何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

星の内部を調べる探査機、火星に無事到着!

謎の植物のような探査機

火星に新しい探査機が到着したようですね。

けさ、日本時間の午前4時54分に無事に着陸し、初画像となる地平線の写真を送ってきたのですね。

探査機の名前は「インサイト」といい、アメリカが開発したものなのですね。

火星に探査機が降り立つのは2012年以来6年ぶりなのだそうです。


インサイト(InSight)

「洞察力」……という意味かと思いましたが正式名称は「Interior Exploration using Seismic Investigations, Geodesy and Heat Transport」というのですね。
日本語にすると「地震調査、測地学、熱移動を用いた内部探査」……というような意味になるのでしょうか……。

……名前というよりもはや文章になっている気がするのですが……。
しかも「内部探査機」じゃなくて「内部探査」って……。

長いですが、縮めると「洞察力」という言葉になるようです……かなり強引な気もしますが。


インサイト」はこれまでで初となる「火星の内部を探査する」探査機で、ことしの5月に打ち上げられたのですね。

歴代の探査機と違って火星表面を動き回るのではなく、一か所に留まって観測を続けるのだそうです。

……これまでの探査機が「動物」だとすると、インサイトは「植物」のような動きをするのですね……見た目のまんま。

地震計や熱流量計を使い、火星の地震や地面の温度を調べるのだそうです。

これによりどのくらいの頻度や大きさで地震が起こるのか、地殻変動の度合い、また火星に衝突する隕石の頻度などがわかるようです。

……火星にも地震ってあるのでしょうか。

……そりゃあるか。「地球型惑星」だし……。

あれ、でも磁場は殆どないんじゃ……。

……磁場は外核地震マントルに由来するから関係ないのかな……。

でも磁場がないってことは外核が冷えて固まっているってことなんじゃ……。

外核が冷えているのにその周りにあるマントルはアツアツで活動を続けているのだろうか……。
普通冷める時は外から冷めていくものなんじゃ……。

……もしかして、核とマントルとの「融点の差」によりそのような不可思議な現象が?……だとすると……こ、これは……


……「温泉たまご」、なのですね。


……疑問は尽きませんが、地震や地熱を調べることによって火星の詳しい内部構造がわかるのですね。
火星が「温泉たまご」なのか「固ゆでたまご」なのか、それとも「生たまご」なのか、その謎も解けるのでしょう、きっと。


また火星には地球では考えられないような地形……標高2万メートルを超える高山「オリンポス山」などがありますが、その誕生の秘密にも迫れるようです。


オリンポス山」……と聞くと某「地球から6万光年離れた惑星」の真ん中の大陸にある、周囲を「メルクリウス湖」に囲まれた高い山(島?)を真っ先に思い浮かべてしまうのですが、きっとこれはきつねの考えすぎでしょう。
この山はその高さゆえに頂上に登れば大陸全土を見渡すことができるため、有事の時にはここを占領した方が戦を制すると言われていたと思うのですが、火星の「オリンポス山」には関係のないことですね、きっと。


内部構造を探ることで、同じ「地球型惑星」なのになぜ地球と環境がこうも違うのか、そもそも火星はどうやって誕生したのか、「オリンポス山」はどうやって生まれたのか……などの疑問の答えが見えてくるようです。

このような調査を行う探査機は「インサイト」が初めてなのですね。


またそれらの謎が解ければ、火星だけでなく火星と同じ「地球型惑星」(地球、金星、水星、また月も)に対しても、色々とわかるのだそうです。
同じ「地球型惑星」ですから共通部分があるのですね。

ですが今の所「インサイト」の運用は2年間だけの予定なのですね……なんだか短い気もしますが……。


歴代火星探査機

そういえば……、冒頭で「火星に探査機が降り立つのは2012年以来6年ぶり」だと書きましたが、実は今までに8基もの探査機が火星に降り立っていたのですね。

……途中で音信不通になった子を入れるともっとたくさんあるようです。

歴代の探査機の一覧はこのようになっているようですね。

1976年     「バイキング1号」 (アメリカ)
        「バイキング2号」 (アメリカ)
1997年     「マーズ・パスファインダー」 (アメリカ)
2004年1月   「スピリット」   (アメリカ)
        「オポチュニティ」 (アメリカ)
2008年5月   「フェニックス」  (アメリカ)
2012年8月6日 「キュリオシティ」 (アメリカ)
2018年11月26日 「インサイト」   (アメリカ)

…………すごい……、ほとんど……というか全部、アメリカの探査機なのですね……。

実際はこれらに先駆けて1973年に旧ソ連の「マルス3号」というのが着陸していたらしいのですが、到着早々20秒で連絡が途絶えたのですね……。
また同年に「マルス6号」が送り込まれたものの、やはり到着後1秒でお亡くなりになったようです……。

マルス」シリーズは全部で7号まであったらしいのですが、他の5機は墜落をしたりそもそも周回軌道に入れなかったりと着陸すらできなかったのですね……。

マルス」開発チームの方々はさぞ悔しい思いをしてきたことでしょう。
「バイキング1号」が着陸に成功したと知った瞬間、チーム全員がハンカチを噛みながら地団太を踏んだに違いありません。

マルス」含めて歴代探査機が無事に着陸できた割合はどうやら40%しかないようです。

……「マルス」シリーズ以外にも、一体今まで何基の探査機が帰らぬ人になったのでしょうか……。
火星到達のむずかしさがうかがえますね……。


インサイト、がんばれ!

ともあれ、この「インサイト」の着陸成功により今後内部構造など含めて様々な謎が解明されていくものと思われます。

「核やマントルがどうなっているのか」「『オリンポス山』がどうやってできたのか」なども気になりますが、「火星に生物はいたのか」というのも気になりますね……。

一説には地球生命は火星で生まれ、その後隕石に乗って地球に来たとも言われていますが、その辺り実際の所はどうなのだろう……。
地質の調査でわかるものなのだろうか。

この調査でわかったことが少し後の未来では当たり前のように学校の教科書に乗っていたりするのでしょうかね……。