何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

北海道に宇宙港!種子島よりも大規模な施設が建造される?

北海道に宇宙港

……何だろう……頭の中でつい「下町ロケット」のテーマが鳴り響くニュースを見つけてしまいました。
ロケットではなくてロケットを打ち上げる施設の話ですが。

ロケットや宇宙船が離発着できる施設、いわゆる「宇宙港」を北海道に作る構想があるようですね。

場所は北海道大樹町という町で、元々「宇宙の町」として知られている所だそうです。

既に町には「多目的航空公園」なる施設があり、あの宇宙航空研究開発機構JAXA)が1997年から実験用の飛行機を使って色々と実験をしているのですね。
長さ1000メートルの滑走路やベンチャー企業が使う小型ロケットの発射台もあるようです。

NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)」は大樹町と協力して、この施設を大幅に拡張して日本初の「宇宙港」を作ろうと考えているのですね。
現在宇宙関係者たちが大いに注目しているのだそうです。

ロケットや宇宙船と言えば……今の所では種子島宇宙センターが有名ですね。


種子島宇宙センター

総面積が970万平方メートルもある、日本最大のロケット発射場ですね。

種子島は鹿児島県の南側にある島で、縄文杉で有名な屋久島のお隣ですね。
また戦国時代にポルトガルから火縄銃が伝わってきた場所としても知られています。

宇宙センターはこの種子島の南側で、海に面した場所にありますね。
そのためか世界一美しいロケット発射場とも言われているようです。

日本の人工衛星打ち上げの中枢であり、そこには

 大型ロケット組立棟
 大型ロケット発射場
 衛星組立棟
 衛星フェアリング組立棟
 総合指令棟

などの様々な施設があるので、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、発射、発射後のロケットの追跡などの一連の作業が全て行えるようになっています。

一口で「種子島宇宙センター」と言いますが、本当は中にこんなにいろいろな施設があったのですね……。
ロケットの発射の工程はそれだけ複雑なのでしょう。

日本神話に登場する道案内の神様の名前を持つ衛星ヤタガラスはここで帝国重工のロケットに搭載され、宇宙に向かったのですね。
現在6号機まで打ちあがっていますがそう言えばヤタガラス自体は一体どこの会社が作ったのでしょうね?

ただ、これだけ設備が整っている種子島ですが、まだ「宇宙港」ではないようです。
宇宙港の定義がイマイチ曖昧なのでよく分かりませんが、これから北海道に建設予定の施設が日本では初になるのですね。


「北の種子島」、間もなく完成?

さて、先ほどのNPO法人「HASTIC」ですが、滑走路などの既存の多目的航空公園の宇宙施設を大幅に増築して宇宙港にしようとしているようです。

私が見たニュースサイトによると手始めに民間の力だけでは国内初となる高度100キロ以上への宇宙空間へ行くことを目指しているようです。

公園には既に民間のベンチャー企業である「インターステラテクノロジズ」が小型のロケットの打ち上げに使う発射台があるのですね。
この発射台をまずは拡張することで高度100キロまで行こうという計画のようです。

……民間だけで……とあるので、ということは今回はJAXAさんは関わっていないのかな……?
どうやらインターステラテクノロジズさんを中心とした計画のようですね。

他にもいろいろ計画がありまして、その後2020年頃までに超小型衛星用のロケットを打ち上げるという構想もあるようです。
衛星打ち上げに使うロケットは重力圏から出られるようにより力の強い大きなロケットでなければだめなのですね。

現在の発射台は小型ロケット用のものなので、大きなロケットにも対応できる新しい発射台を作る必要があるようです。
早ければ来年の11月頃には完成できそうだとのことなのですが、建設費用は3~5億円だそうです……。

……5億……高いんだか安いんだかわかりませんね……。
ロケット事業にしてはそんなにかからない方……なのかな……?

いずれにせよハロウィンジャンボの一等当選金額と同じ値段ですね……。
一民間人にとっては一生遊んで暮らせそうな金額です。

なんにせよ来年11月とのことですから、この時点で北海道は早くも種子島に続く第二の衛星の拠点になり得るのかもしれませんね。


他には商業打ち上げ用の小型ロケットの発射台と中型ロケット用の発射台も建設するそうですね。
それぞれ21年と26年に完成できるようにしたいとのことですが……商業打ち上げ用ロケットって……一体何をするものなのでしょう。

人工衛星の打ち上げの依頼とかを受けるのでしょうか……。
でも衛星を飛ばすには小型ロケットでは駄目だという話じゃ……?

……きっと何か考えがあるのですね。
一体何に使うのか……今から気になるところですが……。

まぁ、われわれ一般庶民には当分の間縁のない事業なのでしょう……。

中型ロケットの方は、大型車両からロケットを打ち上げるという移動式発射台を使う予定……だそうです。
……ヤタガラスを打ち上げたアレだろうか……。

それからこれはもっと先になる事らしいのですが、大型ロケットの射点建設も構想しているようですね。

……あれ……?
これって上に書いた「衛星打ち上げ用の大きなロケット」とはまた別の話なのでしょうか……。

……なんだかロケットの種類がいろいろ出てきてややこしくなってきましたね。
とりあえずロケットは置いておきましょう……。


ロケット以外にも?

ロケットの発射台の建設と同時に滑走路の延長工事を進めるようですね。
滑走路の長さは今は1000メートルですが、これを最終的に3000メートルまで延ばすようです。

超音速無人機や、スペースシャトルのような飛行機型の宇宙船「スペースプレーン」などの離着陸をするためなのですね。

スペースシャトルは飛び立つときはロケットに乗っていきましたが、スペースプレーンは大型のジェット飛行機に乗って高度2万メートルまで行き、そこから自分でロケットエンジンをふかして宇宙に行くのですね。
飛び立つときも滑走路を使って飛んでいく仕様のようですね。なるほどこれなら発射台が必要ないのですね。

それにしても滑走路の整備費……重たい大型旅客機用の普通の滑走路と違って200億円程度で済む……そうなのですが……。

……普通の滑走路の方がコストがかかるのだろうか……。
どの道先ほどの5億円の40倍になってしまいました。滑走路を作るよりロケットの発射台を作る方が楽なのですね……。

高度100キロの宇宙空間まで人を乗せて飛ぶ事ができる「日本版スペースシャトル」の開発が名古屋や東京のベンチャー企業で進められているようです。
「日本版スペースシャトル」……ロケット式でしょうか、ジェット機式でしょうか……。

その内民間人が普通に空港で飛行機に乗るように宇宙船に乗れる時代が来るのだろうか……。

なんにせよこれらの宇宙船が大樹町と宇宙を往復する日も近そうですね。

そしてそれらの宇宙船を構成しているパーツは下町の町工場で職人たちが最高の技術を以て作り上げた「下町パーツ」に違いない。

また北海道は種子島よりも面積が広いですね。これも「宇宙港」候補地として選ばれた理由の一つのようですが、大きなものとしては海が近いのでロケットの安全確保がしやすいのですね。
ロケットは打ち上げられた後は陸地を避けなければならないようですが、海の上を飛ぶのならあまり気にしないで済むということらしいです。

広い面積を利用して海沿いの敷地に色々な施設を追加していけば本家種子島よりもさらに色々な事ができるようになるかも……?

……ロケット……。
もう少し身近になればいいんですけどね……金銭的な意味で……。