きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

食べ過ぎ注意!?乱獲でサメが絶滅危惧に!いよいよ「食べている人」の出る幕か

サメが食べすぎで絶滅しそう

先日サメの話を書いたばかりなのですが……。

今日もまた、サメの話なのですね。


何日か前、ニュースを漁っている時にこのようなものを見つけたのですね。

www.afpbb.com


毎度おなじみAFP通信さんの記事ですが……なんと、乱獲により一部のサメが絶滅の恐れがあるのだそうです。

乱獲……とはすなわち「食べるため」ですから、つまり「食べ過ぎて絶滅しそう」ということなのですね。


絶滅危惧種の動植物を記載した「レッドリスト」や、「IUCN」という名前で有名な国際自然保護連合さんが、今月21日にその旨を発表したようです。

知られているだけで世界に509もの種類が存在するサメですが、IUCNさんが評価したのはそのうち58種で、内17種は絶滅の危機に瀕しているというのですね。


また特に危険なのはアオザメ(Isurus oxyrinchus)なのだそうです。

記事によると近縁種であるバケアオザメ(Isurus paucus)と合わせ、「肉とヒレが中国などのアジア圏の伝統料理で珍味とされている」のだそうですが……こ、これは……。


…………フカヒレじゃん。


……そうか、AFP通信さんはフランスの通信社ですから、こういう「外から見た視点」で解説しているのですね。

もしこれが日本の新聞社なら「フカヒレやかまぼこに使用するため乱獲が進んでいる」……みたいな「わかっていること前提」な書き方をするはずなのですね。


……話を続けます。


なんにせよサメというものは海の中では生態系の上位に位置していますが、陸の生物の存在は想定外らしく(当たり前か)、人間による乱獲には無防備なのですね。

また成長が遅く、子孫を残すのは人生の晩年になってから……なのだそうです。


つまり、それは若い時代が長いというわけであり(羨ましい?)、子供を残す前の若い個体が食べられてしまうと、数の減少に拍車がかかってしまうのですね。


またアオザメは「もっとも保護が進んでいないサメ」であると同時に、「もっとも食べられているサメ」でもあるのですね。


……大変です……!


食べ過ぎて絶滅寸前だなんて、このままではアオザメがクロマグロの二の舞になってしまうのですね!

というよりもうそうなりつつあるのですね!!


早く……何とかせねば……!!


どの種類が危険?

さて……アオザメとバケアオザメが危険なことはよくわかりました。

ですが絶滅が危惧されているサメは確認されているだけで17種いたはずです。

残りの15種は一体どのサメなのでしょうか。


……と、いうわけで調べてみたのですね。


…………


………なのですが…………。


………すみません、どこを探しても資料が出てこなくて結局わからずじまいだったのですね………にゃぁ……。


……見つかり次第この見出しは「更新」することにして……、とりあえず、次に行きます。


そもそもサメはどうしてここまでの危機的状況に陥ってしまったのでしょうか。


問題の背景にあるのは?

冒頭で「このままではマグロの二の舞になる」と書きましたが……問題なのはそのマグロなのですね。


現存するマグロ属は8種類(数え方によっては7種類)が知られていますが、サメに同じく「食べ過ぎ」により、今ではそのほとんどが絶滅の危機に瀕しているのですね。

そのため近年では各地の漁業管理組織がマグロを獲りすぎないようにマグロ漁を監視しているのですね。


……マグロ漁船というと「大もうけできる」というイメージがありますが、それは「マグロが無尽蔵にいれば」の話なのですね。

実際……特に絶滅が危ぶまれる昨今では、マグロの数そのものが限られていますから、たとえ漁をする側に「たくさん獲れる技術」があったとしても、それを100%行使していいわけではないのですね。


