きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

フランスに向かって祈ろう。世界遺産の大聖堂の悲劇

ノートルダム大聖堂で大火災

なにやら大変なことになってしまったようです。

headlines.yahoo.co.jp

先ほどテレビで見て知ったのですが(と言いつつ毎日新聞さんとヤフーニュースさんの記事のリンクを貼りましたが)、フランスのパリにあるノートルダム大聖堂で日本時間のけさ2時頃に火災があったのだそうです。


火は大規模に燃え広がり、出火から1時間ほどでなんとこの大聖堂のシンボルとも言うべき尖塔が焼け落ちてしまったというのですね。

また出火の原因は今のところよくわかっていないそうなのですが、大聖堂では数か月前から老朽化に伴う改修工事が進んでおり、それと関係があるのではないか……という話もあるようです。


ノートルダム大聖堂は歴史の古い建物であるため、また歴史上適度に放置されていたため、あちこちが痛んでボロボロだったのですね。

せっかくなおそうとして工事していた矢先、火事になってしまったのですね……。


みんな無事。でもステンドグラスの安否は

でも尖塔が焼け落ちたって……木造だったのでしょうか。


ノートルダム大聖堂は全て石造りに見えるものの、どうやら実は内部などの一部は木造なのだそうです。


……ちょっと……意外ですね。

ヨーロッパの建物はほとんど石造りだとばかり思っていました。


この尖塔も19世紀の改築の時に建てられたものだそうで、木でできていたのですね。


……それはともかく、1時間後に焼け落ちたって……。

「1時間もの間消防は何をしていたんだ!?」というツッコミが来てしまいそうですが、火は瞬く間に燃え広がってしまったそうなので、おそらく仕方が無かったのでしょう。


また、大聖堂は普通の大聖堂として機能しているだけでなく、美術館のように歴史的価値のある美術品の数々を収容・保存しているのですね。

その中にはあのイエス・キリストが処刑されるときに身に着けていた「茨の冠」も含まれているというのですが……こ、これは……。


……本物なのだろうか……。


何千年も昔の茨がまだ残ってるって……。有刺鉄線ならともかく……。


……茨の冠の件の真偽はとりあえず置いておいて、話を続けます。


気になるこれらの美術品はあらかた消防士さんたちによって持ち出されたようで、つまり無事だったのですね。

……それならよかった……。


ですが、これで先ほどのツッコミに対する答えがわかったのですね。


……おそらく美術品を非難させていたため、消火が遅れてしまったのでしょう。

美術品の無事とそれを運び出す消防士さんたちの安否を考えると、簡単に放水できないということはわかるのですね。


また美術品は運び出しましたが、建物と一体になっているもの……木造部分の装飾やステンドグラスなど……は持ち出すことができなかったのだそうです。


この大聖堂、窓部分の内側にひじょうに美しいステンドグラスがあるのですね。

「ローズ・ウィンドウ」「バラのステンドグラス」などと呼ばれる3つのステンドグラスはそれぞれ聖書に記された物語を表しているものであり、どうやら既に大聖堂の名物と化しているようです。


そのステンドグラスその他の状況は残念ながら現時点ではよくわからないそうですね……。

AFP通信さんによると少なくともステンドグラスの1つは、消防士さんたちの必死の消火活動のおかげで幸いにも無事とのことですが、残り2つの安否が気になりますね。


無事だといいのですが……。


とりあえず、火事そのものはもう無事に治まったそうですね。

消防士さんが1人けがをしてしまったそうですが、当時は閉館時間だったため人がほとんどおらず、みんな無事だったそうです。


ひとまずけが人があまり出なかったのは何よりなのですね。

 

歴史に刻まれるほどの大事件

なんにせよ、これは大事件なのですね……。

ノートルダム大聖堂といえば有名なカトリックの教会であり、言わずと知れた世界遺産の1つですが……それはわれわれ外国人からみた話なのですね。

当然ながら、フランス人にとってこの教会はタダの世界遺産ではありません。

国民の7割が敬虔なカトリック教徒であると言われているフランスでは、その宗教的な意味合いは非常に強いでしょう。

それに何よりこの大聖堂は遠い昔に200年がかりで築かれ、それ以来パリ市民の……いや、フランス国民の、心の拠り所となりながら、フランスの発展を見守り続けてきたとても大切な建物なのですね。


つまり、この火災でフランス人の魂の拠り所が燃えてしまったわけなのですね。


これは………日本に喩えて言うなら靖国神社が燃えてしまったようなもの……。


……いや、日本は殆ど無宗教ですから、神社の宗教的な意味合いはおそらくフランスの大聖堂ほど強くはないでしょう。

つまり神社と大聖堂を比べるのは賢明とは言えませんね。


日本人の心の拠り所……という意味では……京都?

京都が半壊したようなもの………なのでしょうか。


……なんだかイマイチしっくりこないのですね。


ノートルダム大聖堂がフランスの人たちにとってどれだけ大切なものかを実感しやすくするためにわかりやすい喩えを持ち出したいのですが、これではかえってわかりづらくなっているのですね……。

もう日本に喩えるのはやめておこう……。


なんにせよ、フランス人にとってとても大切な大聖堂が燃えてしまった今回の出来事は、フランス史上まれにみる非常に深刻な大参事……なのですね。


シンボルとなる尖塔が壊れてしまったのは残念ですが、フランスの歴史学者のクロード・ゴバールさんいわく、幸いなことに図面が残っているそうなので、尖塔の修復は可能なのだそうです。

ただそれよりも内側から屋根を支えている木製の柱の損壊具合の方が問題なのだそうで、ゴバールさんもそれを危惧しているのですね。


内部の状況がどうなのかはこれからの報道を待つしかなさそうですが、マクロン大統領の仰ったように、これから直ちに修復をして、また元通りの美しい姿に戻れるように願うばかりです。