何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

コンビニが反対するレジ袋の有料化。どうするべきか

レジ袋問題

レジ袋有料化にコンビニが反対しているようですね。

少し前に、海のプラスチックごみを減らすため、「レジ袋有料義務化」という戦略案が環境省によって打ち立てられました。

既に自主的に有料化している所もあるため、スーパー各社は肯定的に考えているようですが、コンビニ各社は有料化には反対しているのですね。

どうやらそれぞれのお店のスタイルの違いが影響しているようです。


レジ袋有料義務化

ことし10月19日、環境省が「使い捨てプラスチックの削減戦略」の素案を発表したのですね。
プラスチックごみで海が汚れるのを食い止めるために打ち立てられた戦略です。

国内では1年間になんと900万トンものプラスチックが捨てられているのですね。

驚くべき数値だと思うのですが、そのうち400万トンがレジ袋や包装容器、ペットボトルなどの使い捨ての容器なのだそうです。

……多いですものね、使い捨てプラスチック容器。
昔はお肉屋さんでお肉を買うときに竹の皮で包んでもらったり、八百屋さんで買った野菜や果物を直接竹で編んだバッグに入れて持ち帰ったりしたものですが、今ではほとんど全部プラスチックのトレイや袋に入っていますものね……。

プラスチックごみの全体の8割が家庭などから出ているのだそうで、一般の人たちの買い物スタイルの変化がうかがえますね。

この素案の中で、環境省は使い捨てプラスチックの排出量を2030年までに25%減らすという目標を立てているようです。
いつと比べて25%なのかは明記されていないみたいですが……。


また今回の話題であるレジ袋なのですが、国内で年間450億枚使われていると言われていて、そのうちの3割がコンビニのものなのですね。
計算上では「国民1人が1日に1枚のレジ袋をもらっている」ことになるようです。(あくまで数字の上ですが……。)

レジ袋が全体のプラスチックごみの一体何割なのかは定かではありませんが、もしレジ袋を削減することができれば、かなりの量のプラごみを減らすことができるものと思われます。

そこで戦略の一つとして、「レジ袋有料義務化」と呼ばれるものがあるのですね。
スーパー、コンビニなどの小売店が対象で、2020年以降の義務化を目指しているようです。

これは名前のとおりスーパーやコンビニのレジ袋を、今までのようにただで配るのではなく、お客さんにお金を出して買ってもらおうという考えなのですね。
レジ袋にお金がかかるようになるため、結果としてみんなが使う量を節約しようとするようになり、結果プラスチックごみが減る、という作戦のようです。

案が発表された10月時点ではどのお店を対象にするのかどうかはまだ決まっていなかったようで、スーパーやコンビニなどの業界と水面下で話し合いを続けていたのですね。
その時点では明確に反対している業界はなかったようです。

それどころか、既に有料化をしているスーパーからはむしろ前向きな取り組みとして受け止められていたのですね。

具体的に値段をいくらにするのかはまだ決まっていないようですが、おそらく数円程度だと思われます。


一部スーパーでは既に有料

そういえば確かに、「レジ袋2円」などと書かれているスーパーをよく見かけます。
私もたまに西友さんや三和さんなどに行きますが、両社ともこのような取り組みをしています。

