きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

意外と少ない?日本語の資料。マイナーなものほど英語に比重が

便利なWikipedia

きつね、あれこれ調べものをするのですね。

このブログ、なぜか最近割と内容がマニアックな方向に偏ってきつつあり、特に生物に関して割といろいろ書いています

そのためか、既に私が持っている乏しい知識だけでは追いつかなくなりつつありますし、そもそも私は文章を書く時に使い慣れた言い回しの使い方ですらいちいちこれで合っているのかと確認するようなタチですから、当然内容についてもしかりなのですね。

早い話が、マニアックな情報を得たり、また自分の知識が正しいということを確認したりするために、色々な本を読んだり、サイトを漁ったりするのですね。ごそごそと……。


そして割とよく使うのがWikipediaなのですね。

ここには生物の分類だの特徴だののマニアックなことまでがいろいろ書かれていて、まるで小さな論文のようです。
さすがにマイナーな生き物だとそこまで詳しく描かれていないこともあるのですが、それでも欠けている部分は他のサイトから情報の断片を集めてきて補うことができますし、どの道大雑把な情報は割とちゃんと書かれていたりしますから、そういうこと(概要?)を知りたい時にはかなり重宝するのですね。


……ここに書かれていることはウソだらけという噂もありますし、自分でもたまにウソの記述を見つけることがあるのですが、少なくとも大体の記事は信ぴょう性があると思うのですね。


Wikipediaはその形式上、専門家以外のズブのド素人でも記事が書けてしまうので、確かに中には眉唾としか言いようのないようなページもありますが……あまりにもマニアックで一般に浸透してすらいないものはそもそもド素人が介入する余地がありませんし、大体は専門家が書いているようなのですね。

おそらくそのような記事は問題ないのでしょう。


Wikipediaの信ぴょう性についての考察はまたの機会に譲るとして、それにしてもちょっと気になることがあるのですね。


もしかすると生物という分野だけかもしれないのですが、Wikipediaに限らず日本語の資料が割と少ない気がするのですね。なんだか肝心な所で日本語のページが無かったりします。

もしくはあったとしても情報が古く、今の学説ではすでに否定されているようなことが普通に載っていたりするのですね。


「無い例」で言うならば、たとえば先日の記事で書いたフェルナンディナゾウガメ(Chelonoidis phantasticus)についても、Wikipediaにはフランス語やスペイン語、イタリア語、はては中国語やベトナム語のページまであるのに、どういうわけか日本語のページが無いのですね。

おそらく日本にいないカメだからなのかも知れませんが……そんなこと言ったらそもそもこのカメはフェルナンディナ島の固有種ですから、フランスにもイタリアにも中国にもベトナムにもいないのですね。


……したがって、「日本にいないから」というのは日本語のページが無い理由にはなりませんし、早い話が「そんなの関係ねぇ!」なのですね。


他のサイトでも……

また、これらの問題は何もWikipediaに限ったことではないのですね。

他のサイトを漁ったとしても、あるテーマに関して日本語以外の言語で検索したことがある方ならば、日本語の文献が意外に少ないことに気付くのですね。


そして帰着する「ごく当たり前」な結論……やはり何事も英語で検索した方が色々な情報に巡り合えるようです。

分野にもよると思いますが、こういう学問的な領域はそうなのでしょう。

たとえ題材がメジャーな動物でも、マイナーな研究分野では日本語の資料がほとんど出てこなくなるのですね。

……たとえば「ネコの解剖学」など……日本語の資料があまり見当たりません。

ですが英語で「cat anatomy」などとして検索すると、細かいところまでわんさか出てくるのですね。


………日本語でもそこそこ出てくるけど……でもそんなに細かくはないのですね。

骨の名前だの筋肉の名前だのの「細かい」ワードで検索した時に、違いが顕著になるのですね。


おそらく手間をかけて翻訳したとしても読む人があまりにも少ないので、手間を掛けるだけ無駄になってしまう……のだと思われます、多分。

特にネットではなく「本」が顕著でして、英語で記された「動物解剖学」の本はとてもたくさんありますが、日本語のものは皆無に等しいのですね。


解剖学はお絵描きさんにとってはとっても大事な学問なので……この資料が無いという時点で相当な痛手なのですが……。


おそらくこれこそが、われわれ動物を描く絵描きが頻繁に直面する英語圏の人が描く動物は多くがデフォルメされていても骨格や筋肉の付き方などがしっかり描きこまれていて生き物としてのリアリティがあるが、日本人が書く動物は多くがぬいぐるみみたいに非生物的な姿をしている」という怪現象の根源であるのだと思われます。

