぶさりそうになるのですね。

ですが黒とピンクは紫ほど関節がねじれてはいませんでした。注意していればこのように露骨にかぶさることはないのですね。


おそらく紫は、製造工程の最後に丸める時に、うっかり腹板が写真のように前にかぶさってしまい、またその状態で長い間(私が開封するまで)丸まったままでいたので、元から歪んでいた関節部分のパーツがさらにねじれたまま固定されてしまったのでしょう。

その結果、腹板のかぶさりが元に戻らなくなってしまったものと思われます。


……と、いうことは……。

無理やり関節を元に戻した状態で丸めてまた長時間放置すれば正常になるかも……?


触角や足の素材はどうやら形状を記憶しているようだということは前回のだんごむし3の記事で書きましたが、関節はどうなのだろうか……。


それからこの紫は他にも問題があり、開封した段階で第5と第6の左側歩脚の接続が甘く、足を広げようとすると取れてしまったのですね。


……まぁ、これは嵌め込めば治りますから、特に問題は無かったのですね……ボロッと取れた瞬間はちょっとしたホラーでしたが。


なんにせよ紫に関しては少々問題が多かったように思います。

…………組み立てた人が新人さんだったのか知らん………。


あと、お値段も少々気になるのですね。

上にも書きましたがこの「だんごむしまるまるスイング」のお値段は、本家だんごむしシリーズと同じく500円です。


本家だんごむしは細かなモールドまでしっかりと(虫嫌いが逃げ出さない程度に)作り込まれており、またその背板は本物のダンゴムシのそれの比率を忠実に再現してあるのですね。

大きさもしっかりとしており(丸まるとカプセルと同じ大きさになる)、手の平に載せてみると凄まじい存在感です。

要するに構造・大きさともにまさに500円という値段に値するほどの貫録があるのですね。


ですがこちらのスイングは小さいですし、重さもずっと軽いのですね。

また、せっかくの完璧な背板の比率が本家と微妙に変わってしまっています。

体が小さく軽い時点で相当量の材料費が削減できているものと思われますが、それを置いておいたとしても比率が変わってしまった時点で「ダンゴムシを忠実に再現している感」も大分半減してしまっているのですね。

それはスイングにするために意図的にやったものだと思いますし、ある意味仕方がないとは思うのですが、上にも書いた通りパーツの形成の問題もありますから、それを踏まえると少々クオリティ的な部分が劣るような……劣らないような……。

ボールチェーンという余分なパーツ(単品だと結構なお値段がします)が付いているため、本体のクオリティを落とす事や、500円という価格は仕方がないとは思うのですが、チェーンを取ってしまうとなんとなく「お高い感」が否めないのですね……。


う~ん、これを本家と同じように「ダンゴムシのリアルなフィギュア」として見ようとするからこんな風に思うのかもしれません。

いっそ割り切って「そこそこリアルなスイングだ」と思えればいいのかも……?

 

ですが……これはひじょうに根本的なことなのですが……。

……これ、そもそもスイングにして大丈夫なのでしょうか……。


これを丸めて鞄に付けるということは、それ相応の衝撃や摩擦が本体に加わるものと思われます。

見たところスイングだんごむしの殻の厚さは従来のシリーズと同程度……つまり、体が小さい割には殻が分厚く、また素材も従来通りABS樹脂ですから(丸めるとそれがダンゴムシ本来の防御姿勢であるということも相まってさらに?)、衝撃などには強いと思われます。

そもそもあのカプセルマシンの中に殆ど直接ぎゅうづめにされていても壊れないという時点でかなりの耐久性です。ガシャポンのカプセルに勝るとも劣らない頑丈さなのですね。


また鎖との接続部分は殻が分厚くなっており、おそらく十分すぎるほどの強度を確保してあります。


ですがスイングにしては若干大きくて重い気もしますし、やはり摩擦の影響その他は受けてしまうのでは……大きくて引っかかりやすそうだし……。

これを細いボールチェーンだけで支えるというのは……う~ん……大丈夫………なのかな……。


………開いた状態で飾っておくほうがいいのかも……。

紛失破損その他を気にするならスイングとしての使用はあんまりしない方がいい気がします……?


……「リアルなダンゴムシフィギュアにしては高い」「スイングにしては使い勝手が不安」……って……。

……なんとも中途半端な感じになってしまったのですね……。


……でもきっとそれは裏を返せば「両方OK!」ということなのでしょう。500円という値段の高さはその「両方OK!」に対して支払うものなのかもしれません。


とりあえず、若干微妙な気もしなくもないですが、全体としてはこれはこれで良い商品だと言えると思うのですね。

 

結論としては……かわいいから……OK!

………なのですね。なんとまぁ……。