きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

一刻を争う「昆虫の保護」 あの「動物愛護先進国」が動き出した

絶滅が危ぶまれる昆虫。環境省動く

先日このような記事を書いたのですね。

blog.kitsune-vetulicola.net


今世界的に昆虫の絶滅が危ぶまれており、事態は一刻の猶予も許さない。
もし彼らが本当にいなくなってしまったらこんなにマッズ~イことが起こる……それを止められるのは人類だけ、という内容だったのですね。


この時はAFP通信さんのニュースを見て書いたのですが……同じくAFPさんにて、この続報(?)が発表されたようです。

www.afpbb.com


なんと、かの有名なドイツが、昆虫の保護に乗り出したというのですね。

どうにも環境相のスベンヤ・シュルツェさんが、17日付の地元の新聞で昆虫を保護するための法律を作ろうとしていると発表したのだそうです。


……なんと!「昆虫保護法」……なのですね!


昆虫の保護のために年間125億円もの莫大なお金を掛け、保護活動や研究に充てるようです。

具体的には

  • 昆虫の住む場所を守るために更地をコンクリートで覆うことを禁止する
  • 昆虫が道に迷わないようにするために夜の間の照明を制限する
  • 関係の無い昆虫を巻き込むような殺虫剤の使い方を禁止する
  • 殺虫剤を使うにしても環境に優しいものを使うことを義務付ける

……などの決まりを設けるようです。


よくわかっていらっしゃる!
さすが「動物愛護先進国」です!


「125億円」というのが日本円にすると一体いくらなのか、EUの通貨に疎い私には見当もつきませんが、なんにせよそれだけ本気でお金をかけて取り組むということに違いありません。


動物愛護に定評のあるドイツ

ところで、ドイツは今までにも「動物保護法」を制定し、動物の権利を認めていることで知られていますね。

日本の法律では動物は「物」扱いとなってしまうため、従って「権利」という概念も存在せず、誰かが飼っている動物を傷つけたとしても、それはタダの「器物破損」になってしまうのですね。

ですがドイツでは「動物虐待罪」というものが成立するようで、人を傷つけた時と同じように罰せられるのですね。

また盲導犬介助犬などが……いや、普通の飼い犬ですらも(他の動物も?)、バスや電車に乗るのは当たり前の光景となっているようです。

人がバスや電車を利用するのだからペットが乗っても不思議はない、ということなのでしょう。


またペットショップでは殆どペットを売らず、新しい家族を迎え入れたい人は「ティアハイム」と呼ばれるシェルターで探すというのが基本なのですね。

また当然の如く「行き場の無い動物」は「ティアハイム」で保護されるので、犬猫の殺処分件数もゼロだと言われています。


こ……これは……!!
まるで国中が殺処分ゼロのあの県……熊本県」になったのと同じなのですね!

くまモンが守る我が国の「動物愛護先進県」が全国規模になっていて、さらに法律まで遥かに進んでいるのですからこれは期待できそうです。


一部では「そもそもティアハイムに入る前に駆除の名のもとに殺害される動物がいて、日本の殺処分数よりも多い」「ドイツはあくまで『ペット先進国』であって、野良犬などペット以外の動物の扱いは『動物愛護進国』となんら変わらない」などという黒いうわさもありますが、あくまでうわさはうわさ……きっとうわさの域を出ないのでしょう。


…………………だよね?


……事の真偽はさておき、法律で動物を守ろうとしていることには変わりはないのですね。その法律がちゃんと機能しているのかどうかは別にして。

なんにせよこれだけ国を挙げて動物を守ろうとしているドイツなのですから、今度の「昆虫保護法」にもすごく期待が持てるのですね。

きっと今後シュルツェさんら環境省を中心に、昆虫保護の運動と気運が高まっていくに違いありません。


……伝説の剣を携えた勇者が、ここにいました。
きっとこれから「力」「知恵」「勇気」の三柱の女神の加護のもと、昆虫と人類と全ての生き物の未来のために奮闘し、世界を救いに行くに違いない!


でも反対の声も……?

ただ、ニュースではこれらの法律について、「与党キリスト教民主同盟」がどうにも反対しそうだとあるのですね……。

「与党キリスト教民主同盟」はシュルツェさんの属する「社会民主党」と連立を組む党で、メルケル首相が所属していることでも知られていますね。


……政治の話はイマイチよくわからないのですが、この政党はどうやら農家寄りらしく、どうにも「農薬」が絡む部分で反対しそうなようです……?

つまり、農薬の削減などをされてしまうと、農家寄りの政党としては割と困るのですね……たぶん。


……この「昆虫保護法」をきっかけにして連立政権内でヘンな分裂騒ぎが起きなければ良いのですが……。


ともあれ、今のところ「完全に反対している」というような情報は無いようですし(これから出てくるかもしれないけど)、今後の動きに期待したいのですね。


もはや昆虫の保護は世界規模の課題なのですね。

昆虫が絶滅の危機に瀕しており、もし彼らが絶滅してしまうと3日のうちに世界が滅ぶという事実は今となってはもう世界中のだれもが知っているはずです。

あなたも私も知っているのですね。もちろん。


……………だよね!?


ここでドイツがこれらの「昆虫保護政策」に乗り出せば、おそらくそれは大いなる「前例」であり「前進」となるのですね。


きっとこの取り組みは1つの国にとっては小さな一歩ですが、世界にとっては大きな飛躍となるのだろう。


もしかするとEU各国も「ドイツに続け~!」とばかりに後に続いてくれたりとか………。
果てはアメリカや他の国々も「EUに続け~!」と保護に乗り出してくれる…………かもしれない?


…………政治のことなんてよくわからないので、憶測の域を出ませんが!