何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

子どもたちのロボコン!世界大会で日本のチームが大活躍!

WRO

某ニュースサイトを見ていたら面白そうな記事が目に飛び込んできました。

なにやら先月行われていた「ワールド・ロボット・オリンピアード」なるもので、子供たちの作ったロボットが賞を取ったのだそうですね。

ロボコン」みたいなものなのだろうかと思い関連記事を読んでみたのですが、これがなかなか興味深いイベントでした。


この「ワールド・ロボット・オリンピアード(World Robot Olympiad)」、略称でWROとも呼ばれているようです。

世界の小中高生によるロボットの国際大会で、毎年世界のどこかで開催されているのですね。
毎回世界60以上の国と地域から2万4000チームの小中高校生が参加し、それぞれのロボットを競うようです。

ことしの大会は11月16日~18日までの期間にタイのチェンマイでやっていたのですね。
日本からは17チーム60名が参加し、そのうち6チーム入賞したのだそうです。


……元々子供たちの大会だったのですね。
てっきり大人の大会で子供が作ったロボットが入賞したのかと思いました……。


あっいや、それでも十分すごいと思います!
世界中の2万4000チームの中で賞を取った時点ですごいですよね!


大会は

・レギュラーカテゴリー
・オープンカテゴリー
・アドバンスド・ロボティクス・チャレンジ

の3部門に分かれているそうで、世界大会に先駆けてことし9月には日本国内での大会があり、世界大会へ出場する17チームが決まったのですね。

毎年変わるテーマに沿ってロボットを作り、その出来栄えを競い合うのですね。

ことしのテーマは「Food Matters」……つまり、「食」だったようです。


……「食」とロボット………。


何だか珍しい組み合わせな気がするのですが……一体どのような作品が集まったのでしょう。


大阪の中学生チーム OTEMON QUEST

「オープンカテゴリー部門」で5位に入賞した「OTEMON QUEST」さんというチームの情報が載っていました。

これは大阪市追手門学院大手前中学校の「ロボットサイエンス部」の3人からなるチームなのですね。

なるほどそれで「OTEMON QUEST」か……。

と、いうか……ロボットサイエンス部……。

なんだか「仮面ライダー部」を思い出してしまいました。

こんな部活が……あるのですね……今の時代。

このチーム、なんと2014年から5回も連続で世界大会に出場しているのですね。

去年のWROコスタリカ大会では「手話ロボット」なるものを作り3位(銅メダル)に輝いたそうです。

これはなんと「手話通訳をする」ロボットだったのですね。
写真が上がっていたので見てみたのですが………、手だ…………。

きっと素晴らしいロボットだったのでしょう。

この「手話ロボット」のメンバーのうち2人は今回も参加したのですね。

今回開発したのは食事介助ロボット「もぐもぐくん」……というものだそうで、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)という最新技術を用いたロボットなのですね……。

仮想現実……は実際に自分がコンピューターの中に作り出された空間(仮想空間)にいるように見せる技術ですね。
身近な例ではゲームなどで使われていますね。
自分がゲームの世界に入り込み、より臨場感あふれる体験ができるのですね。

拡張現実は現実の世界にCGなどを合成して、現実にないものがそこにいるように見せる技術ですね。
これまた某スマホゲーム等に使用されています。

チームは昨年銅メダルを獲得した「手話ロボット」の開発経験を活かし、誰かの心を温めるロボットが作れないかと思い、「介護」に至ったのだそうです。
なんと2か月もの構想期間を経てロボットの企画を練ったのですね……。

実際の介護の現場では「ロボットではなくて人がやって欲しい」と誰もが思っているので、ARとVRを駆使することにより、介護される人が幸せに食事をすることができるロボットを思いついた……と書かれていました。

ゴーグルを覗くと大好きな人がそこにいるように見えるのですね。

そしてその人と会話をしているとロボットアームが食事を口まで運んでくれ……つまり、その人に実際に食べさせてもらっているような気分を味わえるのですね。

技術の力でロボットを温かみのある物にした……のだそうです。

な……なんだかすごいですね……。
VRやARを駆使してゲームなどをする技術はいろいろ見たことがありましたが、こんな使い方があるのですね……。

しかもロボットと融合させているのが画期的だと思います。
VRもARもソフト面での技術ですから、映像やゲームの分野で使うイメージが強かったのですが、まさかそれをロボットに取り入れるなんて……。

こ……これは……!!
使い方によっては「介護」の分野だけに限らず、その「外」の分野でも大いに活かせると思います!

