何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

ゴジラ、ついに宇宙デビュー!?NASA公認の22星座に「ゴジラ座」

ゴジラ

……言わずと知れた「怪獣王」ですね。
1954年に第1作が公開されてから、今の今まで続いてとうとう来年で65周年を迎える東宝の人気特撮映画シリーズですね。
現在までに日本国内では29作品が制作されたようです。

29作目は2016年夏に公開されて話題になった「シン・ゴジラ」ですね。庵野秀明さんと樋口真嗣さんのタッグで今までとはまた違う雰囲気のゴジラに仕上がっていました。
これでシリーズ通しての観客動員数がなんと1億人を超えたそうです。

……数字が大きすぎてよくわかりませんが、日本全国の人がシリーズのどれかを見ていると思えばいいのでしょうか……。
この記録、日本の実写映画のシリーズ作品では歴代最高らしいので、かなりすごいことなのでしょう。

日本以外、アメリカでも既に何作か作られていますね。
今もモスララドンキングギドラも登場する続編が現在制作中で……来年の5月にはアメリカで公開されるのですね!

さて、このゴジラですが……なんとこのたび星座デビューすることになったようです。
既に世界で活躍されていると思っていたあのお方が今度は宇宙ですか……。なんだか壮大すぎてついて行けませんが……。


NASA研究チームが星座認定

今回ゴジラを星座認定したのは「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡研究チーム」という人たちだそうです。
これはかの有名なアメリカ航空宇宙局NASA」と、そのほかの世界の色々な国々の研究機構からなるチームで、ガンマ線を観測する望遠鏡を積んだ「フェルミ」という観測衛星を運用しているチームなのですね。


ガンマ線……というのは放射線の一種で……、一般的には放射性同位体元素……ええと、要するに「放射能を持つ元素」から出ます。
同じ放射線には他にもアルファ線ベータ線などがありますね。

ただしアルファ粒子(陽子2個と中性子2個の4個の粒子がくっついてできた粒子)の流れであるアルファ線や、電子もしくは陽電子の流れであるベータ線とは違い、ガンマ線は粒子ではなく電磁波……つまり光や電波の仲間です。
宇宙では「パルサー(点滅する電磁波を放つ星)」や「超新星残骸(太陽よりも非常に重い恒星が寿命を終えて爆発した後の残骸)」、「活動銀河核(活動銀河と呼ばれる特別な銀河のエネルギー炉)」などから出ています。


このガンマ線が数秒から数時間にわたりゴジラの放射熱線のように噴き出す「ガンマ線バースト」という現象が、フェルミが観測していた「ガンマ線を放つ星」ではよく起こるようですね。
…………「ゴジラも嫉妬する」ほどに…………。

どうやら超新星爆発(太陽よりも非常に重い恒星が寿命を終えた時にする大爆発)の後にできるブラックホール(非常に重く、強い重力を持つ星で、大きな恒星の成れの果て。その重力は光さえも飲み込む)や中性子星中性子でできた星。大きな恒星の成れの果て。直径たったの20キロメートル前後で重さはなんと太陽ほどもある。ブラックホールほどではないが非常に密度が高く、重力も強いミニ・ブラックホールブラックホール中性子性、どちらになるかは元の星の重さ次第)から出るようです。

ガンマ線は短い波長と高いエネルギーを持ち、物質を通り抜ける性質がありますが、大気には吸収されてしまうので地上にはあまり届きません。
私たち地球生命が宇宙からの放射線被爆しないように地球の大気が守ってくれているのですが、このおかげで地上でガンマ線を観測するのは難しいのですね。
そこで宇宙での観測のためにフェルミが打ち上げられたというわけなのですね。


フェルミ、打ち上げ10周年記念で22星座

フェルミは2008年6月11日に打ち上げられ、同年の8月から運用が始まりました。
これまでに幾多の「ガンマ線バースト」や「太陽フレア」を観測し、また3000以上の星を発見したようですね。

なお3000個というのは人間の肉眼で見える星の数に匹敵する数字だそうです。
多いような……少ないような……?

今回、チームはフェルミの打ち上げ10周年と、3000個以上の星を発見したことを記念として、フェルミが見つけた星の中からいくつかを線でむすんで22個の星座を作ったのですね。
星座になった星たちはいずれもガンマ線を放出するようです。

ガンマ線バーストゴジラの放射熱線が似ているので、それにあやかって今回ゴジラが22星座のうちの一つに選ばれたようですね。
他の星座たちもSFや宇宙に関係するものが中心で、ゴジラ以外にも、「星の王子さま座」、「超人ハルク座」、「エンタープライズ号座」、「富士山座」などがあるようです。

……………富士山………これ、SF関係無いんじゃ……?

それとも富士山の地下に巨大なコンピュータが建造されていて10月になると日本国民全員が無線で操られて悪の組織の手下になってしまう通称「オクトーバー・プロジェクト」なる某SF作品に登場した陰謀と関係しているからこれはこれでいいのだろうか……。

その流れを踏襲するなら、きっとこれから新たなアストロスイッチが開発されて「ゴジラゾディアーツ」や「富士山ゾディアーツ」、「星の王子さまゾディアーツ」なんかが現れて天ノ川学園中を我が物顔で闊歩し、「二十二星座の使徒」としてホロスコープスに宣戦布告をして「マント付きゾディアーツ」の座を奪い取ろうとするに違いない。

それにしても、星座ってもはや何でもアリなのですね……。なんだか私の知っている「星座」というものと雰囲気が違うような……。

などと思っていたら、認定した組織が違うのですね。

一般的に知られているオリオン座やカシオペア座カメレオン座やハエ座などの88個の星座は「国際天文学連合(IAU)」という組織が認定しているのですね。
両方ともちゃんと公式に「星座」を認定できるようです。

動物や神話の登場人物を元にした格調の高いIAUの星座とは違い、フェルミチームの星座は何とも大衆的で馴染み易そうですね。

まるで純文学に対する賞である「芥川賞」と、大衆文学に対する賞である「直木賞」の違いみたいだ……。
きっと「星座認定」は星界文学賞に違いない。

国際天文学連合認定星座」が「芥川賞」で、「フェルミガンマ線宇宙望遠鏡研究チーム認定星座」が「直木賞」なのだろう……。

………うん?
ということは、もしかしてゾディアーツになれるのはIAUの88星座だけなのだろうか……?

なんにせよゴジラさんが宇宙デビューを果たして、東宝さんは「日本の怪獣史上初めて」と大喜びだそうです。
これはこれでよかったのですね、きっと。

その内「ガメラ座」とか「仮面ライダー座」なんかも出てくるのだろうか……。
そうしたら今度はKADOKAWAさんや東映さんが大喜びしますね。