最初は単に「ヌイグルミ体形の方が可愛いから」こうなったのだと思っていたのですが、どうにも裏には「解剖学的な資料の不足」が関係しているような……いないような……。(※あくまで個人の感想です)


きっとそもそも動物解剖学そのものが日本の絵描きの間では普及していないに違いない。
人体解剖学はみんなこぞって学びますし、それ故にみんな人を描く時はリアルに描くのですが……人はリアルなのに、動物はヌイグルミ。

……この辺のちぐはぐさ、なんとも奇妙なのですね。

まるで本物の動物が絶滅してしまい、ぬいぐるみの動物だけになってしまった近未来を見ているかのようです。

きっとこれら「リアル人×ヌイグルミ動物」な世界観は、未来の地球そのものの姿を現しているに違いない!(※くどいようですがあくまできつねの感想です)


どうやらマイナーな情報は英語のみと思った方がいいらしい

……まだあります。

きつね、とあるマイナーな生き物が好きで、いろいろ知りたくて情報を漁るのですが、やはり日本語の情報は殆ど出てこないのですね。

出ることは出るのですが、せいぜい私のようにマニアックな人が書いているブログの記事が出る程度で、専門家の人が書いている学術的な記述は殆ど見つけられないのですね。


……仕方がないので最近では英語のWikiだの論文だのを解読しているのですが、これがまた手間がかかる……。


ですがこれに関してはおそらく単純にマイナーだからでしょう。

どんなにマイナーな動物でも発見され、論文として学会に発表される時点で「例の謎のルールのおかげで」英語の論文になりますから、英語の文献は最低限あるのですね。


そういえば、例のカメさんに関しては英語のページすらも無かったのですね。

……これは一体どういうことなのだろうか……。

ガラパゴス諸島スペイン語圏だからそこにいる生き物たちの研究もスペイン語で進んでおり、結果英語の出る幕が無かったのだろうか……。


う~ん……どうやら「例外」もあるようです。


なんにせよ、英語の学術資料が日本語のものよりも多いのは事実ですし、それは上記の理由もありますのでまぁ納得できるのですね。

今現在、英語は殆ど「学術界の公用語みたいな扱いになっており、それどころか「日常生活の公用語にもなろうとしているのですね。


……納得できませんが、納得はします。

 

結局不明なままの理由

それにしても日本語の資料……どうして無いのか結局イマイチわからないのですね……。

本来ならばここで「これこれこういう理由で無い。以上!」とかっこよく結論づけられれば良かったのですが、わからないものはわからないのですから仕方がありません。


とりあえず、単に私が調べている分野がマイナーで、翻訳する人がいない、もしくは翻訳しても読む人がいないから……ということにしておきましょうか……。

……もしくは日本人の研究者たちは「英語のままでも内容が理解ができ」、なおかつ「英語で書かれた資料=舶来品=カッコいい」という謎の心理が働き、結果「もうこのままでいいんじゃない?」「そだね~」みたいなノリになり、結局翻訳されていないというこの前もどこかに書いたような現象が起こったのかもしれません。


……翻訳しようよ。


日本語の資料が無いと調べものがすご~く大変ですし、またその度に言語的な格差を感じてかなり嫌な気分になるのですが、無いものは無いのですから仕方ありません。

とりあえず生物学の語彙は(私の調べている部分の付近だけは)大分覚えてきましたので……英語の記事を読むスピードも前よりかは速くなりつつあるのですね。


………あくまで「前よりかは」です。日本語の記事を読むのに比べたらずっと遅いのですね。


なんにせよ結論としてはこのまま英語の記事を頑張って読んでいくしかなさそうです。

ああ……先が思いやられる……。