値段の相場は袋の大きさにもよりますが、大体1枚2円~5円ほどのようです。

いつごろから有料になったのかは定かではありませんが、どうやら一部地域では2008年の時点で既に有料化が始まっていたのですね。

山梨県では2008年に行政とスーパーが協力して有料化を始めていたようです。

また東京杉並区も、各小売店にレジ袋削減を義務付ける条例を出しているのですね。
この条例は全国初だったようです。

条例の主な内容が「有料化」なのかどうかはわかりませんが、これにより2016年には2008年と比べると16%もレジ袋を削減できたのですね。

この辺りから徐々に全国のスーパーにレジ袋有料化の試みが広がっていったものと思われます。

また、現在東京武蔵野市では、市内にあるスーパー11社と協力して削減を進めているのですね。
方法としては有料化以外にも割引、ポイント還元などいろいろあるようです。

どうやらスーパーの会社によって違うらしく、今の所削減方法の統一はされていないのですね。

なのでこれから法律で全国的に「有料化することにより削減する」と決まれば、おなじ方法に統一することになるのですね。


だがコンビニは反対

……ですが、今の所前向きに受け止めているのはスーパーなどで、コンビニは反対しているのですね。

……10月時点で環境省曰く「明確に反対している業界は無かった」はずなのですが、考え直したのだろうか……。

コンビニはレジ袋全体の3割を占めているため、ここでレジ袋を削減することは相当な効果がありそうですが、反対しているのなら期待できないのかも……。

しかしなぜコンビニだけ反対しているのでしょうか。

コンビニはスーパーのように「最初から買い物しようとして来る人」だけでなく、「出かけた先で急きょ必要になったものを買いに来る人」も立ち寄るのですね。

つまり、前者の場合は「買い物に行くのだから買い物袋を持って行こう」となり得るわけですが、後者の場合は「いけない、買い物袋を持っていない!レジでもらえないかなぁ」となり得るわけです。

ここで有料化されていたら少し不便ですね……。

また、矛盾することを言うようですが、「そもそもコンビニを使うような人は、少しくらい割高になっても気にしない人だから、レジ袋に数円掛かったとしても気にしないし削減にならないのでは」という意見もあります。

……なるほど……。
確かに、コンビニの品物はスーパーに比べて少し高いですね。
「少しでも安い所で買い物がしたい!」「お金を節約したい」という人ならスーパーその他に行ってしまいますよね。

なのでコンビニで買い物をしている時点で、その人は高いことを承知で来ているはずです。
……つまり、それだけ「少しくらい高くてもいい」と考えているわけですね……私も頻繁にコンビニを利用するのでよく分かりますが。

そのようなコンビニユーザーを相手に「レジ袋を数円で有料化」したとしても、「数円くらいなら払うよ」となってしまい、結局は削減にならない可能性の方が大きい気がします……。

……その分コンビニは儲かるかもしれませんが。


結局どうするのが正解なのか

……いっそのこと昔に戻してしまえば……。
……などと極端なことを考えてしまいたくなるのですが……。

早い話が、みんながみんな買い物袋……エコバッグを携帯するようになれば、レジ袋の心配をする必要はなくなると思うのです。

法律で有料化したとしても、結局はレジ袋を流通させていることには変わりませんから、お金に糸目を付けない(?)人たちは毎回買ってしまうのではないかと思います……。

むしろレジ袋ではなくエコバッグをお店で売ってはどうかという意見がありますが、私は名案だと思います。

それプラス、レジ袋をそもそも廃止してしまってはどうでしょう。

出先で急に雨が降ってきた時、運悪く傘を持っていなかったため、コンビニに駆け込んで傘を買っていくお客さんはたくさんいます。
一本500円以上もするビニール傘ですが、やはり雨が降ると欲しくなるのでしょう。

雨に濡れて帰るよりは500円払うことを選ぶのですね。

また、一度買った傘はまた次の雨の日も使うことができますね。

それと同じように、運悪くエコバッグを持っていない時でも、お店にレジ袋が無く、なおかつエコバッグを買うことができれば、コンビニで傘を買っていく人たちならば買ってくれると思うのです。

またそうすれば傘と同じように、次回からはそのエコバッグを持って買い物に来ることもできます。

大きなビニール傘とは違い、エコバッグなら鞄に畳んで入れておけますから、バッグの値段がそこそこ高ければ、みんな買い直すのではなく再利用する方を選ぶのではないでしょうか。


……などということをいろいろ考えてみたのですが……実際の所どうなのだろう……。
レジ袋を使う目的はただの利便性だけではなく衛生面にも関係しているようですし……。

うーん……難しい問題ですね……。
利便性と衛生面……両方を満たすエコバッグがあればいいのかな……。


…………抗菌エコバッグ……?
500円くらいなら買うかな……。