きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

先日の「ブラックホール撮影」の意義、解説サイトが無きゃわからない!?

先日このような記事を書いたのですね。

blog.kitsune-vetulicola.net

今まで理論上その存在が予測されていただけだったブラックホールというものが、このたび初めて実際に望遠鏡で「見て」確認された、という内容でした。


今まで見えなかったものが見えるようになったのですから、それはかなり画期的なことだとは思います。

でも「見えた」ことの一体何がそんなにすごいのか、ちょっとわかりづらいのですね……私もよくわかりません。


これで一体何がわかるのだろうか……。


などと考えていたら、今日、こんな記事を見つけたのですね。

natgeo.nikkeibp.co.jp

headlines.yahoo.co.jp


……両方ともブラックホールの撮影成功で何が分かったのか、撮影成功が一体どうしてそんなにすごいのか」ということを解説してくれているのですね。


TOKYO HEADLINEさんとナショジオさんの記事です。

TOKYO HEADLINEさんの記事は大まかに「どこが凄いのか」ということを解説してくれ、ナショジオさんの記事は「科学的にはどのような進展があったのか」ということを詳しく解説してくれています。


……ナショジオさんの方はそれ故に少々内容が難しいのですが……なんにせよ両方とも今回の撮影の意義を解説してくれていることには変わりありません。


……こんな記事が出回るほどやはり今回の撮影成功は一般人には「一体何がそんなにすごいんだかよくわからないもの」であったようです。

きっと私が「よくわからない」と思ったのは別に普通のことだったのでしょう。


理由はいくつかあるでしょうが、おそらく内容が専門化しすぎていてわかりづらいというのが大きいかと思われます。

つまり、知識を持った人なら「そりゃすごい!」となることだと思うのですが、そうでない人から見たら「それの何がそんなにすごいの?」となる類の話題なのですね。

喩えて言うなら、今ここで私が「ベッツリコーラは実は脊索動物だったんだ!」などと言ったとしても、普通の人はまず「ナニソレ」と言うのと同じなのですね。


ブラックホールに関しては、今回初めて見えたということですが、むしろ「まだ見えていなかったのか!」となる可能性さえもあるのではないかと思われます。


なぜなら、TOKYO HEADLINEさんの記事にもあるように、今まで「理論上はこうなるはずだ」として描かれてきたブラックホールの姿が、そのまま一般的な「ブラックホール像」となっていったのですね。

つまり、それが既に色々な所……フィクションなど……で普及しすぎていたため、おそらく「ブラックホール=既に見えているもの」という認識が一般化していたものと思われます。


実際私も映画だのアニメだの色々なところで色々なブラックホール像を見たことがあるのですね。

しかもどれもこれも「実際に見て来たかのように」精巧に(?)描かれているのですね。


そこで今回「実はまだ見たことがなかったんだ」などと言われ、また「思った通り、一般的に描写されるブラックホール像にそっくりだった!」などと今更言われても、肩透かしを食らうだけなのですね。

じゃぁ今までのアレは何だったんだよというツッコミが来てもおかしくありません。

またフィクションで描かれていたブラックホールと実際のブラックホールがあまりにもそっくりだったので、「そのまんまじゃん!」という意見も聞こえてきそうです。


ですがどうやらこの「予想していたのと実際のものとがそっくりだった」ということにこそ、科学的には大きな意味があるようです。


つまりこれこそが、今までの科学的な予測が正しかったという証明であり、またこの予測の手法は間違っていなかったという裏付けになるわけなのですね。

むしろ実際に見ることができなくても、科学的な方程式を読み解くことによって、それを「見る」ことができる、ということが証明されたといっても過言ではありません……たぶん。


なんにせよ、それを除いても、この画像の撮影は以下のような「すごいこと」であることには変わらないようです。

 

  • 途方もなく遠くにあり、したがって地球からは途方もなく小さく見えるものをそもそも撮影できた
  • 直接見たことにより、質量を割り出すことができた(直接見れば大きさがわかり、大きさがわかれば重さもわかる)
  • 今まで直接見ることは不可能だと思われていたが、その常識を覆した

……など。


なんにせよ、今回発表されたのはM87のブラックホールの画像でしたが、同時に天の川の中心のブラックホールである「いて座A*」の撮影も行われており、現在画像を解析しているところなのですね。

天の川銀河の中心にある「いて座A*」と、今回のM87のブラックホールの見かけ上の大きさは同じなのだそうで、つまりいて座A*はM87のブラックホールより2000倍近くにあるが、大きさは2000分の1しかないのですね。


……早い話が「見る」難しさは両方とも変わらないのですね……。


なんにせよいて座A*の画像解析が終われば、M87ブラックホールと比較することにより、色々なことがわかりそうです。


ナショジオさんの解説記事には「宇宙の長い歴史におけるブラックホールの影響の変動をよりよく理解できるようになるかもしれない」とあります。


きっと何か大きなことがいろいろとわかるのでしょうが……うーん、解説サイトを読んでもやっぱりよくわかりません……。