きつねとべっつりコーラのブログ。

きつねとべっつりコーラの2匹が、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。生物多め。

すっごく気になる三鷹市の不思議な本屋さん

無人の古本屋さん

新聞を読んでいたら、何やら面白い本屋さんの記事が載っていたのですね。


JR三鷹駅から歩いて15分ほどのところにある古本屋さんらしいのですが、なんと無人で本を販売しているというのですね。

名前は「BOOK ROAD」さんといって、2013年ごろから営業しているのだそうです。


……けっこう前からあったのですね。
ちっとも知りませんでした……。


ただ、どういうわけか看板が無いそうです。

もちろん無人ですから店員さんもいませんし、年中無休なので休みも無く、またレジも無いといいますから般若心経張りの無い無いづくしなのですね。

店内は2坪ほどの面積に500冊ばかりの古本がひしめいているそうで、ジャンルもビジネスや自然科学、心理学など多岐にわたっているそうです。


……自然科学……だって!?


こ、これは……私の好きな匂いがプンプンですね。

きっと解剖学や分類学、古生物学やカンブリア紀の生き物に関する本も置いてあるに違いありません。

……とっても気になります……。


奇抜な「ガチャレジ」……だって!?

また、無人というからにはお会計をどうやるのかが気になるところですが、なんと「ガチャマシン」を使っているというのですね。

「ガチャマシン」というのは私がことあるごとに回したがる、あのバンダイさんのガチャマシンです。

店内には300円と500円のマシンがそれぞれ1台ずつ、合計2台設置されていて、どうやらこれがレジの代わりになっているようなのですね。

いったいどうやるのかと思ったのですが、どうやらこれ、マシンで「レジ袋」を買うことでお会計が成立するようです。


つまり、ここに売られている本の値段は300円か500円か800円のどれかなのですね。

そして買った本の代金をマシンにいれてハンドルを回すとレジ袋が出てくるのだそうです。

300円の本なら300円の袋を、500円の本なら500円の袋を、そして800円の本ならその両方を、それぞれ買うことでお会計手続きができるのですね。

このレジ袋が購入の証明となり、本を入れて持ち帰れるだけでなく、お店側にもお客さんにお金を払ってもらったことがわかるようになっているのですね。


さらに、開封後のカプセルは横に置かれた「ごみ箱」で回収してくれるというスグレモノ。
きっと店長さんが後で取り出して再利用するのでしょう。


おおお……!!

……これは面白い!!


毎回お会計のたびにあのガチャを回す時のワクワク感が味わえるのですね!

出てくるものは何度回しても当然同じ「レジ袋」なわけですが、そんなことは関係ありません!
これはお金を投入してハンドルをガッチャン!と回し、カプセルがコロコロ~ッと出てくる過程に意味があるのです!!

これはガチャ好きな子供たちからガチャマニアまで、幅広い人たちの需要をカバーしているに違いない!


これはまさに盲点でした。
きつね、ガチャマシンといえばてっきりカプセルに商品を詰め込んで売るものだとばかり思っていたのですね。

カプセルには「買う権利」を入れておき、商品そのものはカプセルに入らないほど大きくても良いのですね。

ふむむ……これならば「食券」のような販売システムにも応用できそうです。


こんなに素晴らしいレジを発明した店長さん………凄すぎます!


……色々と奇抜で魅力的な「セルフレジ」ならぬ「ガチャレジ」ですが、マシン自体はどうやら店長さんがネットで買ったものなのだそうです。


……じつはきつね、先日ガチャのだんごむしについて調べていた時に、ついでにガチャマシンそのものについても調べてみたのですね。

そうしたら驚いたことに、これ、なんとネットで普通に購入できるのですね。

現在バンダイさんが販売している最新機種は「カプセルステーションVI(シックス)」といい、2台セットで3万円台で買えるようです。

……てっきり何か特別な契約を結ばないと手に入らないものなのかと思っていました……。

最近の「カプセルステーション」シリーズは狭いスペースでも効率的にたくさん配置できる洗練されたデザインに加え、「シックス」では従来の百円硬貨だけでなく十円硬貨にも対応していますから、110円とか420円みたいな中途半端な金額でもOKなのですね。

またマシン自体注文すれば誰でも買えるため、副業に使うのに便利だと評判だそうなのですが、まさかこんな使い方があったとは……!


……ちなみに、写真を見る限りでは「BOOK ROAD」さんに置いてあるマシンの機種は「カプセルステーションV(ファイブ)」のようです。
見た目は「シックス」にとてもよく似ていますが、ハンドルやコイン投入口周りのデザインが微妙に違うのですね。

私としては「ファイブ」の方が「シックス」よりもお馴染みなのですね……むしろ「シックス」を見たことがありません。
だんごむしも古生物「ファイブ」から出てきましたし。


なんにせよ、「BOOK ROAD」さんについては詳しいことがこちらのサイトさんに書かれていたのですね。

yadokari.net


………レジについて熱苦しく語っておきながらかんじんのお店の紹介は他のサイトさんに丸投げとは我ながら申し訳ないです……。

でもきっと私よりもプロのライターさんが書いているこちらのサイトさんの方がこのお店の魅力をうまく伝えてくれると思うのですね。(言い訳。)


近所の人たちとの交流も

なんにせよこのような仕組みで万引きとかはされないのだろうかと心配になるのですが、今のところ皆無だそうなので安心ですね。

それどころか、頻繁に本だのお土産だのを置いていく人がいるとか、いないとか……。

……どうにも地域の皆さんが寄付をしたりしてお店を支えてくれているようです。
本を置いていく人の1人には「ここは参加型の本屋さんだ」なんて言ってくれたそうです。

また店長さんもどうやら地域の人たちみんなが気軽に使うことができる「町の本棚」のような本屋さんが作りたかったそうなのですね。

人目を気にせず思い切り立ち読みができるようなお店になっているらしく、またそういう意図もあって無人の本屋さんというのを思いついたのだそうですが……なんだかいいですね、そういう関係って。
きつねが長い間目にすることができなかった地域の人と人とのつながりを感じます。

きっと三鷹市は住んでいる人がみんな親切で温かい好い町なのでしょう。

昨今お隣さんとの関係ですら希薄になりつつある東京の街中に、まだこのような場所が残っていたのですね……。


とても気になる「BOOK ROAD」さん

なんにせよ、非常に変わったタイプの古本屋さんであるということはわかりました。

それに内容が内容だけに、資料集めのために頻繁に古本屋を利用し、またガチャが好きな私にはぴったりだと思うのですね。いやむしろここはきっと私のための本屋さんに違いない!

また小さいながらも取扱いジャンルは多岐にわたっているといいますからきっと私の欲しいジャンルの本も取り揃えてあることでしょう。

場所も三鷹ですからそんなに遠くはありません。新宿から鈍行でたったの9駅です!


……遠いけど……。

……秋葉原よりは近い……?

……いや、やっぱり遠い気が……。


……まぁいいか。


よし、決めた。

今度行ってみることにします。

ガチャ、古本、(そこそこ)近い、の三拍子がそろったからにはこれは行くしかありません。

何か素敵な本と出会えるといいな~!