きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

同人誌はあの価格で当たり前。値段の秘密をイラストで解説した人が偉すぎる!

同人誌作りたいなぁ……

今日は趣向を変えて(?)、同人誌の話なのですね。

同人誌……というのは言わずと知れた「アマチュアの作家がサークルと呼ばれるチームを組んで作る本」のことなのですね。
むかしは同人誌といえば「小説」が一般的でしたが、最近では「漫画」が主流となっています。

というわけなので、今回取り上げる同人誌も漫画の方の同人誌なのですね。


ところで……、意外に思われるかもしれませんが、きつね、実はこう見えて漫画が描けるのですね。

……自分で言うのもアレなのですが、腕前も(仲間内では)けっこうなものでして、少し前までは仲間とサークルを組んで同人誌を作ったりしていたのですね。内容は割と黒歴史なので敢えてここで公表はしませんが。


……ですが……色々と事情があり……最近では漫画どころかまともに絵を描くことすらできないのですね。

挙句の果てにはアイコンやヘッダーでさえも友達に代わりに描いてもらう始末……。

……自分の画風で描くとすぐに個人が特定されてしまいそうなので、これはこれでいいのかもしれませんが、自分で描けるはずなのに描けないというこの状況は絵描きにとっては敗北感しか感じられないのですね……。


きっと私の才能(スキル)はこのまま日々の雑務に追われているうちに歴史の闇にうずもれ消えていくのだろう。

風のうわさでは他の仲間たちは今も相変らず活動を続けているらしいのにこれはちょっと厳しいのですね。

さらに悪いことに、私がこんなことをしている間にその中の1人であるかつての友は、大卒であるにもかかわらず今ではコネと親の財力に物を言わせて「お絵かきの学校」に入り直し、現在意気揚々と勝ち誇ったドヤ顔で毎日修練にいそしみ、当然の如くスキルを磨いて高めているといいますから、私は渦巻く嫉妬の炎をそのまま狐火に変換して真正面からパイ投げのパイの如くぶつけて焼き尽くしてやりたいのですね………留年しちゃえ!!!!


……やはり上達のための「努力」をするには「前提条件=資格」が必要で、「努力」とは「資格を得て初めてできるもの」のようです。

……つまり、「まず学校に入って、そこで一所懸命勉強すれば夢が叶いますよ」ってなった時に、「じゃぁ学校に入れない人はどうすればいいんですか?」って話なのですね。

お金もないし学校にも通えない私にはもはや「努力する資格」すらも無いということなのでしょう。


……同じサークルの同人仲間なのにお金とコネと環境でこうも「待遇」に差が出るなんて……人間の社会とはなんとも理不尽なところなのですね。誰もがみんな等しく「何も持っていない」野生の世界とは大違いです。


……などと私の心の闇が見えたところで以下本題なのですね。


製造工程比較の図!

なにやら同人誌と一般書籍の製造工程の差をイラストで説明した人がいるようなのですね。

こちらねとらぼさんの記事です。

nlab.itmedia.co.jp


イラストを描いたのはマスクねこさんというツイッターで活動している方で、どうやら同人誌が一般書籍に比べて「高い」と言われている理由を、順を追って説明するためにこのイラストを描いたそうなのですね。

背景には自分が作った同人誌を「高い」と言われて傷つく作家さんがいた……という事件があり、心を痛める作家さんが減ることを願って描いた……のだそうです。


「高い」と言われたって……。


確かに、同人イベントなどで売られている同人誌の値段は知らない人が見たら少々高いと思うのですね。

なぜなら同人誌は大量生産ができず、また作家さんたちもアマチュアであり、お仕事をしながら描いているのですね。
かくいう私も働いても働いてもお金にならない環境で働きながら原稿の納品を遅らせてチームのみんなを困らせたくないという一心で夜も寝ないで仕事中に居眠りしながら作品を描き上げたことがあるので………よくわかります。

なんにせよ満足に執筆時間も取れないため、どうしても小規模な薄い本となってしまい、また少ない数を印刷屋さんに頼んで自費で製造してもらうので、製造コストがかさんでしまいます。

早い話が1冊あたりの原価が高いわけですから、結果販売価格も(普通の本と比べたら)かなりの高額になってしまうのですね。


ですがそれほど「高額」でも、当然数が少ないわけですから、もし仮に全部売れたとしても大して利益にはなりません。

と、いうより、そもそも普通は1回のイベントで全部なんて売れません。それは私も何度も経験しているので身に染みてわかっているのですね。


……結果、よほどの人気サークルでもない限り9割がた赤字になってしまいます。

……9割7分……くらいかもしれないけど。


なんにせよ赤字になる確率はかなりのものです。

作家さんたちはみんな「趣味でやっているのだからこれはこれで……」と割り切っていますが、「ほぼ確実に赤字になる」というのは商売としては相当な痛手なのですね。


それにしても………、同人誌を「高い」って………。


まさかそこにツッコミを入れる人がいるとは思いませんでした。確かに「高い」けど……原価を考えたら当然ですし、この値段はわれわれ(買う人も売る人も)の間では当たり前なのですね。


