きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

ついにその存在が証明された!史上初めて観測されたおとめ座のブラックホール

ブラックホールが観測された

今日の朝新聞を見てから、頭の中がこの話で一杯なのですね。

headlines.yahoo.co.jp


……これは毎日新聞さんの記事であり、私の読んだ朝日新聞さんではないのですが……同じようなことが書かれているのですね。


世界各地の「電波望遠鏡」を使い、ブラックホールの姿を観測することを目的としていた「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」なる国際研究チームが、10日、ついに史上初めてブラックホールの撮影に成功したと発表したようです。


……つまり、今まで理論上その存在が予測されているだけだったブラックホールが、ついに実際に「見えた」のですね。


そして観測に用いられたのは普通の望遠鏡ではなくて、電波望遠鏡なのですね。


宇宙の星々を観測する手段として、「望遠鏡を使って見る」というのは王道とも言える手段ではありますが、可視光線つまり「普通の光」だけを見ていては見えないものもあるため、光よりも波長の長い「電波」を用いて観測する「電波望遠鏡」が使われているのですね。


電波で星を見るってなんだかヘンな感じもしますが、そもそも電波も光も同じ「電磁波」であり、呼び名の違いはようするに単に波長が長いか短いかだけなので、両者の間には本質的な違いはありません。


なんにせよこのプロジェクト、世界中の電波望遠鏡を組み合わせて1つの巨大な電波望遠鏡としてブラックホールを観測する、というもので、日本では国立天文台などの観測チームが参加していたようです。


地球の片方の面にある6か所8台の電波望遠鏡を最新の技術とネットワークを駆使してつなぎ、総動員したのですね。

これにより単純に考えて直径が地球と同じくらいのサイズの巨大な望遠鏡ができ上がったことになるのですね。


世界中の望遠鏡を繋ぐだなんて、まさに最新鋭の通信技術を駆使したからこそ成せる芸当なのですね。

この辺りの通信技術、日本のチームとメーカーさんが深く関わっているようです……。


この「巨大望遠鏡」、その「視力」はなんと月面に置かれたゴルフボールを識別できるほどだそうで、人間の視力に換算すると300万だと言いますから驚きです。

「月面に置かれたゴルフボール」というのは要するに地球から見える問題のブラックホールの大きさと、地球から見える月の上に置かれたゴルフボールの大きさが同じくらいになる、ということなのですね。

 

……近くの惑星の表面をうろつく未知の生物はさすがに見えないか知らん。


もちろんブラックホールは光も電波も出さないため、直接電波なり光なりで見ることはできませんが、今回は周囲のガス(見える部分)の中に浮かぶその「影」を撮影することで、間接的にブラックホールを撮影することに成功したのですね。

相手は「見えない」わけですから、逆に言うと周りの見えるものが「見えなくなった」ところにいる、というわけなのですね。


また研究チームの名前の「イベント・ホライズン・テレスコープ」というのは「事象の地平線望遠鏡」ということなのですね。


「事象の地平線」とはブラックホールの中心(本体?)である「特異点」の周囲にある領域の外側の境界線のことで、ここから内側に入ると光がブラックホールの重力から抜け出せなくなるのですね。

そのため事象の地平線よりも内側の領域は、外から見ると黒い穴のように見えるのですね。


光も電波も出てこないため、中でナニが起きているのかぜったいに把握できないという意味でこう呼ばれているらしいですね。


とりあえず、「ブラックホールを望遠鏡で観測する研究」という意味で、「イベント・ホライズン・テレスコープ」という名称になっているようです。


また、ブラックホールには大きく分けて2種類あるのですね。

太陽よりも遥かに巨大な恒星が寿命を終え、超新星爆発を起こした後にできる小型のブラックホール(普通のブラックホール?)と、銀河の中心にある超大質量ブラックホールなのですね。


そして今回観測されたのは普通のブラックホールではなく、おとめ座のM87という地球から5500万光年離れたところにある銀河の中心の超大質量ブラックホールなのですね。


地球や太陽がある天の川銀河の中心にも「いて座A*」という超大質量ブラックホールがありますが、今回はその観測も一緒に行われたようです。

ただしいて座の方は現在はまだ解析中で、実際に画像として見ることができるのは今のところおとめ座ブラックホールだけなのですね。


なんにせよ……普通のブラックホールは大きな星が死んだ後にできるということが知られていますが、銀河の中心にある超大質量ブラックホールがどうやって誕生するのかはよくわかっていないようです。


ですが今回実際に観測されたことにより、これまで理論上でその存在が予測されているだけだったブラックホールが実在しているという確証が持てましたし、もしかすると超大質量ブラックホールの誕生の謎にも迫れるかもしれない……のだそうです。


そして銀河の中心である超大質量ブラックホールの誕生の謎が解明されれば、銀河そのものの起源もわかるかも……しれないのですね。


ブラックホール……文字通りやっと日の目を見ることができたのですね。

これは素晴らしい発見なのですね。


………ですがこれにより具体的にこれからどうなっていくのか皆目見当もつきません。う~ん………。


天文学も面白いと思うのですが、割と複雑な計算だの理論だのがイロイロ出てきてヤヤコシイ上に、相手がとてつもなく遠くにある星なのでイマイチ実感がわきません。

やっぱり私は遠くて手の届かない場所にある星について考えるよりも、身近な生物の記事を書いている方が好きなのですね……。