「人間ってナンだ?超AI入門」来週から新シリーズ
見出しの通りなのですが……。
「人間ってナンだ?超AI入門」の新しいシリーズが来週から始まるのですね!
これは楽しみです……!
……いきなり何の話だよと思われた方もいるでしょう。
きつね自身この番組が一体どれだけ世の中に広まっているのか、早い話がどれだけ認知されているのか、見当もつきません。
夜10時からというかなり遅い時間帯からやっていた番組ですし、扱っているものが扱っているものなので、おそらくそれなりにマイナーなのだろう……と思われます。
ですがこれはNHKさんの知的教養エンタメ番組で……その名の通りAIについてわかりやすく解説しているのですね。
今どきAIという名前を聞いたことがない人はおそらくいないと思いますが、このAIが一体どういうものなのかは残念ながらあまり広まっていないようです……。
「AIが流行ると人間の仕事がなくなるのではないか」「AIが人間に対して反乱を起こすのではないか」……みたいないわゆる「AI脅威論」はそこかしこで聞きますが、みんなそれらを聞いて怯えてはいても、AIというものが一体どのようなものなのかまではわかっていないのですね……。
よく分からないものを怖がっていても仕方がないと思いますし、むしろこれからAI社会が訪れることは目に見えているのですから、よ~く理解して有効に利用する方法を考える方が得策であると思うのですが……。
……このような現状を打破すべく(?)NHKさんが作ったのがこの番組なのですね。
チュートリアル徳井さんと松尾東大特任准教授出演
この番組、毎回スタジオにそれぞれのテーマに関係するゲストを1人招き、司会の徳井義実さん(チュートリアル)と、解説の東大特任准教授松尾豊さんとで対談しながら進んでいくのですね。
来たるべきAI社会の中で知っておくべきことやAI技術の最前線に迫り、また人間の脳を模倣した機械であるAIについて考えることで、改めて「人間とは何か」という問いについて考えるのが番組の基本的な内容です。
「超AI入門」というタイトルの通り、初心者にも非常に分かりやすくAIの仕組みや基本的な考え方を説明してくれているのですね。
最初2017年3月24日に特別番組として放送され、その後(人気が出たため?)10月に毎週金曜夜10時から全12回でシリーズ化されたのですね。
またシリーズ終了後の翌週にもまた特別編が放送されたそうです。
……実は私自身この番組と出会ったのは去年2018年になってからですから、この当時のことはよくわからないのですね。
2018年の10月4日から再放送が始まったので、私はそれを見ていたのですね。
そしてことし2019年1月10日夜10時から新しいシリーズが始まるわけなのですが、なんだか「10」という数字がやたらとたくさん出てきますね。
放送は全12回なのに……何かの縁起担ぎなのか知らん。
ガレージでAIが作れそうだという気がしてくる番組
……それにしても、こういう番組で解説してくれるとAIというものがより身近に感じられるようになってきますし、ひょっとして自分にも作れるんじゃないか……などとあらぬ妄想をしてしまうのですね。
きつね、昔システム開発をしていたせいか、こういうのを見るとなんだか作ってみたくなるのです……。
頭ではAIだなんてそんな高度なもの、相当ハードな修行を積んだその道の達人でなければ作ることはできないのではないか……などと思うのですが、ネットでは「独学でも作れる」「作るためにはこれを学べばOK」などという意見もまことしやかに語られていますし、ようするにどちらなのかわからないのですね。
こういう時はとりあえず自分に都合のいい方を信じておくのが良いと思うので、とりあえずきつね、「AIは独学でもある程度は作れる」という解釈をしておこうと思います。
おそらく大手IT企業や大手大学研究室で作られているようなすごいものは無理だとしても、そこそこの機能を持つ「なんちゃってAI」くらいならば個人の力でも作れるのでしょう、多分……。
……などと言葉にして整理しているうちにまた自信が出てくるのですね。
……こんなこと、本業でAIを作っている人たちが見たら怒られてしまいそうですが……。
……松尾先生に叱られる!?
ですがそもそも私は少なくとも過去においてはプログラミングが本業だったはず……!
AIにおいてはプログラムは主役ではありませんが、作るにはプログラムを書く必要があるのもまた事実です……。
CだのJavaだの、プログラミング言語は果てしのない数が存在しますが、AIのプログラム部分はPython(パイソン)という言語を使って作られるのですね。
……実は上手い具合に、去年のちょうど今頃、私はPythonの勉強をしていたのですね。
その時は特にAIを意識していたわけではなかったのですが、この言語が面白いという話を聞いて自分でもやってみたくなったのです。
……我ながらなんとミーハーな。
ですがどうにも身が入らなかったのですね……せっかくインストールしたのに。
やはりプログラミング言語の勉強というものは実際にプログラムを作りながらやらなければモチベーションが維持できないのですね。
早い話が言語そのものに対する興味があっても、それで一体何を作りたいのかという部分がちゃんと定まっていなければとても続くものではありません。
これは外国語を学ぶとき、「外国人の~さんと話したい!」というような明確な動機が無ければ続かないのと同じですね。
ですが……「なんちゃってAI」……。
これはいいかもしれない……?
ちょうど松尾先生の本が出ていますし、とあるサイトの「入門者はこれを読んでみると良い書籍」の紹介の記事でこの本が紹介されていましたから……せっかくなので読んでみようかな……。
……いけない。ただでさえブログのイラストも描けないほど忙しいのにこんなことをしている余裕はありません。
でも本を読むだけならいいかな~などと考えてしまう自分がいるのですね……ううむ……。
……まぁいいか……。
そもそも私はチェスだのお絵かきだのパズルだの最近加わったオセロだの、仲間内でも多趣味なことで知られているのですね。
なので今さらその趣味の中にまた新たに「なんちゃってAI製造」が加わったとしても何の不思議もありませんね、きっと。
………なので私の新たなる趣味は、「なんちゃってAI製造」に決定です!
新シリーズに期待!
さて……肝心のNHK「人間ってナンだ?超AI入門」シーズン2はNHKのEテレにて1月10日より毎週木曜日午後10時から放送開始です。
公式サイトによるとスタジオの構成が大幅に変わった上、シリーズ1では登場しなかった新しい分野に関するAI技術が出てくるようですね。
第1回のテーマは「会話する」……。
相手の言葉を理解させるために作られた最新の技術を搭載したAIとの会話を通じ、「共感」という能力は果たして人間だけのものなのか……というところに切り込んでいくようです。
実は「会話する」というテーマはシリーズ1の第1回目でもやったと思うのですが、おそらくさらに進化した内容となっているのでしょう。
き……気になります。
これは是非とも全回見逃さずにチェックしなくては……!