例えば架空のアイドルに恋をしている人がゴーグルを覗くと、そのアイドルが目の前にいて、その人はアイドルと………………。


……………などということを考えるのはいささか不謹慎ですね。


またこのロボット、「会話」「通信」「画像処理」等のソフト面の機能がふんだんに含まれていますから、部分の実装が難しかったらしいのですね。

そのためチームは専門家に弟子入りし、長きにわたる修行の末、ついにそれらの技術を体得したのだそうです。


……なんだか近代的なロボットの世界と昔懐かしい職人の世界とが入り乱れているような……。
あの、この人たち中学生ですよね……?


またロボットがあまりにも多機能だったため、国内大会でデモンストレーションするときに2回ほど失敗してしまったようです。
おそらく機能の実装・調整に手間取っていたのでしょう。

成功したのは全3回中1回だけだったといいますから苦労の跡がうかがえます。

ですが常連校だけあって高いプレゼンテーションの能力を活かし、見事最優秀賞を得て世界大会へ出場できるようになったのですね。

世界大会での成績は5位です。
なんと、出るだけでもすごい大会なのにそんな好成績とは……。

残念ながらメダルはもらえませんでしたがそれでもすごいと思います。

きっとこの大会は彼らを大きく成長させたことでしょう。

これから先の「OTEMON QUEST」さんがどうなっていくのかとても楽しみですね。


関東の小学生チーム Candy Samurai

そう言えば……。
この大会、世界各国の「小中高生」が参加するんでしたね。

当然小学生のチームも参加していたのですね。

上記「OTEMON QUEST」さんと同じく「オープンカテゴリー部門」に参加した「Candy Samurai」さんというチームはメンバーが全員小学生なのですね。

このチームもまた前回の世界大会に出場していたそうで、その時はなんと7位に入賞したのですね。

……またしても大会常連チームが!

「日本の食品ロス問題の解決と飢餓に苦しむ子供たちを救うこと」をテーマに、「廃棄されていしまう食品から栄養満点のキャンディを作り出すロボット」を開発したのだそうです。

……なるほどそれで「Candy Samurai」か……。

食べ物を栄養食品に加工するロボットというのが斬新だとおもうのですが、それにしてもなぜキャンディなのでしょう。

どうやら理由は「軽くて小さく持ち運びしやすい」「袋に入っていれば長持ちする」「お腹が空いて食べ物を噛む力がない子供でも舐めるだけで栄養が摂れる」の3つなのだそうです。

……最後の1つ……。
何だかシビアな感じがするのですが、確かにその通りだと思いますし、よく考えられています。
ここまで想像が働くとは、きっと入念に綿密な調査を繰り返して考えた結果見つけ出した答に違いありません。

このロボット……一見するとロボットというより一つの工場のようです。

内部は「材料となる食べ物を容器から取り出す」「食べ物をフリーズドライにする」「ミキサーで粉砕する」「キャンディを作る」「キャンディを切り分ける」……等の機能ごとにモジュール化されているのですね。

なるほど食べ物を粉砕して混ぜ合わせることでキャンディにするのですね。
なんだかただいま放映中の朝ドラに登場する栄養食品「ダネイホン」を思い出してしまいました。

しかも全ての工程を自動でやってくれるといいますから何とも高性能です。
開発にはなんと4カ月もかかったのですね。流石にこれだけの機能を実装すると時間がかかるのでしょう。

……でも「材料を容器から取り出す」って……そこは手作業でいいんじゃ……。

国内大会では(サムライらしく)刀を用いたプレゼンテーションで見事優秀賞を獲得し、世界大会への出場権を得たのですね。

そして世界大会では8位に選ばれました。
おしくもメダルには届きませんでしたが、「OTEMON QUEST」さんともども素晴らしい成果だと思います。


他にもいろいろなチームが参戦

それにしてもこのような大会があったとは知りませんでした。
きつね、「オリンピアード」と名の付くものはチェスの大会くらいしか知らないのです……。

上記2チーム以外にも色々なチーム、色々なロボットが参加していたのですね。
残念ながらすべてを知ることはできませんでしたが、きっとどれも素晴らしいロボットだったのでしょう。

全部見てみたい気がするのですがとても時間が足りません。

また、どうやらこの大会は世界の問題をロボットで解決することを目指しているようですね。

そのため人の役に立とうというチーム・ロボットが多く参加しているものと思われます。

自分の力を自分の利益のためにしか使おうとしない人ばかりのこのご時世、このように人の役に立つものを作りたいという人たちが、人助けのために力を使おうとしているのはとても素晴らしいことだと思います。

彼らにはずっとそんな心を持ち続けていて欲しいものですね。