1日に新しい元号「令和」が発表され、早くも今日は3日ですが……まだまだお祭り騒ぎは続くようです。
おそらくこれから実際に改元が行われる5月1日あたりまでは強弱の程度の違いはあれどこの状態が続くものと思われます(?)
今のところは新聞やニュースサイトでも毎日関連記事が報じられ、中でもきのう発覚した「令和以外の5つの候補」の話は割と衝撃的だったのですね。
こんなに早く公表されてしまうだなんて!おまけに5つのうちの1つである「英弘」は結構かっこいいのですね。
……さて、新元号発表に伴い、「元号」関連の品物がそこかしこで売れているようです。
まず「令和」の典拠(≒元ネタ)である万葉集と、その関連書籍が、今現在アマゾンさん含む全国の書店で好評発売中なのですね。
きっとみなさんの最寄りの本屋さんにも並んでいるものと思われます。
また新元号発表当日つまり1日には「号外」が新聞各社から発行され、そこかしこで無料で配られたのですね。
当然数に限りがあり、各地でバーゲンセールのような激しい争奪戦が繰り広げられたようです。
またこれの「号外」はコレクターはもとより普通の人にとってものどから手が出るほど欲しいものだったようで、その後同じく無料で配られた「令和コーラ」「令和ハイチュウ」「令和Tシャツ」などとともにネット上でトンデモない値段で取引されているようです。
詳しい話は以下のリンク先で見られるので省略することにするのですね。
……それにしても「タダ」で手に入ったものにこうも凄まじい値段が付くとは……。
そしてその凄まじい値段で実際に「買ってしまった」人がいるとは……。
いやはや値段というものはかくもいい加減なものかと実感するとともに、値段の高さを前に臆することなく欲しいもの手に入れてしまうという「令和欲」のすさまじさを感じるのですね。
また、無料で配られた上記号外や記念のお菓子などのほかにも、額縁に入った歴代元号のガチャ(令和含む)や、「令和」と書かれたマグカップ、クリアファイル、スマホケースなどのいわゆる「令和グッズ」の販売も行われているようです。
中には障子などの変わり種もあるようで……見ていると色々と飽きないのですね。
一体どんな「令和グッズ」があるのかはこちらのサイトさんが詳しいので引用させていただくとして……。
なんにせよこういったグッズを販売する「今しか開かない」お店なども存在していたのですね……私が聞いたものはきのう2日で終わってしまったようなので詳細がイマイチ不明なのですが、引き続きネットでは取引されているようです。
……これのことかな……。私が聞いたのは確か「令和ショップ」という名前で、秋葉原だったはずなのですね。
……きっと幻のお店なのですね。
キナギタウン沖にごくまれに出現するあの「マボロシ島」の如く、数十年に1度だけ、秋葉原含める各地にこのようなお店が出現するに違いありません。
グッズを買うかどうかは別として、私も是非とも行ってみたかったのですが……この時はあいにくと色々と用事があって秋葉まで遠出はできなかったのですね……。
と、いうより、「令和ショップ」の存在を知ったのは実はきのう2日が終わる辺りだったのですね……つまり、存在を知った時点で既に閉店してしまっていたのですね。
なんにせよこの状況は……傍から見ているとなんだか割とヘンな感じもするのですね。
新元号が発表され、間もなく元号が変わるという数十年に一度の一大イベントが起こるその前夜……という盛り上がったムードなのはわかりますし、騒ぎたくなるのも理解できるのですが……。
しかしここまで関連商品が雨後の竹の子のようにそこかしこに生えて出てきて、またそれがあり得ないほどの値段で取引されているなんて……。
と、いうより……ここまで万葉集だの令和グッズだのがブームとなり、また皆がそれに乗じて記念品を販売しまくるって……。
……ここまで便乗するのも正直どうかと思うのですね……なんだか歴史的なイベントが、一部の「売りたい人」達のお金儲けの手段に利用されている感が否めません。
ひとたび何かが起こると皆がペンギンかフラミンゴの群れの如くこぞって同じ方向を向いてしまうのはこの国の面白いところですし、また悲しい性でもあるということはわかっているのですが……なんとなく解せない気が……。
……まぁ、でも……売る人も買う人も、みんなそれなりに楽しんでいるようですし、これはこれでいいのかな……。
それにかくいう私もこんな記事を書いていて……十分「便乗」しているのですね。
とりあえず、機会があったら「令和グッズ」を探してみるのですね。
きっと秋葉原以外のお店でも売られているかもしれません。
………秋葉原でもまだ「令和ショップ」をやっていたりして……?