……このような事件があったのに……全く気づきませんでした。

残念ながら最近ずっと同人誌のことが「頭から離れたまま」なので、きつね、この界隈の話題にかなり疎くなってしまっているのですね……。

ちょっと前の私ならおそらく迷わず感知していたような事件だと思うのですが……いやはやそれだけ私が彼らから遠ざかってしまったということか……。

………残念です。


それにしてもこの事件、一体どんなものだったのでしょうか。


同人誌が「高い」クレーム騒動?

ちょっと調べてみると……「マシュマロテロ」などという謎の言葉が!

それによると、「高い」というクレームが書かれた「マシュマロが投げられた」……のだそうです……?


……なんだかよくわかりません。

イベントに行って節分の豆の如く作家さんたちに向かって文句が書かれたマシュマロを投げつけたのでしょうか。

「高い同人誌は外~!安い同人誌は内~!」


……などと思いつつさらに調べると……「マシュマロ」というのは匿名でメッセージを送ることができるサービスなのですね。
そして「マシュマロを投げる」というのはこのサービスの用語で「メッセージを送る」という意味らしいです。


なんと、初めて知りました……。このようなサービスがあったのですね。


……と、いうか、このねとらぼさんのリンクの先にちゃんと関連記事として事件とマシュマロの解説へのリンクが貼られていました。

……最初ヤフーニュースさんに掲載されていた記事を読んだので……全然気が付きませんでした。


なんにせよ、「マシュマロ」というのは匿名のメッセージをやり取りできるサービスなのですね。

そしてそのメッセージは事前にAIによってフィルタリングされ、「個人を誹謗中傷するようなメッセージ」は「相手に届かない」ようになっているのですね。

ですがAIの設定の仕方によってはフィルターをすり抜け、届いてしまうこともあるのですね。


そして「おたくの同人誌は高い!」などのクレームが書かれた「マシュマロ」を受け取った作家さんたちが傷ついた、というのがこの事件の内容だったのですね!


……なるほど、理解できました。

マスクねこさんはそれで絵を描いたのですね。クレームを送った人に「高いと思うかもしれないが、同人誌の価格としてはあれが普通なのだ」ということをわかってもらうために。


私も見てみたのですが……なるほど確かに、非常に分かりやすく製造工程が比較されているのですね。

これならば同人初心者の人もどうしてあれほどの値段がつくのか理解できます。

マスクねこさん……素晴らしいイラストを描いてくれたのですね。


これでもうクレームを付ける人はいなくなる……はず!?


きっとこの人……いや、このお方は、同人界隈の未来と作家さんたちの自信を救ったに違いない!

私のツイッターアカウントが開通したら真っ先にフォローするのですね!


みんなの「愛」で成り立っている同人誌

なんにせよ1つ言えるのは……。

作り手も買い手も双方とも、きっと同人誌に「利益」を求めてはいけないのですね。

普通の書籍と比べて値段が高いのも、作り手側が儲けるためではなく「できるだけ赤字にならないようにするため」であると思われます。

上にも書いた通り、同人作家さんたちはみんな採算を度外視して作っていますし、かくいう私も同人誌を作っていたころはそうだったのですね。

また、買い手側も基本的にはそのような事情を理解しているので、少々高くても文句ひとつ言わずに買ってくれるのですね。
むしろサークルと良い関係を築き上げている人たちはみな、「好きな作家さんの本をこの値段で買えるなら安いものだ」というような考え方をしているように見えます。

そもそも同人誌に限らず品物の売買というものは、買い手が考えるその商品の価値が、売り手が付けた商品の値段を上回った時に初めて成立するものですね。

……つまり、買ってくれるということは、その時点で作り手側が付けた「少々高い値段」以上に、買い手側が「買いたい」と思ってくれている、ということなのですね。


儲けが無くても作品を作りたい作り手と、普通の本より少々高くてもその作品が欲しい買い手側……。

ねとらぼさんの記事にもありますが、まさに同人活動というものは作る側も買う側も全て「愛」と「楽しさ」で成り立っているのですね。


同人の世界では誰もドロドロとお金儲けのことを考える必要はありませんし、ケチケチと値切ったりする必要もありません。

こういうところ、普通の市場には無い魅力なんじゃないかな……と私は思うのですね。


……早く同人の世界に戻りたい!