何とはなしに、きつねとコーラ。

管理人のきつねとその相棒のべっつりコーラが、日々の出来事について思ったことや感じたことをただ淡々と述べていくだけのブログ。

小惑星リュウグウ、着陸できる場所がない?

はやぶさ2着地延期

今年6月に目的地であるリュウグウ上空に到着したはやぶさ2ですが、着陸にちょっと手間取っているみたいですね。
当初の予定では今月末にははやぶさ2本体がリュウグウ地表に降りるはずだったのですが、それが来年1月頃に延期になったとのことです。

ありゃりゃりゃりゃ……三か月も。
ここまでは順調に進んでいたのに、ここに来てついに壁にぶつかってしまったようですね……。

というわけで、今回はこのはやぶさ2のニュースについて書こうと思います。

ひとまず今までの経緯のおさらいから……。


そもそもはやぶさ2とは

世界で初めて小惑星から試料を持ち帰ることに成功した無人探査機「はやぶさ」の後継機ですね。
日本の宇宙航空研究開発機構JAXA)で開発されました。
JAXAは本社が東京調布市にある国営の研究機関で、前作のはやぶさともども「仮面ライダーフォーゼ」によく登場していましたね。

はやぶさ2は2014年12月3日に打ち上げられ、今年の6月27日に目的地である小惑星リュウグウ」上空に到着し、話題になりました。

先代のはやぶさと見た目は似ていますが、トラブル続きだったはやぶさの経験を活かし、安全確実に運用できるようにするため全体的に機能がパワーアップしているようです。

はやぶさ2プロジェクトははやぶさが探査した小惑星イトカワ」とは別種の「リュウグウ」を探索し、そのサンプルを持ち帰ることで、太陽系の惑星、地球の海の水、生命などの起源を探ろうとする壮大な計画ですね。

……もしこの計画が成功すれば、きつねとべっつりコーラの起源もわかるのだろうか……。
生命の起源がわかるのなら、地球以外で生命が分布する星の有無などの目星も付くのかもしれませんね。

そもそも生命の起源……原始生命体は細胞だったのかそれとも細胞すら持たない生物だったのか……。
史上初の視認可能な多細胞生物、エディアカラ紀の生物はその後どうなったのか……。

などという疑問にも答えが出るのかな?さすがにそれはないか。

なんにせよ生物好きの私としてはなんだか今から計画の成功が楽しみになってしまいます。

惑星の始まりの謎に関しては……まぁいいや。


小惑星

同じ小惑星でもイトカワリュウグウは種類が違うのですね。

小惑星というものは、材料により大きくS型、C型、M型の三種類に分けられるそうです。
小惑星からの光の波長のスペクトル……つまり、光に含まれている色の成分を調べることで、小惑星が何でできているのかがわかるので、実際に現地に行かなくても種類が特定できるのですね。


S型小惑星

石でできた小惑星で、発見されているうちの17%に当たると言われています。イトカワがこれですね。

C型小惑星

これも石でできていますが、有機物を含んでいます。ということは地球のような成分……なのでしょうか。
発見されているうちの75%と言われています。

今回はやぶさ2が到達したリュウグウがこれにあたります。
S型の小惑星よりも、初期のころの太陽系の痕跡を多く含んでいると考えられています。

つまり、C型の小惑星を調べれば、S型を調べるよりも昔の太陽系の姿がわかるのですね。
有機物を含んでいるので生命の起源に関する謎の解明にもつながりそうです。

C型は太陽から見てS型よりも遠くにあるようなので、もしかすると辿り着くのが難しいのかも……?
太陽から遠い小惑星ほど、昔の太陽系の痕跡をより多く含んでいるようですね。

M型小惑星

金属でできた小惑星で、主な成分はニッケルと鉄だそうです。
金属でできているので生命の痕跡は見つからないかも……。

「ZOIDS」みたいに金属でできた生き物がほんとうに存在するのなら話は別ですが……。


リュウグウ

今回のはやぶさ2の目的地ですね。
C型の小惑星で、46億年ほど前、太陽系が生まれた頃の水や有機物が残っていると考えられています。

それでこの小惑星を調べれば地球の水や生命の起源がわかると言われているのですね。
大きさはいちばん長い部分で900メートルほどだそうです。

確かに小惑星だけあって、岩にしては大きすぎますが星にしては小さいですね。

それにしても46億年も前の水と有機物だなんて……腐らないのだろうか。


予想以上に手ごわいリュウグウ

今月下旬、ついにはやぶさ2はリュウグウに上陸する予定でした。
が、「ミネルバ2」の画像などから判断して延期に至ったようです。

ミネルバ2は今年9月に先だって分離・投下された探査ロボットですね。
このロボットが撮影した写真などから判断すると、星の表面の地形は予想以上に険しく、着地できそうな平らな場所が見つからなかったようです。

そのためプロジェクトチームは作戦を練り直すために延期を決断したのですね。

どの道11月下旬から年末あたりまでははやぶさ2が太陽に隠れてしまい、通信ができなくなってしまうそうです。
なのでその期間を利用して新しい計画を考えるとのことです。

来年の1月まで、3カ月も着地を延期するのですから、素人目にはかなり想定外のトラブルが発生したのではと心配になりますね。
そもそも着陸しなければ達成できないミッションで着陸ができなくなるだなんてかなり致命的な気もしなくもないですが……。

ですが責任者の津田雄一JAXA准教授は「未知の場所に行くのだから当初から計画通りに行くとは思っていなかった。ここに来てとうとうリュウグウが牙を向いてきた」というような事を仰っていました。

……プロジェクトチームはこういう問題が起こることを最初から想定していたのですね。
プロジェクトの進行そのものに影響を及ぼすほどの問題が起きても冷静に対応できるなんて……さすが宇宙分野で活躍している人たちは違いますね……。

これから何度かはやぶさ2をリュウグウの地表25メートル付近まで降ろして表面の詳しい状況を調べるみたいです。
無事に着陸できる場所が見つかるといいですね。