必然的にマグロ漁をする側も自らの能力を「制限し」て漁獲量を規制し、マグロを守ろうとしているのですね(みんながみんなではないと思いますが……)。


いずれにせよ、「マグロをたくさん獲ることができない時代」になったため、「マグロ漁=大もうけ」という図式は既に成り立たなくなったのですね。


そこで……どうやらそこで、サメにしわ寄せが行ったようです。


つまり、「マグロはもうあんまり獲れないしそれじゃぁもうからないから、じゃぁ今度はサメを獲って稼ごうか」となるわけなのですね。

その結果サメの漁獲量が増え、つまり乱獲が進み、絶滅の恐れが出てきてしまったのですね。


……要するに、マグロの漁獲規制に伴う収入減により生活に困った漁師さんたちが、今度はサメ漁の方に流れてしまったのですね。

………「サメがいなくなりそう」という環境問題の話をしていたはずが、どういうわけか経済の問題である「カネの話」に行きついてしまいました……。


本当にお金は文字通り「みんなを不幸にする」のですね。


結局どうするべき?お金持ってる人、この指とまれ

これは…………………

……難しい問題なのですね。


ひとまず、マグロに同じくこれから「サメの保護と漁獲規制」が進んでいくとは思いますし、そうするべきだとも思います。

ですがそれだと今度はマグロやサメを獲っていた漁師さんたちが生活に困ってしまうのですね。


……つまり、単純に規制すればいいという類のものでもないのですね……。


……そういえば、マグロはどうしたのでしたっけ。冒頭で私は「サメがマグロの二の舞になる」と言ったのでした。ということは……。

……なんだかこの問題、マグロの「その後」が鍵を握っている気がするのですね。


確か日本ではマルハニチロさんがクロマグロの危機的な状況を憂え、卵から自分たちの手で育てることができないかと考えたのでした。

そしてクロマグロ「完全養殖化」に成功し、「BLUE CREST」という養殖マグロのブランドを作り出したのですね。


これ、そのまんま答えになっている気が……。


………つまり、サメも養殖できないのでしょうか。


もし可能だとすれば、自分たちの食べる分は自分たちで育てることができますから、天然のサメを獲らずに済みますね。

また今サメを獲っている漁師さんたちがこの事業に携わることができれば、サメを獲れなくなることにより引き起こされるであろう生活の心配をしないで済むのですね。


こ、これは………!!!

是非ともやって欲しいなぁ……。


ただ、「本当にサメを育てることができるのか」という技術的な問題もさるものながら、その前に「サメの養殖なんて技術開発だの設備投資だの初期投資に一体いくらかかるんだ」という資金的な問題が発生するのですね……ここでもカネの問題が!


これは……………

………どうしよう。


いや、答えはひとつ……なのですね。


………これは私個人の考えですが、こういう地球の未来に関わるものにこそ「お金を持っている人」が投資するべきだと思うのですね。


あんまりこういう言い方はしたくないのですが……サメが今絶滅の危機に瀕しているのは言ってしまえば「フカヒレ」のせいなのですね。


そもそも漁師さんたちがサメを獲って稼ごうとするのは、サメ……つまり「フカヒレに、それなりの需要があり、また売れるからなのですね。

フカヒレ需要が無かったとしたら、サメなんていくら獲っても大して売れないでしょうし、そもそも漁師さんたちもサメを獲らないでしょうから、ここまでサメの絶滅が危ぶまれることもなかったはずですね。

つまり、フカヒレ需要があったからこそサメがここまで絶滅の危機に瀕した、と言い換えることができるわけなのですが……。


でも、「フカヒレ」なんて高級なもの、食べられる人が一体何人いるでしょうか

少なくとも、貧しい人にとってはとてもじゃありませんが手が出せるものではありませんね。私も無理です。


……早い話が、フカヒレなんて食べられるのは一部のお金持ちだけなのですね。


そしてその「数少ない」お金持ちにそれなりの「フカヒレ需要」があるため、マグロを獲れなくなった漁師さんたちが「今度はサメを獲ろう、買ってくれる人がいるから」となってしまうのですね。


……つまり、早い話が、この「数少ないお金持ちのフカヒレ需要」がめぐりにめぐって、いま世界中でサメが絶滅の危機に瀕しているのですね。


………もうお解りですね。


私は、こういう「フカヒレを食べられるようなお金持ちの人たち」こそが、「サメの養殖事業」に投資するべきだと思います。


自分たちは普段から食べておいて、いざ「いかん、このままでは絶滅してしまう!養殖しよう!」となった時には知らん顔……なんて道理からしてできませんよね。

自分たちで食べる分を積極的に育てないで、その負担を野生のサメたちに押し付けるのは無責任だと思います。


と、いうより、お金を持っているのですから、そもそもみんなのために使う責任があるはずなのですね。

地球のみんなのために使えないのなら、一体何のためのお金なのでしょう?


それともお金持ちはやはり周りのみんなのことを考えない自己中心的な人たちばかりなのでしょうか?


……そんなはずはありませんよね?

少しは「みんなを不幸にするお金」を「みんなを幸せにするお金」にできるといいですね。


……「フカヒレはともかく、かまぼこなら庶民だって食べているんだから、何も自分たち金持ちだけに責任があるわけではない」……などという言い訳はしないと願いたいものです。


そもそもかまぼこは元々「フカヒレの副産物」ですから、フカヒレのための漁獲量が減ればかまぼこも自動的に減りますし、フカヒレのためにサメを養殖できれば、かまぼこも養殖でまかなえるようになるのですね。


サメの養殖事業……是非とも普及してほしいものなのですね。